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改革編
125話 怪しいお話
しおりを挟むチリィーン
「リィーンさんいますか?」
「翔くんか。この街に来ていることは聞いていたが、こんなにも早く会いに来てくれるとは。」
「先日のお礼もしたかったのでね。さっきまで冒険者ギルドに寄ってたんですけどね。」
「そうだったんですね。早速でなんですが、少し商売のお話をしませんか?」
「わかりました。では、奥の部屋へ行きましょうか。」
何故か商業ギルドが俺の家みたいな感じになった。
まあ、そんなことはどうでもいい。
「それで、商売の話とはなんですか?」
「それはですね、翔くんにこの国を変えるための計画を立てて売って欲しい。」
「詳しくお願いします。」
「今、この国の現状が酷い訳では無いんです。けれど、これからの事を考えると新たな一歩を踏み出したいというのが殿下の方針らしいのです。その一歩を踏み出す依頼を商業ギルドに一任されたんです。」
「それで何故僕なんですか?」
「ダンからステータスを聞いたんですよ。」
あの脳筋め.....
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