精霊都市の再開発事業

白石華

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第三章

エロ社長の休日、黒タイツ編

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「それじゃあ毎回恒例のストッキング素股で。」
「は~い。」

 俺はベルさんの黒タイツに包まれたお尻を眺める。パンティラインが浮かび上がっておらずお尻しか見えない。この格好で素股をさせてもいいのかと思ったが既にカンナにもそうしていた。それにしてもベルさんのお尻は包容力のありそうなお尻で俺のチンポぐらいだったら根元まで簡単に包み込んで優しく揉みしだいてくれそうだった。黒タイツという厚みのあるきめ細やかで、しっとりしていそうな生地も、とても包容力がありそうだし、黒タイツは見た目のフォーマルさと反して母性と包容力の塊かもしれない。
 と、思いつつ俺はベルさんのお尻に手を置くと、太腿と股間の間に肉棒を挿入し、お尻をぐいぐいと寄せるようにして抽送を開始した。

 じゅっ、ずっ、じゅっ、ずっ……。

「んっ……ああっ、うんんっ。ああっ。」

 厚手のある布地越しに股間が擦り付けられるのか、ベルさんが既に声を出している。

「うっ、うおっ、ううっ。」

 俺はと言うとお尻が開いたり閉じたりを繰り返し、前後に動くのを見守りながらベルさんの黒タイツに包まれた股間を擦り付け続けている。予想以上の見た目だし濡れてくるとぬめりも出てきて、とんでもないことになっている。やはり挿入の新たな形ではなかろうか。

「はあっ、ああっ。社長っ。」

 ベルさんが背筋を逸らしてお尻を震わせるようになるのだが背中から見ても随分と色っぽい光景だった。黒タイツのお姉さんとエッチな悪戯をしたいというOL属性の人間の夢をかなえるような仕草である。

「ああ……っ。そんなに擦り付けたら、タイツが破れちゃう……っ。」

 いつの間にか俺は腰をタイツが擦り切れそうなほど、擦り付けていたようだった。

「ベルさん……破いてしまっても、いいですか? 俺が擦った所、全部……。」
「あっ。そんな……っ。」
「いいんですよ、破れたときには俺が買い直します。」
「……それなら、いいですよ。」
「やったあ!」
「何の会話をしているのよ。」

 サシガネがまたドン引きした目で俺を見ていた。

「べ、ベルさん、べるさんっ。俺……もう、止まれないですっ!」
「あっ、ああんっ。あ……っ。」

 ベルさんの言葉通り、タイツが破れ、ところどころに繊維の破れたような穴が開いたと思ったら、そこからお尻のお肉とパンティが顔を出す。タイツ破りの風情ある行為である。

「ううっ、うううっ。」
「あ……っ。」

 俺の腰が振動を始めると、ベルさんも声を出し。

「べ、べるさんっ。」
「あああんっ!」

 びゅくんっ、ずびゅびゅびゅっ、ずびゅびゅびゅっ!

 俺はベルさんの股間やお尻を俺の出した白濁液でベトベトにしていった……。

「はあ……あっ。」

 ベルさんは熱くなった息を吐くと、うっとりしたように壁にもたれていた。

「そんじゃ次はカンナな。」
「はーい。んっ、ああっ。」

 カンナの後ろに膝立ちになると。すぐさま固くなった肉棒をお尻に入れようとする。カンナの素肌はまさにピチピチで、弾力があるのにぷにゅんぷにゅんである。元気娘そのもので、お尻も大きくてプリンプリンだったし太腿にも生命力を感じた。素股をしたくなりそうな太腿と尻である。
 まあ、お尻と太腿の評論はそのくらいにして、俺は若さと見事さを兼ね備えたお尻に手をやって股間と太腿の隙間に肉棒を挿入する。

 じゅっ、じゅっ、じゅっ、ずじゅっ!

「んあっ! ああ……ああんっ、しゃ、社長っ! もっとお尻を突いてっ、叩いちゃうぐらいにっ!」
「カンナはそうして欲しいのか。そらっ。」

 俺は黒タイツ越しに抽送をしているからお尻をパンパンと突いてもその音が鈍い。このくらいならまあ大丈夫そうだろう。きっと黒タイツの包容力は穿いている本人にも効いているのだろう。

「ああっ、ああっ、あああんっ!」

 カンナはバックで突かれると乳房をブルンブルン揺らしてお尻を突かれ続けるようになってしまうみたいだ。

「ああ……っ。ああっ。社長にお尻を叩かれるの、気持ちいいよぉっ!」
「おう。でもそんなにはな。この程度で済ませようぜ。」
「んん……っ。な、なら、おっぱい揉んでえっ!」
「おう。ん……っ。」
「あう……っ、んんっ!」

 俺はスッカリ忘れていたがこの格好でもおっぱいは揉めるし、薄手のトップスの下には何も付けていなかった。ベルさんでするのを忘れていたから後でまたしよう。それにしてもこの格好だとカンナとのお尻との密着度が増している。

「ああっ。ああっ。もっと……私にもお尻を叩いてっ。叩いてよぉっ!」
「ああ……そんなにいいならしてやるよっ。」

 俺はパンパンとお尻をタイツ越しから腰で叩きながら朝から肉欲ックスをしていた。

「ああ……っ。太腿も叩いてっ!」
「おう!」

 太腿にも当たるのだが、こっちも凄い肉感だった。お尻ぐらいある。

「ああっ、あああっ。気持ち……いいっ!」
「う……っ。」

 カンナも股間周りを締めたと思ったらそのまま痙攣し、俺はカンナの黒タイツを穿いた太腿と股間とお尻に包まれるようにして吐精する。

 びゅくんっ! ずびゅびゅびゅっ! びゅびゅびゅびゅっ!

「あ……っ。」

 いつの間にかカンナの黒タイツも僅かに破いてしまったようで、太腿の食い込んだお肉やちょっと覗いているTバックのパンティの股布部分や黒タイツに掛けてしまったようだった。

「はう……んっ。」

 随分と可愛い声を出してカンナもお尻を突き出しながら崩れていった。

「最後はサシガネか。」
「ええ。お手柔らかにね。」
「おう。そんじゃ壁に手を着いて。」
「きゃあ! あ……っ。」

 俺はサシガネの黒タイツを穿いたお尻と羽織っているトップスを眺めると。サシガネだけパンティの形にお尻にラインが付いている。柄も付いているのか浮かび上がっているようだ。柄は……ストライプのようだな。大人の穿くような黒タイツに包まれた、ちょっとかわいいパンティというサシガネのセンスが実にいい。

「よーし、じゃあするか。サシガネとのストッキング素股も随分、板についてきたよな。」
「ちょ、ちょっと、私の時だけ何でそんなに馴れ馴れしい……あっ。」

 俺は早々に腰とお尻を密着させ、サシガネの黒タイツを穿いた腰からお腹に掛けて撫で回すと、トップスの裾に手を入れていつものように乳房をさわさわしながらお尻に肉棒を擦り付ける。

「んあ……あっ、ああっ!」

 数回、擦り付けたところでお尻を寄せるようにして掴み、花弁と太腿の隙間に肉棒を抽送するのだが。やはり伸縮性のある滑らかな布地に包まれたぷにゅんとしたお肉が乗っているのは実によく、プニプニした幼い感触の中にも黒タイツという妖艶さと母性を秘めているのがいいのではないだろうか。所謂ギャップ萌えというか。太腿もふくらはぎも、足の裏も目に飛び込みやすいというか、ぽてっとしていて可愛いしな。それが黒タイツというギャップがいい。黒タイツは誰が穿いてもよく似合うし素脚も隠せて気品も出る、女性のレッグアクセサリーである。

「あああっ! んん……っっ!」

 サシガネがビクンと震えると腰回りががくがく痙攣を始める。

「サシガネ。もうちょっと動いていいか。」
「あ……っ、いい、よ……っ、んんんっ!」

 随分と可愛い声を出してサシガネがお尻を擦る度に痙攣していく。

「んあっ、ああっ、あああっ!」

 そして股布のスリットを探り当てると、ビクンと何度も、のけ反るような痙攣になる。

「サシガネも……お尻を突かれるの、気持ちいいのか?」
「な、何言い出すのよ!」
「あいや。気持ちいいならしようかと思って。直接的だったか。」
「デッドボールね。」
「おうすまん。」

 俺もこれにはアッサリ謝った。

「あああっ、あっ、ああっ、あっ、ん……ああっ! あううっ!」
「ううっ、もうちょいだから、サシガネ……っ。」
「お、お願い、もう出して! 出していいからっ! 出してよぉっ!」
「あ、お、おう……っ。」

 サシガネが耐えられなくなったように吐精を急かされるのが俺のツボに入ってしまい、でそうだった吐精衝動が一気に迫ってくる。

「ぐ、う……んんっ!」
「あ……っ。」

 俺が硬直し、痙攣すると。サシガネの股間の隙間にも放ってしまい……。お尻から股布に掛けて覗くパンティと、太腿まで破れていて、そこに俺が出したのでベトベトになるのは実に達成感のある気分になる。

「はあ……あっ。」

 サシガネもその場にお尻を突き出すように崩れ落ちる。三人そろって似たような格好でタイツも股間から破れ、俺の精液でベトベトになったお尻が突きだされているのはとても光景として……エロ社長だな。

 ・・・・・・。

「は~い、社長。ご飯が完成しましたよ~。今日は昨日言っていた、お魚ご飯です。
 一応、土鍋で炊いたみたいに作りましたよ。」

 ベルさんがご飯を持ってしゃもじでおこげが固い内にひっくり返して俺たちの分までよそっている。 

「朝まで悪いっすね~。今日はそれ作ったらゆっくりしてください。」
「はい。精霊装置だったら、あっという間ですから。」
「まあ、それなら俺がやればいいんですけど、まずはベルさんのお点前を堪能しようと。」
「ふふ。張り切っちゃいますね~。」

 更にお吸い物と漬物、ちょっとしたサラダまで付けてくれている。朝からこんなに食わせて貰っていいのか。またダンジョンに潜らないとな。資材も集まるし。

「はあ……ベルさんに胃袋掴まれて養われたい。」

 サシガネがアッサリ陥落している。

「ベルさん! みんなの分をよそったら早く食べよー!」

 カンナもアッサリ食欲に負けているな。やはりお母さんは家庭の主である。そういう人ばかりじゃないって知っているけどな。それにベルさんはお母さんって年齢でもないが包容力がすさまじくママンと呼びたくなってしまうのだ。
 それにしても、今回もみんなに黒ストッキングとトップスのみでエプロンを羽織って貰って吸時までして貰っているのだが、随分と今回の光景は家庭的というか……段々、慣れてくると慎みが無くなってくると言うか。ベルさんが何でもしてくれるから黒タイツでぐでーッとしているサシガネとカンナを見るとお前ら隙だらけだな……! となってしまう。黒タイツだぞ。俺は見るけどな!

「何か邪悪な視線を感じるわね。」
「おう、どこからだろうな。」

 俺はすっとぼけた。

「そういやよ、サシガネ。」
「何よ。」
「ああ、昨日、精霊具をぼこぼこにした金塊みたいなの渡しただろ?
 あれって何が建てられそうなんだ?」
「え、この流れでいきなり真っ当な話を投げてきた!?」
「うん。流すぞ。そんでどうだった?」
「う~ん……海に神社、山に寺ってあったでしょ?」
「おう。」
「その真ん中あたりに廃墟があって、そこに建てられそうみたい。
 そこも何か、自分たちで作る遺跡みたいな場所みたいよ。
 あの場所だったらお寺の景観の邪魔じゃなかったら。
 見晴らしのよさそうなところがあっても良さそうね。
 あとは役場の人にも建てていいか確認して。」
「へ~……。そういや確認作業は役場と町の人にもあったな。」
「でも他にも揃わないと完成しないわよ。道具足りないもん。」
「廃墟を調べる必要もあるな。商店街の後はレジャー施設だから。
 それ終わったら今度はサシガネと施設の見回りになるんだけどよ。
 その合間にそっちも行くか。」
「ええ。見回りだったら私も行く。」
「おう!」
「その代わり、レジャー施設だったらベルさんも付いてってもらった方がいいかも。」
「そうだな。まあ、仕事の話はこんなもんか。」
「ええ。トンカから振ってくるとは思わなかったけど、こっちもやれる事やんないとね。
 建築会社で働いているのにいい所全然、見せられなかったもん。」
「サシガネは元々そういう仕事をさせるために俺が雇ったんだ。」
 
 毎度ながらなんでもしようとするのはいい事だが、既にサシガネは自分に振られた仕事はやれるやつだから、俺がやらせすぎだと把握しないと会社として体裁が悪いからな。

「ふふ。それじゃあ、ご飯を食べますか~?」
「おう、お願いします!」
「たべるー!」
「いただきます。」

 俺は四人で囲んで飯を食ったのだが……これからもこういう事が続くとなると、実に眼福……な事になりそうだった。
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