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リーデル編
45話 名誉①
しおりを挟む「わかりました。アンデッドボーンドラゴンの魔石を売りましょう。」
この国でも大金持ちになってしまうのか.....
「それと翔殿には他にもあげなければならないものがある。」
これは受け取っておいた方が良さそうだ。
「アンデッドボーンドラゴンの倒したこと、魔石を取ってきてくれたこと、おまけにランクA冒険者.....うん、資格は十分にある。」
「翔殿。貴殿に第2勲章及び、称号を渡そう。」
「ありがとうございます。」
「なんだ、割と素っ気ないのだな。」
これは確かに凄いことでかなり嬉しい。でも、今は疲れてるし、リアクションも元から薄いんだ。すまんな、殿下。
第2勲章は今回の報酬も兼ねてのことなのだろう。
そもそもリーデルでの勲章の制度は
・王だけが渡すことができるもの。
・1~5まであり、数字が少ないほどいい
・勲章を持っていると、この国では基本的にどこでも出入りできる。
Sランクの魔物を倒しただけではかなりの高待遇だ。
だが、だいたい検討はつく。
だって、あの魔石がなければこの国は滅んでいたんだよ。
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