テンプレを無視する異世界生活

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神族編

657話 新事業

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「で、なんで俺をつけてたの?」

「貴様は危険だ。ここで始末しなければ、人類に害をなすだろう。」

「なるほどね。俺を殺そうってかい。」


翔は左手で魔法を展開しようてしていた。


タッタッタッ


「翔!お待たせ!」

「チッ、ガキがきやがった。分が悪いな。」

ロサイヌはその場から煙のように消えた。


「腕はやっぱり本物みたいだな。」

「翔、ロサイヌと何を話してたんだ?」

「いや、なんでもない。」

「そうか。じゃあ、行くか!」

「そうだな。」


翔はジーニと共にリーデルへと戻ろうとしていた。


「で、これからどうするんだ?」

「そうだな、リーデルで新しい事業をしようと思ってな。それの手伝いをジーニにはして欲しい。」

「そうなのか。翔のことだから面白いんだろ?」

「恐らくな。」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



「ここがリーデルか。昔見た時より少し変わったな。」

「来たことがあるのか?」

「うん、10歳の時に一度だけね。」
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