テンプレを無視する異世界生活

武闘大会編

438話 加護の選択③

「なんで「狂神」なんだ？」

「だって、お前は狂ってるからな。イカレ具合が気に入ったんだとよ。」

全然嬉しくないとこ評価されてるぅ。

「で、条件は？」

「ないってさ。翔は常に通常がイカれているから特にして欲しいことがないんだと。普通のお前が見たいとかなんとか言ってたな。」

「はぁ、なんかつっこみきれないわ。じゃあ、竜神チョイスで俺が今まで通り過ごせそうな加護を全部ちょうだいよ。」

「お前なぁ、神様をなんだと思ってんだよ.....。俺の扱いが雑用レベルなんだけど。」

「まあまあ、こないだいい戦い見せたでしょ？それにクロもみれたし。」

「黒竜にも加護を与えているのだからいつでも見れるわ！だが、こないだの魔族戦はよかったな。仕方ない、変な神に勝手に加護を与えられるのも困るしな。」

「さすが竜神様！」

「都合のいい人間だな。」

「じゃあ、また今度な。」


シュワァァア


「やっぱり変な感覚だな。」


ピローン


加護を複数授かりました。