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電話
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~~~~~~~~~~~♪
保留音が鳴る。
「お待たせしました。お電話代わりました、バース科・斉藤です。」
「お忙しいところ、すみません。須藤一慶です。」
「須藤さん。いえいえ、大丈夫ですよ。なにかありましたか?」
「はい、この度無事に慧くんに告白を受け入れてもらうことができまして、慧くんのご両親にも、うちの両親にも無認めてもらうことができました。なので、2人で先生のところを受診したいのですが、先生のご予定はいかがでしょうか。」
「それはそれは!めでたい!おめでとうございます。そうですねえ・・・最短だと、明後日の朝イチなら空いてますが、どうでしょう?」
「慧くん、どうかな?」
「僕は、その日1限が休講なので、大丈夫ですよ。」
慧くんはスマホを出して、スケジュールを確認して言った。
その間に、俺も手帳を出して確認する。
「紫苑。」
「はい、承知しました。」
「あの、須藤さん。ご予定があるなら、そっちを優先しましょう?調整するのも、大変ですよ。」
「ああ、慧くん。ありがとう。心配かけてごめんね。もともと予定は、入ってないんだよ。今紫苑を呼んだのは、予定を入れないでくれって意味だよ。」
「そうだったんですか。すみません。早とちりしてしまいました。」
「いいんだよ。心配してくれて、ありがとう。」
そんなこんなで、いろいろと問題もあったが、慧くんとのご家族とも、うちの両親とも、顔合わせが終わり、次のステップに進めそうな気配に、安堵したのだった。
保留音が鳴る。
「お待たせしました。お電話代わりました、バース科・斉藤です。」
「お忙しいところ、すみません。須藤一慶です。」
「須藤さん。いえいえ、大丈夫ですよ。なにかありましたか?」
「はい、この度無事に慧くんに告白を受け入れてもらうことができまして、慧くんのご両親にも、うちの両親にも無認めてもらうことができました。なので、2人で先生のところを受診したいのですが、先生のご予定はいかがでしょうか。」
「それはそれは!めでたい!おめでとうございます。そうですねえ・・・最短だと、明後日の朝イチなら空いてますが、どうでしょう?」
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「あの、須藤さん。ご予定があるなら、そっちを優先しましょう?調整するのも、大変ですよ。」
「ああ、慧くん。ありがとう。心配かけてごめんね。もともと予定は、入ってないんだよ。今紫苑を呼んだのは、予定を入れないでくれって意味だよ。」
「そうだったんですか。すみません。早とちりしてしまいました。」
「いいんだよ。心配してくれて、ありがとう。」
そんなこんなで、いろいろと問題もあったが、慧くんとのご家族とも、うちの両親とも、顔合わせが終わり、次のステップに進めそうな気配に、安堵したのだった。
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