テンプレを無視する異世界生活

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改革編

158話 続・学校⑥

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さすがに料理科は女子が多いな9.5:0.5の割合くらいだな。


お、ちょっとあそこにいる男子気になるな。


翔が気になっている男子は細身で髪が目にかかっている子だった。

なんか、他とは違う魔力が出ているな。


「試験官、俺にも試食させてくれないか。」

「勇者様!もちろんですよ。」


「勇者様が試験を見てくれるの。(小声)」

このような声がところどころに聞こえてくる。

モテる男は辛いですね。


俺が気になっていた男子の番だ。


翔は一口食べた。

「これは美味いな..........。」

他の受験者とは明らかに頭3つ分抜きん出ている。

「試験官、この子は特別枠として合格させておいてくれ。(小声)」

「私も同意見です勇者様。(小声)」


これは手放してはいけない人材だ。


ちなみに特別枠というのは在学中は特別待遇を受けられるというものだ。

これに関しては後々な。


「いや~この世界に来て一二を争うほど美味かったなあのオムレツ。次は腹ごなしに戦士科にいくかな。」
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