運命の番は後天性Ω

yun.

文字の大きさ
上 下
143 / 146
ヒート編

上手 ※

しおりを挟む
「ああ、慧。上手にイケてえらいなあ。」


慧の蜜の匂いに、クラクラし始める。


「ぃっけ、しゃん・・・すき。」


「っっ・・・俺も。大好きだよ。」

最初は、運命だとわかっても、不安そうにしていた慧が、自分の意思でオメガになりたいと思って、俺のために辛いかもしれない未来を受け入れ、俺を大好きと言ってくれて、本当に・・・泣きそうだ。


「いっけ、しゃん・・・泣かないで・・・」

そう言って頬を撫でた慧。
我慢できなかったようだ。


「ありがと・・・ほんとに。慧。」


「うん」

そう言って笑った慧は、すごく綺麗だった。


「もう少し入れるよ。」

そう言い、3本めの指を入れた。


「ふぁっっ、ん”ん”~っ」

ヒートがきていても、まだβの要素が強めの慧は、3本の指はキツイようだ。
唇をかみしめ、つぶった目からは涙がてているている。


「そんなに唇噛んじゃ、ダメだよ。キズになる。噛むなら、こっち。」


そう言って、空いてる方の手のうち、二本の指を慧の口に入れる。


「ん"~、ん"~っ」


「慧、いい子だから…大丈夫だから、ね?俺の指は噛んでも平気だから。」


そうは言っても、優しい慧は噛まないように耐えている。
その様子がいじらしくて、可愛くて、辛そうだからと思っても、欲望に耐えきれず、グチグチグチュッと、今までより激しくいじっていく。

「んぁ"っ、ん~~っ、ぁ"あ"~っ」

噛み締めて声を耐えることも出来ず、慧の声は一層大きくなった。
しきりに、頭を振って、イヤイヤしているが、もう止まれず、そのまま慧の前立腺を挟みこみ、ブルブル震わせる。

「んにゃぁ~~~っっ」

可愛い喘ぎ声を出しながら、慧はもう一度放った。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

別れの夜に

大島Q太
BL
不義理な恋人を待つことに疲れた青年が、その恋人との別れを決意する。しかし、その別れは思わぬ方向へ。

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます

夏ノ宮萄玄
BL
 オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。  ――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。  懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。  義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。

家族になろうか

わこ
BL
金持ち若社長に可愛がられる少年の話。 かつて自サイトに載せていたお話です。 表紙画像はぱくたそ様(www.pakutaso.com)よりお借りしています。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

処理中です...