テンプレを無視する異世界生活

神族編

750話 厳しい鍛錬

「バルムスさん、この紙には身体を慣らすように って書いてありますよ.....」

「あぁ、とりあえず歩いてみるか.....」


二人とも、喋るのも辛そうにしながらステージを歩き続けた。


┈┈┈┈┈三時間後┈┈┈┈┈

「じゃあ、ステージのギミックを解除します。」


ガチャ


「はぁぁぁぁぁぁぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ」


二人とも汗だくになっていた。


「うわっ、なんか変な感覚ですね。」

「そうだな。なんか、身体がこの世にないみたいだ。飛んだら、月まで行きそうだな。」



二人は最初のホールへと戻った。




「おい、しっかりしろ！」


ホールに戻ってみると、ぶっ倒れている人を初め、全員が疲労をしていた。


バルムスは血が出ている一組に話しかけた

「なあ、お前らのところはどんな場所だったんだ？」

「それがよ、四方八方から魔力が込められた矢が飛んでくるんだよ。それを避けながら軽く手合わせをしていたんだ。」

「それでそんな血が.....」


翔も戻ってきた。翔も疲れており、ジーニがみんなに言った。


「とりあえず、どんなことをするかわかりましたか？回復薬と紙を配っておきますので、引き続き指示に従い、鍛錬してください。」