テンプレを無視する異世界生活

リーデル編

14話 ギルドとマスター③

「よろしければ、商業ギルドにでも登録しませんか？」


とリィーンに言われたな。


商業ギルドに入るメリットを聞いたら、職業を名乗れることや素材を手に入れやすいことだそうだ。


この世界での職業は少し特殊だ。


普通なら職業別でステータスが上がるものだと思っていた。けど、こっちは自分の身分を示すだけでしかないらしい。



ラノベの見すぎで上がるものだと思っていたな.....これは当たり前のことすぎて本にも載っていなかった。ここで知れてよかった。



とりあえずは冒険者ギルドに行って登録して、様子を見て必要そうだったら商業ギルドに登録するか。



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「すみません、ここで冒険者登録できますか？」


冒険者ギルドの受付の人は少し驚いていたが、すぐにクールになって


「はい、できますよ。登録には銀貨5枚かかります。」


そう言われ翔は銀貨5枚を机に置いた。


「では、こちらの盤の上に手を置いてください」


どうやらステータスを計るらしい。規定以下のステータスだったら、登録すら出来ない。



翔は手を置いた


「これは.....ちょっとそこでお待ちください。」

そう言って彼女は奥に誰かを呼びに行った。



この次は恐らくこう言うぞ。