テンプレを無視する異世界生活

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神族編

604話 耐えぬ驚き

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「はい、あなたのフィアンセの汗が少しばかり付着していたため、微小ながら魔力が残っていますからね。」

「?!?!」

その場にいた四人は驚いていた。

「そんな微小な魔力を感じることが出来るのですか!!!!」

セットがそう言うと、みんなが聞きたそうな目で翔を見ている。


「まあ、そうですね。おおよそはわかります。この方は恐らくですが、水と光属性が得意で魔力量はおおそよ100ほどではないでしょうか?」

「どうなんだ、セット!」

ロサーヌが聞く。

「あ、当たっている.....。前あった時の魔力量は103だ。」

「!?!?」

二人は驚きを隠せていなかった。セットは驚きのあまりに尻もちをついていた。スールは尊敬の眼差しでこちらを見ていた。


「で、どうなさいますか?」

「か、買います。」

「いや、それにしてもお目が高いですね。光属性ならこの指輪についている治癒力upも役立ちそうですね。もしかして、これを持って結婚でも申し込むんですか?」

「はい、実はその予定なんです。」


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