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交流

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その後、ハールハイドの方も来て食事会がスタートした。

食べながら、交流もする。

私の目の前には、ハルト。お兄様は、お父様とハールハイド陛下と、お母様とお姉さまは、王妃様とお話ししている。



「ハルト、さっきは眠ってしまって、ごめんなさい。それと運んでくれて、ありがとう。」



「私としては、役得だったけどね。」

とフニャっと笑った。



「ねえ、ハルト・・・なんで泣いたの?」

と聞いた瞬間、ハルトは固まった。

聞いたらまずかったのかしら・・・



「ハルト・・・?ごめんなさい、話したくないならいいの。」

と言うとハルトは焦ったように口を開いた。



「そうじゃないんだ!誤解しないでくれ。ただ、今はちょっと・・・後で話せるか?」



「わかったわ。後で、私の部屋にきてね。」



「えっと・・・それは・・・」

いつの間にか注目を浴びている私たち。



「いいわよね?お父様?この後、他の部屋となるとメイドたちも、下がるのが遅くなってしまうもの。」



「うーん。わしとしてはいいんだがなあ・・・」



「あら、いいじゃない?ちゃんと周りのことも考えて、えらいわね。」

とお母様が言うので決定だ。



「了解は得たわ。ハルト、お話聞かせてね?」



「うっ・・うん。わかったよ」
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