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神族編
615話 オークション当日
しおりを挟む「レディース&ジェントルメン!ようこそお越しくださいました。これから、第一回四国連盟 重宝オークション を始めます。」
ここは、オークション会場だ。王族や貴族や高ランクの冒険者、大賢者など国内外問わず名だたる人達がここへ足を運んでいる。
「では、まず始めは骨董部門から行いたいと思います。」
骨董は残念ながら俺は興味が無いため参加はしない。
「いや~会場の雰囲気半端ないっすね。」
「俺たちがここに来てよかったのか。」
一通り、知り合いを全員招待しておいた。
オークション会場というのは単に競る場所ではなくて、人脈を作るところでもある。
ここに一度来ても損にはならないだろう。
「翔さんは何を買うのですか?」
「今回、俺が狙っているのは五つある。国宝部門に一つと不詳部門に四つだ。」
「細かいことは行ってみればわかる。」
「お前達は何か買わないのか?」
「さすがに俺たちはまだ手も出ませんよ。」
「あ、僕は買いますよ!」
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