テンプレを無視する異世界生活

ss

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新世界編

843話 合格通知

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シャッ



スッ



スパッ


ポト



ガルフの長い剣が真っ二つに縦に割れた。



「何が起こった.....」


拓真が放った一振をガルフは剣で受け横に流した。

そして、その勢いを使い拓真へ一撃を入れようとした。

それにすぐさま反応し、流された木刀を手のひらを返しガルフの剣を真っ二つに斬った。


「うん、合格だ。」

「あ、ありがとうございます!!」



拓真はみんなに合格通知を出し、その場を離れた。


「ガルフ!お前やるな!先生の一撃を受けるどころか反撃したじゃねぇか!!」

「いや、うん、ありがとう。」


「だけど、やっぱり先生は凄いな。鉄の剣を木の剣で真っ二つだぞ.....」

「魔力を感じなかったから魔法は使ってないはずだ。」

「とんでもないな.....」



ガチャ



「約束通り、強くしたぞ。」

「あぁ、見てたよ。剣術だけなら、どこの国にも負けないだろうな。」


拓真は早くしろと言わんばかりの目で翔を見ていた。


「ほらっ。」


パシッ



翔は拓真に刀を投げ渡した。


チャッ



拓真は刀を少し抜き、刃を見た。



「鎌鞍だな。」


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