僕とお姉さん(仮)

白石華

文字の大きさ
上 下
7 / 9
僕とお姉さん

(お風呂で僕のアナルに指入れ、前立腺愛撫あり注意)お姉さんとご飯

しおりを挟む
「うん。美味しい。本当にツマまで美味しいね。」
「良かった。」
「鯛の漬け丼って聞いていたから、醤油で付けたのかと思っていたけど。
 随分色が薄いんだね。」

 僕は薄茶色よりも更に身の色が残っている漬け丼を食べていたが、それでもシッカリ調味料の味がしている。ダシのような旨味もあるし、昆布か何かでも入っているのだろうか。薬味もネギや大葉が刻んだのがあって、付け合わせに細かく刻んだ漬物や海藻類などもあった。何回にも分けて違う味を楽しめるようにとのことだが、ここまでしてくれるのだから日本の飲食店のサービスはすごいなと思ってしまう。更にこれでアンコウ汁も付いてくるのだ。

「……ん。アンコウ汁の味も、匂いがきつくないのに濃くて美味しいね。」

 僕は味噌ベースになっている、鍋野菜と生麩も入ったアンコウ汁にも口を付けたが、大振りの身が入っていて、出汁もアンコウ特有のアッサリしているのにコクのある旨味もあって、濃厚な肝の味もして……と、アンコウの味を堪能する。

「ねー。冬になって、こっちに来たら、やっぱりアンコウは食べないと。
 といっても、私も味を知るようになったのはこっちに住むようになってからだけど。」
「地元の味って言うのは知っていたけど。
 実際、食べてみて、美味しいと思うようになるのは。
 舌が鍋で煮た魚とか野菜とかが美味しいと思えるようになれてからだよね。
 特にアンコウの場合、魚のぷるんとした皮や内臓まで煮るから。
 そこで躓く人とかもいそうだし。
 美味しいって思うまでは敬遠する人とかもいるんだろうね。」
「その点、君は、大学生になる年齢でもお魚が食べたいって言ってたけど。」
「親の影響かな。魚も結構食べる所だったからさ。刺身もワサビで食べるよ。」
「ふうん。好き嫌いっていつの間にか無くなっていくからね。」
「そうそう。自炊とかもして食べるものに苦労するようになってくると。
 何でも食べられるようにしてくれた。
 親のありがたみを知るようになってくるとかそう言う。」
「自分で何でもするようになってくると、前もって、やれる事はあった方がいいからね。」

 相変わらず、見た目と反する渋い会話を僕たちがしていると。

「お待たせしました。デザートになります。」
「おお。ありがとうございます。」
「わあ、綺麗ですね。」

 俺たちの前に来たのはフルーツ抹茶あんみつだった。抹茶のシロップが掛けられたあんみつがとても見栄えがいい。

「日本だなー。」
「抹茶を食べていると、日本を実感するわよね。」

 こんな調子で、僕とお姉さんは魚料理屋さんで日本のうまいものを堪能していた。
 
 ・・・・・・。

「お帰りなさい。」
「お姉さんも。お帰りなさい。」

 家に戻ると、荷物を整理して、着ていたスプリングジャケットとかを片付けている間に、お姉さんがお茶を入れてくれていた。

「疲れたでしょう? はい、お茶。」
「うん、ありがとう。」

 リビングでお姉さんに温かいお茶を出されてしまった。こういうところまで気が利いているから、お姉さんに気付いたら甘えてしまっている俺になっているが、家庭内堕落の第一歩だから、これを当たり前だと思わないようにしようと気構えを持っていると。

(あ。いい匂い。)

 お姉さんの出してくれたお茶が生姜と、何か香辛料の入ったいい匂いのするほうじ茶だった。今回飲んだのはそのままだったが。ストレートでも、ほうじ茶ラテでも美味しそうな味だ。こういうのもお姉さんが生活雑貨店で買ってくるのだろうか。

「ありがとう。ホッとする味だね。」
「良かった。出したけど君の口にあってて。」
「うん。目先が変わっていいと思うよ。」

 僕とお姉さんはしばし、お茶の時間を堪能していると。

「ねえ、歩いてきて、疲れていない?」
「うーん。疲れたと言えば、疲れたかな。」
「それじゃあ、お姉さんと、お風呂に入る?」
「えっ。」
 
 ・・・・・・。

「明るいところで服を脱いで、裸を全部、君に見られるのは初めてね。」
「う、うん……。」

 お姉さんはお腹の所でタオルを自分の身体に掛けているのみでそれ以外は一糸まとわぬ姿になっている。

「服を脱ぐと胸が垂れたりしないかいつも気になっちゃって。」
「ぜ、全然そんなことないよ。」

 お姉さんは着やせの次元を超えて、服を脱ぐと、とんでもなく大きい乳房になっていた。どこに隠していたんだ。今の補正下着とか、そういう風になっているのか。ここまで大きく膨らんでいると、大きさに圧倒されて形とか何でもよくなってしまう。

「やっぱり、若い子に自分の裸を見せるのは恥ずかしいわ。」
「い、いやいや、お姉さんも十分、若いでしょ!」
「そうね、年の事を気にするようになったら余計老けるから、そうしないようにとは思ってもね。」

 お姉さんは随分と気にしているが、そう言えばお姉さんって一応、人妻だったんだよなと改めて思う。僕の場合は大人になったから解禁される様々な事を堪能したいから早く大人になりたいと思っているし、お姉さんにも釣り合えるようになりたいと思っているが、お姉さんはお姉さんで僕との歳の差を気にしているのかもしれない。自分の年齢とそれでやれる事を楽しむ境地になれるのは、楽しいことを覚えてからなんだろうな。と思っていると。

「お、お姉さんは綺麗だから……そういうことは気にしなくていいよ。」
「あら、ありがとう。」

 いつの間にか口をついて出てしまい、お姉さんも嬉しそうである。よしよし、僕も気が利くようになってきているぞ。

「君に言われると、とっても嬉しい。」
「そ、そうなんだ。」

 と思ったらお姉さんにクリティカルな返しをされてしまった。

「ね、背中を向いて、椅子に座って。」
「す、座るんだ。」

 お姉さんに背を向けて、椅子に座ると。

「……んっ。」

 ぷにゅんっ。

「わ、あ、ああっ。」

 お姉さんに泡の付いた体で後ろから抱き着かれてしまい、手が……僕の身体の前の方に触れている。今は肩辺りで僕の鎖骨を撫でられているが、肩回りを丹念になぞったら、今度は……胸の方とかにも触れられてしまい、頂を指先でくりくりと回すように押し撫でられている。

「お肌……とっても綺麗なのね。泡で洗うと、柔らかくて、すべすべしていて。」
「そ、そうなんだ。自分じゃあんまりよく……あっ。」

 ちゃぷんと水の跳ねるような音がしたら、僕の耳がヌリヌリと洗われていくのを感じていると。

「んっ、んんっ、あっ。お、お姉さん?」
「……かぷっ。」
「ううっ!?」

 お姉さんに抱き着かれて愛撫されながら、耳を噛まれてしまった。

「ちゃぷ……ふふ。ここも綺麗にしてあげないとね。」

 むにゅんっ、ふにっ、くちゅくちゅっ。

「あ、あ、ああっ、お、お姉さぁんっ。そんなにしなくていいよぉっ。」

 僕はそうなるまいと思っても、声から力が抜けてしまい、フニャフニャした言い方になってしまう。

「ふふ、大丈夫。最後まで面倒見てあげるから。」
「さ、最後って? ああっ!?」

 くちゅくちゅっ。

 僕の乳首を両側から弄っていたお姉さんが片手だけ奥に進んでいく。お腹を撫で、おへそまで綺麗に撫でられていく。お姉さんの指は細くしなやかだから、簡単に僕の身体の深くにまで沈んでしまい。

「やっぱり……綺麗な肌。身体はとっても薄いのに、細いと不思議と惹かれてしまう……。」

 くちゅんっ。

「ああああっ!?」

 いつの間にかぴょこんと首を出してしまっていた僕の身体の男の子の部分に触れられてしまうと、手のひらで包むようにくりくりと回されて、首を完全に出されてしまう。

「あっ、ああっ、あああっ? うあ……っ。ああっ!」

 くちゅくちゅくちゅっ、ねちゅねちゅ……。

 背中ではお姉さんの乳房が肩甲骨の回りまでなぞるように動かされ、前の方では乳首を撫でられながら、袋の方まで丹念に肉棒を揉み込むように洗われて、股関節回りも自分でもそこまでしないくらいに丹念に洗われていく。

「お、おねえさんっ。そこまでしてくれなくていいからっ。」
「いいえ。こういう行為だから、とっても綺麗に洗うものなのよ。」
「う、ううっ。あっ!?」

 お姉さんが僕のお尻にまで触れてしまう。

「い、いやだっ、そこは……っ、ああっ。」

 ちゅぽ、ちゅぽ……っ。

「大丈夫。怖がらないで……ここも、気持ちよくなれるから。」
「ううっ、うううっ、あ……っ!?」

 いつの間にか乳首を弄っていた手が僕の肉棒に触れ、ぐちゅぐちゅと扱かれるようになる。

「あっ、あっ、あああっ、あああっ、ああっ!?
 で、出ちゃう。おチンポから出ちゃうよぉっ!?」
「そう? なら……こっちも気持ちよくならないと。」
「えっ? あああああっ!?」

 お姉さんの指が僕のお尻の奥深くまで入り込んだと思ったら……僕のおちんちんの後ろ当たりのような位置で指が探るように動いていると。

「……あった。ここが君の。」

 ぷにゅんとした感触がしたと思ったら、その時点で僕の意識は飛んでいた。

「ああ……あひあああ……っ。いいっ!?」

 びゅくんっ。ぶしゅっびゅっ!

「あ……あっ。お尻なのに……そんなぁっ。」

 僕は一瞬で果ててしまい、呆然としてしまっていた。

「ちゅく……ペロッ。君も、とっても可愛かったわよ。」
「あうぅう……あっ、あああ。」

 お姉さんは僕の耳を舐め、抱き着いた格好で暫く僕のお尻に指を回しながら、肉棒から出し切るまで扱いていた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

好感度MAXから始まるラブコメ

黒姫百合
恋愛
「……キスしちゃったね」 男の娘の武田早苗と女の子の神崎茜は家が隣同士の幼馴染だ。 二人はお互いのことが好きだったがその好き幼馴染の『好き』だと思い、恋愛の意味の『好き』とは自覚していなかった。 あまりにも近くにいすぎたからこそすれ違う二人。 これは甘すぎるほど甘い二人の恋物語。

ウザい先輩と可愛げのない後輩

黒姫百合
恋愛
「本当に君は可愛げのない後輩だな」 高校一年生の春、北野真希(きたのまき)は高校三年生の鈴木紗那(すずきさな)に絡まれる。 紗那は真希と仲良くなりたいと思うものの、他人に興味がない真希は紗那をウザがる。 でも何度も話しかけられるたびに真希の方も無視するよりも適当に相手にする方が、時間を浪費しなくて済むことに気づき、少しずつ紗那との交流が増えていく。 そんなある日、紗那とキスをしてしまい……。 ウザイ先輩と可愛げのない後輩が紡ぐ、ラブコメが今、始まる。

素人童貞の俺が会社のおばちゃんたちとやりまくったら…Ⅱ

ノン
恋愛
他のサイトで好評を得た作品をリメイクし、続編へと続きます。 まずは、「やってやってやりまくり編」からスタート 28歳の俺は、デリヘルにハマっていた。いつも指名する「みなみちゃん」とお別れの時に、生挿入と中出しがゆるされた。みなみちゃんは幸運の女神だったのか、それから俺は会社のおばちゃんたちとやりまくることに。即尺、即アナル舐め、即69と風俗顔負けの技が飛び出して酒池肉林の日々を送る中、みなみちゃんと再会すると、彼女はトラブルメーカーでもあった。

名無しのヒーロー【完結】

安里海
恋愛
道端で痛みに苦しむ私を支えて病院まで送ってくれた見ず知らずの男性。そのまま看護師さんの圧に負け、私のお産に付きそう羽目に陥る。 その後、名前も名乗らず消えてしまった。 既婚者とも知らず付き合っていた彼氏とは別れた後に妊娠が発覚。シングルマザーとして頑張る谷野夏希28歳。 とんでもない出産から8か月、あの日に撮った写真をお守りに、フリーのイラストレーターとして細々と子供を育てながら生活を送っていたが、ある日、人気作家朝倉翔也の表紙依頼をいう大きな仕事が入る。しかし、甘くは無かった、何度もリテイクをだされプロの仕事の厳しさを知る。朝倉翔也との仕事の打ち合わせの最中、子育てで疲弊していた谷野夏希はオモチャに足を引っかけ悲鳴と共に転んで携帯電話を壊してしまう。心配して駆けつけた朝倉は、携帯電話が置かれていたチェストの上の写真立てに自分の写った写真を見つける。その時初めてお互いにあの日の妊婦である事。あの日救ってくれた人であることを知る事となる。 仕事相手から憧れの人へ、そして、好きな人に変わるのに時間はかからなかった。 やがて、その想いが募った頃に、子供の父親でもある将嗣が現れる。 二人の男性に想いを寄せられ、恋に仕事に子育てに大忙し。  シングルマザーのハートフルなお話です。

JCの悪だくみ.。でも親たちも楽しんでんじゃん。仲良し3人組のJCがそれぞれのパパの子を孕んじゃった。

さかき原枝都は
恋愛
女子中学生。中学生がたばこ吸ちゃいけないのはわかっています。でも吸っちゃっている私達。 朋絵、美奈子、そして私、沙奈枝の3人は集まって隠れてたばこ吸っています。 たばこも吸える場所少ないし、まして中学生がたばこを吸う場所なんて今や宝箱探しの迷宮ダンジョンだよね。 たばこも高いし、おこずかいじゃ足りない。 援助交際を3人ではじめて知った。私達は究極のファザコンだったということ。 お父さんとのセックスはすぐにできた。 だって自分の娘といっても、それなりに成長した女なんだもん。 そして私たちは自分の父親にはまっていく。 血の繋がった実の父親の子供を欲しくなる私達。 でも家庭は壊したくない。 私達は知恵を絞り親たちを快楽と共に幸せの道へと導く。 仮面夫婦もここまでくれば、完全夫婦。 そして私たちはパパの子を孕んでいく。 こんな3家族の世間じゃ異常って言われるかもしれないけど、こんな家族付き合いがあってもいいんじゃない。 *中学生がたばこや飲酒をするシーンがあります。 あくまでもこれはストリー上のフィクションです。中学生がたばこ吸っちゃいけないよ。 でもさ、恋愛はどんなかたちになるかはわかんないよね。 たとえばそれが、血の繋がったパパだっただけなんだよ。

ヘタレ勇者と灰泥姫

小風 裕
恋愛
【R18】勇気を盗られたドスケベDT勇者と彼にベタ惚れの美少女姫巫女のお話です。 【あらすじ】アリシアはカリナン王国の第一王女。灰と泥に浸かることで宣託を受ける凄腕の占い師でもある。 ある日アリシアは恐ろしい妖魔に襲われそうになったところを、ベリル王国近衛師団長、超絶美形の勇者ルースに救われた。 しかしルースは、自分が斬った妖魔の血を悲鳴をあげて怖がるほどのヘタレだった。 ルースは魔法使いに勇気を奪われ、盗られた勇気を取り戻す為の力を借りに、アリシアの元へ訪れたと語る。 アリシアはルースと共に、異世界モッズに逃げた魔法使いを追いかけて、魔界に旅立つ事になる。 ※R15の予定でしたが、糖度をあげたくてR18指定にさせて頂きました。  週に一回程度のゆっくり連載です。  本作は完全無欠のフィクションです。 ◆友人から勇気をもらったので、連載再開させていただきます。  もし待っていて下さった方がいらっしゃいましたら、心から感謝いたします。  作者がヘタレの為、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛~

松本ユミ
恋愛
夏木美桜(なつきみお)は幼なじみの鳴海哲平(なるみてっぺい)に淡い恋心を抱いていた。 しかし、小学校の卒業式で起こったある出来事により二人はすれ違い、両親の離婚により美桜は引っ越して哲平と疎遠になった。 約十二年後、偶然にも美桜は哲平と再会した。 過去の出来事から二度と会いたくないと思っていた哲平と、美桜は酔った勢いで一夜を共にしてしまう。 美桜が初めてだと知った哲平は『責任をとる、結婚しよう』と言ってきて、好きという気持ちを全面に出して甘やかしてくる。 そんな中、美桜がストーカー被害に遭っていることを知った哲平が一緒に住むことを提案してきて……。 幼なじみとの再会ラブ。 *他サイト様でも公開中ですが、こちらは加筆修正した完全版になります。 性描写も予告なしに入りますので、苦手な人はご注意してください。

公爵に媚薬をもられた執事な私

天災
恋愛
 公爵様に媚薬をもられてしまった私。

処理中です...