テンプレを無視する異世界生活

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新世界編

910話 セルガ出陣

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「うぉぉ!!」

「ガルフ!右だ!」


シャッ


「すみません。」

「周りもしっかり見ておけ。」

「はい!」


戦いも10分ほど続いている。


相手の戦力をじわじわと削っていっている。


これはスタミナ勝負となりそうだな。


"蛇の目"


キーン


「なんだ.....動け.....な.....」


「豚葛ぅぅぅぅ!!!」


ドガァーン



「やっぱり、あの二人は相性がいいですね。」

「そうだな。大ぶりなトンプをスネーが蛇の目で援護する。この組み合わせは実に脅威だろうな。」



「どけぇ!」


敵の兵の間からなにやら偉そうなやつが出てきた。


「あれは、誰っすかね。」

「軍隊長といったところだろうな。」



「私は第六部隊の隊長だ。貴様らを屠ってやろう。」

「なんだあいつ。」

「誰でもかまわねぇ。脅威なら倒すだけだろ?」

「私にいかせてくれ。」


そう名乗り出たのはセルガだった。



「あぁ、頼んだぞ。」

「わかった。」



「貴様が俺の最初の獲物か。」

「黙れ下郎が。お前ごときに他の隊長の労力を割いてはられないんでな。ここで消えてもらおう。」


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