上 下
28 / 36

20XX 11-2

しおりを挟む
 は、早く帰りたい。
 が、痛くて痛くて身体が動けず何も進まない。
 時間ばかり経って焦る事しか出来ない。
 あ~。いかん。
 話を変えよう。
 またアニメの話。
 二~三年前のアニメを見返して居るんだが、当時は何も感じず面白いと思って見ていたのだが、改めて観ると「う~ん…」と感じてしまったのである。
 うん。多分、俺病気だわ。
 面白くないんだもん。
 てか、以前は何も思わず、感じず、ただ単にキャラデザが可愛いだけと思っていたんだが、キャラの口調やら、脚本?など、観て居てイライラする展開が多いなと感じた。
 例えれば、イチイチ「でもでも」やら「ですです」とか、「えとえと」等、昔はなんとも思わず見てたんだけどなぁ……
 脚本等は、誤解をそのまま何の疑問も感じず面倒な展開になるとか。
 まぁ、ストーリーなんだからそれを楽しむのが礼儀とは思うのだが、自分が短気なのかホントイライラする。
 感受性のアンテナが落ちてるのか、自分の中の何かが変わったのか、お約束的なシーンや展開、キャラ設定等が受け付けなくなってしまった。
 仮にも、大人になったとか、そんな感じではないと思う。
 普通に見てても面白いアニメはあるし、ストーリー展開に入り込める物も有るのだが、趣味が変わってのかな?とも思える。
 簡単に言って、ここ数年は「あざとい」「お約束」「うるさい」「空気読めない」「キワモノ個性」等が今の主流アニメだと感じてる。
 完全に主観なのだが。
 確かに、消費者が求めてるから作られる物であって、趣味で作ってるアニメな訳じゃないのは理解出来る。
 いや、書いてて思ったのだが、ただ単に「若い人達の感性」についていけてないだけなのではないかと…… 
 多分あるだろうなぁ……
 なにか観てても、つまらない、くだらないと感じてしまうのは歳をとった証拠だろう。
 ここで間違えてはいけないのが、どっちが正しくてどっちが間違ってるか、では無い。
 なぜなら、そのくだらない、つまらないと感じてるアニメを以前は楽しんでいたからである。
 幾ら、今がくだらない、つまらないと感じていても、それは自分も通って来た道だから、それを否定するのは間違っているかな?と。
 こういった事はアニメに限らず、色々な場面で多々見掛ける。
 わかり易いのは、所謂「老害」と言われる様な場面など、と思う。
 一概には言えんが。
 過去の経験があって、現在の自分がある事を忘れて、未経験者の間違い?を有無を言わさず指摘する。
 細かい事を云えば、学業以外の道徳的、倫理的な教育等と上手い事を言えばそれらしく聞こえるのだが、どうなんだろう?
 まぁ、過ぎたるは及ばざるが如しなので、加減や程度問題だとは思うのだが、歳を取ると記憶力が悪くなるので忘れちゃうのかな?と。
 正しい事を言うのが教育では無く、相手がほんしんから納得できる事が教育なんじゃないのかなと思える。 
 いやいや、こんな事ツラツラと書いているのだが、実は文章書きつつ、二画面でアニメを観ながらなので恐らくめちゃくちゃな文章になってると思う。
 うん。だって、どっちも頭に入ってないもん。
 言い回し、文章構成、めちゃくちゃ。
 

 アニメ画面が黒くなってるのは、著作権で真っ黒である。
 
 とりあえず、二画面でアニメ観ながら文章書くのはアホなのは確か。
 因みにこの時観てたのは「ゲーマーズ」である。
 
 以前は、ただ楽しむだけでアニメを観ていたのだが、視点が変わったのかも知れない。
 この世の中、価値観の相似と云った言葉がある以上、「批判」が有るのは必然である。
 そこには、民主主義的な多数決から過去の過ちの価値観の違い等、一方向からでは言い表せられない物が有ると思う。
 だが、経験上「批判」される、する場合等は多角的な視点からでは無く、一方向からの批判が主なのが現状と感じる。
 一方向と云うのは、正か否か、善か悪かのどちらかからの視点がわかり易い。
 これも世界の二極化が原因なのかは分からないが、もっと分かり易く身近な所だと、普段の会話が「ツッコミ」と「ボケ」になってしまっている所である。
 いやいや、そんな事無いだろうと思う人もいるかも知れないが、少なくとも自分が小学生の頃は現在の様な会話のパターンでは無かった気がする。
 要所要所で冗談を言ったりするのは置いておいて、ワザとボケてツッコミ待ち等と云った文化がお茶の間には無かった。
 しかも、ツッコミが無いと場がシラケる様な事も無かった。
 今はコレらが普通であり、当たり前なのだ。
 正直、普通に会話を進めたいのに余計なボケをやられてもツッコミが面倒臭いのである。
 うん。面倒臭いししつこいボケは時間とエネルギーの無駄だと思う。
 いや、ただの価値観の相似だけどね。
 しかし、このムーブが一般的な世界線は違和感しか無い。

 うーん。現代に生きてる人のコミュニケーションは大変だと思える。
 大前提で会話の基本的な情報量、価値観、流行り単語の知識、会話のテンポ、 その場の空気を読む力、共感力等、それ等を一瞬一瞬で選択してコミュニケーションを取らなければいけない。
 うん。そりゃコレだけを常にやらなければいけないのだからコミュ障も増えるよね。
 だって、面倒臭いもん。
 しかも、これに言い回し、口調、音程とか物理的な事も入って来るでしょ?
 普通に大変だよ。
 常に沢山の人と会ったり話したりする人は、確かにコミュニケーション能力が高いと言えるけど、その人達でさえ、今の情報化社会では以前の何倍も気を遣って話さなければいけない世の中である。
 何故なら、簡単に情報発信が出来るからこその揚げ足取り、批判が来るからである。
 これもどうなんだろう?
 善し悪しで判断は出来ないが「意見」は攻撃手段では無いし、逆に、意見を攻撃手段に使う人も存在する。
 てか、主観だと結局の所、簡単に情報発信出来るという事は「個」の世の中になり「個」になると同調圧力が無くなり「個性」がメインとなって、その個性から「承認欲求」が生まれ、それらが「正か否か」「善か悪」かの二極化にカテゴライズされ、それらが纏まりぶつかり合うといった、なんともお粗末な世界線だな、と感じるのであった。

 最早、アニメの話から何故こんな話になったのか自分でも理解出来ないのだが、ただの掃き溜めなのかも知れないね。

 まぁ、病人の戯言だと思って下さい。
 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

就職面接の感ドコロ!?

フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。 学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。 その業務ストレスのせいだろうか。 ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。

エロ・ファンタジー

フルーツパフェ
大衆娯楽
 物事は上手くいかない。  それは異世界でも同じこと。  夢と好奇心に溢れる異世界の少女達は、恥辱に塗れた現実を味わうことになる。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜下着編〜♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショートつめ合わせ♡

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

処理中です...