GL短編集

涼-りょう‐

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⑩亡国の騎士と現国の王女

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リーランス…現国の王女。品行方正且つ容姿端麗。女好きでド変態と言われている。攻め。

ルチア…亡国の騎士。受け。

※ルチアは、リーランスが所有する特別居所にて監禁され、匿われている。



ルチア「………んん…」


リー「…起きたのか」


ルチア「……リーランス王女、様…?」


リー「…そうだ」


ルチア「…っ?この姿は…な、なんですか?」


リー「そなたを縛ったのだ。この居所の中に…な」


ルチア「縛った…?な、なぜ、そんなことを」


リー「…そなたに一目惚れしたのだ」


ルチア「わ、私に、?」


リー「あぁ、そうだ。そなたは私のものになるのだ」


ルチア「…嫌です、死なせてください。亡国の騎士が新国で生きていても屈辱なだけですから。お守りする主人も友人も部下も、全て失った私が生きていける訳がありません」


リー「…ならば、私に仕えよ」


ルチア「……えっ?」


リー「……そなたを私の護衛とし、そして私の妻とする」


ルチア「リーランス王女様、何を…」


リー「分からぬのなら、そなたの心と体に教え込ませてやる…ちゅ」


ルチア「んむっ?!?!」


リー「…ちゅ、ちゅっ……」


ルチア「んんっ……っん、王女、さま、んん」


リー「そなたは騎士…王女である私に楯突くつもりか…?」


ルチア「…い、い、いえ、…っんんっ!!」


リー「ちゅ…なら良い…。さて、こちらも…」(衣装を脱がす)


ルチア「っんあっ、王女、様…」


リー「ふふ、怖がらなくてもよい。私に身を委ねていろ。…そなたは…ちゅっ。綺麗な女子だからな…」


ルチア「…んんっんあっ、んぅ、んんぅっ」


リー「胸をこうして……ちゅっ」


ルチア「……あああっ…んんんっ」


リー「…ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ。ジュルッ」


ルチア「…んんっ、あっあっあっんん、んん…ああぁ…んんぅ……」


リー「…ここ、私も好きなのだ。そなたも、良いだろう?気持ちよくはないか?ちゅっ、ちゅっ」


ルチア「…んんっ、んんっあっ、んん…おうじょ、さ、ま……んっ…」


リー「…ちゅっ………可愛い騎士様だな」


ルチア「っんん、あっんん…」


リー「………っちゅ…ちゅ…だんだん…私に身を委ねてきたな…?そうだ、それでよいのだ…そのまま…私のものになれ…ちゅ」


ルチア「…んんっんあっ、んんん……」


リー「ここに指を入れてみるぞ…っ」


ルチア「っあっ!んんんっっっ!」


リー「…っ、そなたのここ…熱いな。こんなに濡れている…」


ルチア「…あっあっ、んんあっ、王女、さま…おやめ…くだ、さ、い……んっ」


リー「やめろ?…やめる訳ないだろう。やめろと言われてもやめない。それが私だ。…さぁ…激しく、してやる…ほら……」


ルチア「あっあっあっあっあっ、んんっんん、んんあっあっあっ……んっあぅあっ、だ、だめ、で、す…んんっ」


リー「…好きだ、そなたが好きだ…私のものになれ…」


ルチア「……っ、んん、っ、んん、王女様の…ものに……っ、なります…っっんんっ!」


リー「……ふふ、嬉しいぞ…。そなたは私のものだ…誰にも渡さぬ…私だけが、そなたを愛せるのだ、私だけが、そなたの傍に居ることができるのだ…っっ!」


ルチア「…っあっあっ、んんあっあっ、んん…あっあっ…あ、あっあっ、あっんん、あっんんん……」


リー「私の名を呼べ…そして達するのだ…」


ルチア「…リーランス、王女、様…!……っ、い、いっ、イクっ……イクっっっっ!!んん」


リー「っあっ、……ふふ、可愛い騎士様だ…」


ルチア「…っっんん……あっん…」


リー「…好きだ……名を教えてくれぬか」


ルチア「……ルチア…、です」


リー「…ルチア……か。ふむ。…ルチア、そなたは私のものだ。私の傍にいろ…ずっと、な」


ルチア「はい、王女様。…身を呈してでも、王女様をお守り致します。騎士として、妻として…」


リー「…よし。嬉しいぞ、ルチア」


ルチア「本当に私でよろしいのですか?」


リー「あぁ。そなたがよい。私は…そなたがいいのだ」


ルチア「…では……王女様を信じます…」


リー「それでいい。父上と母上には私から伝えておく。そなたは安心して休むがいい。また来る」


ルチア「…はい」


リー「世話は侍女に任せてある、何かあればその者に伝えろ。いいな」


ルチア「はい、王女様」
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