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改革編
196話 プレゼント①
しおりを挟む「それにしても翔さん本当に凄かったです!!」
「お前らもよかったぞ。お前らを推薦したのは間違いじゃなかったみたいだな。」
ファンドとフィムとフェルは翔の言葉に喜びを隠しきれなかった。
「そういえば、お前ら最近は鍛錬が捗ってないと聞いたぞ。」
「そうですね、もう筋トレは各1万回くらいやらないと疲れないんです。効率が悪くて悩んでいる途中です。」
「そうだと思って今日は戦士科のみんなにプレゼントを用意してきた。」
そう言って翔はここにいる戦士科全員に魔道具を渡した。
「君たちの魔力を見て無意識に鍛え足りていないところを鍛えられるようにした魔道具だ。よければ使ってくれ。」
「魔力でそんなことが分かるんですか?」
「そうだな、パッと見ではわからないな。だが、少しではあるが魔力が均等に出ていない場所があるんだ。」
「少し少なかったり、少し多かったりなどしている。それを見分けられるようになれば戦闘の幅も広がると思う。難しいだろうが、剣術と魔術の両立して自分なりの武器を見つけてみてくれ。」
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