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二人の温度差
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シパッ!シパッ!シパッ!と弓矢を持つ相手の三十メートル後方で突如火球が現れ一瞬辺りが明るくなる。
それは一定の明るさを保ちながらゆっくりと落下していく。
何事かと振り向いて確認した隙にティナは立ち上がり、少し離れた横をすり抜けた。
咄嗟を突かれた弓を持った相手は、まともに狙いを定める事が出来ず一射目をあさっての方に飛ばし、二本目の矢を準備するが、その間にマサキが近付いて居ようとは思いもしていなかった。
匍匐前進の状態で、マンターゲットの様な敵に狙いを定めトリガーを絞る。
「パァァッン!」
その瞬間、標的は「ぐっ!」と嗚咽の様な声を上げ倒れた。
(当たった……倒れたから当たったんだ。でもどこに命中したのかは解らない。死んだのか死んでないのかも解らない。)
硝煙の硫黄の匂いが立ち込める中、人を撃った事に恐怖する。
「なんだ!今のはっ!クソ!探せ!もう何でも良いから殺しちまえっ!」
そんな言葉を聞いて意識を取り戻す。
(そうだ、ゴミだ。)
匍匐前進をしていたマサキはゆっくりと立ち上がり、近付いて来るであろう敵を待った。
すると暗闇の中で二つ動く物が眼に入ってきた。二人とも剣を持っていてラグビー選手のような出で立ちだった。
「おっさん!てめぇ死ねや!」
相手が剣を振りかざして向かって来る瞬間に躊躇無く撃った。
「パァァッン!」
暗がりに強烈なマズルフラッシュの光が伸びる。至近距離だった為外すことは無い。腹部に着弾し一瞬衝撃波で身体が膨らむ。
(即死か?)
相手は何が起きたか分からないまま、力無く剣を地面に落とし膝から崩れ落ちるように倒れた。
「次。」
横に居たもう一人も訳が解らないまま固まっているが、そんな事はお構い無しに鉛弾を撃ち込む。
「パァァッン!」
「ぶっ!」と息を吐き出して残りの一人も地面に倒れ込んだ。
マサキは溜息を一つ吐き出して、今使った三発分の実包を再装填し、 後ろを振り向くと、倒した一人目のそばにティナが居た。
「なにしてんの?」
抑揚の無い声でマサキが聞く。
「何って!治してるの!」
ティナは泣きながらそう言った。
「なんで?」
「どんな方法でも人は殺めちゃだめだよ……」
「だってコイツらゴミじゃん。殺意を持った相手に襲われそうになったんだから、こうなるのも自業自得じゃん。」
「それでもだめなのぉ~!」
かざしていた掌が光り出し、倒れている身体を包み込んだ。
「次はどこ?」
キッと睨む様な表情でマサキを見て、倒した相手の場所を聞く。
「あっち。」
と力無げに指を指す。
するとティナは走って行き今と同じ事を繰り返す。
暫くすると最初の治癒魔法を掛けられて居た相手が気づ付いた。
「う、う~……」
(あ、気が付いた。)
武器の弓は蹴って遠くにやったが、油断は出来ない。少し離れた場所から見守り、ハンマーは起こしておいた。
「おい。」
マサキの眼には生気が無い。
「ひっ!」
ビクッとして身体を起こす。そして仲間を探すように辺りをキョロキョロ見回した。
「何故襲った?」
「…………」
カチカチと恐怖で歯の当たる音が聞こえてくる。
「喋れないの?さっきは元気良かったじゃん?」
不意に立ち上がると、襲った相手は目を瞑り腕でガードする素振りを見せた。
「喋りたくないのか喋れないのか解らんけど、まぁいいやー。」
と銃口を向け
「バーン!」と口で言うとその男は震えながら漏らした。
(駄目だコイツ……)
見切りをつけ、ティナが治癒魔法を掛けている奴らの所へ行く。歩きながら全弾を非致死性弾に替えておく。
「さっきの奴、気が付いたぞ。」
「そう。良かった……」
(俺には何故良かったのかさっぱり解らん。)
そう言って最後の一人を治療している。
殺意を向けられればそれに立ち向かう、まぁ正当防衛だよな。まさか過剰防衛とか言わんだろうな…この世界で?そんな敵を気遣う様な余裕、俺には無いぞ!
「終わった。後は目を覚ますのを待つだけ。」
と独り言の様にティナが言った。
先程気が付いた奴はどうしたんだろうと振り向いてみるが、既にそこには誰も居らず、何事も無かったの様に草が風に揺れていた。
(逃げたか……)
五分程経ち、二人目が目を醒ました。
(さぁ、尋問開始だ。)
「アンタ、なんで俺らを襲ったの?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。」
「なんで?質問に答えてよ。」
立ち上がりおもむろにチャキッとハンマーを引く。
「マサキ!銃はだめ!」
(何故止める。)
「大丈夫だってぇ~!殺さないから。」
声は通常の言い方だが、顔は笑っていなかった。
「な、何で俺生きてるんだ?」
襲った連中の一人が、自の身体を触りながら口にする。
「答えろ。」
ボソリと言って引き金を引く。
「パァァッン!」と辺り一面に銃声が響き地面に着弾を残す。
「マサキっ!」とティナが叫び、咄嗟に腕を掴んで銃を降ろさせた。
「ひぃぃッ!」
と目を見開き頭を抱え小さくなる。
もう一人の相手も今の銃声で気が付いたようだが、置かれている状況がまだよく分かってないらしい。
「じゃ、こっち。」
と目覚めたばかりの相手に質問をする。
「アンタは重傷を負ったがここに居るティナのお陰で命を取りとめた。おーけー?」
言ってる意味が解っているのかいないのかは不明だが、うんうんとヘッドバンキングの様に頷いている。
「アナタハーナゼ、ワタシタチヲーオソイマシタカー?」
「そ、それを狙ってだ。」
(マトモに話せるじゃん。)
「ソレハーキンピンヲーネラッテノゴウトウデスかー?」
「そ、そうだ。」
(やっぱゴミじゃん……)
グッと腕に力を入れるが、ティナが腕を押さえ付けていて動かない。本気で振りほどこうとすれば出来るのだろうけど、ティナの眼が全てを語っていた為、出来なかった。
「解った!解ったってば!」
腕の力を抜き、観念する様な大袈裟なリアクションをするとティナは離れた。
「今日あったことは他言無用だ。」
慈悲を求める様な表情で、二人共激しくヘッドバンキングしている。
「もし言ったり町の噂になる様な事になれば…」
「なれば……」
動きが止まる。
「容赦無く殺す。おーけー?」
「おーけ!」
二人は逃げる様に走って街道に戻って行った。
「先に逃げた奴にも伝えろよ~!」
凄いスピードで走って行った為、声を大にして投げ掛ける。
姿が闇と同化した頃、遠くから「おーけ!」と返事が聴こえた。
「帰るか……」
「うん……」
そう言い二人は街道に戻る。ランタンはティナが最初に投げてしまったので、星の光程の明るさしか無い。
「ランタン弁償しないとな。」
「うん。」
(またこのパターンか……)
そんな事を思っているとティナが口を開いた。
「マサキ、人は殺めちゃだめだよ。」
「解ってるけど、アレは正当防衛だろ?」
ティナは黙って首を横に振る。
「あれはやりすぎだよ……」
(こちとら殺され掛けてるのにやりすぎもクソもあるかよ……)
「こっちは殺され掛けたんだぞ!」
と矢で切った腕を見せると「ごめん、気付かなくて……」と言い治癒魔法を掛け始めた。
「服、破れちゃったね……」
静かに目を伏せながら言葉を紡ぐ。
「うん、まぁ、仕方無い。」
何となくティナの言いたい事も解るが、このイライラは何処にぶつけて良いのか解らない。
「帰ったら繕うから。」
「別に良いよ。」
「だって大事な物なんでしょ?」
「まぁ、そうだけど……」
(今、話逸らされた?俺……)
「うん、だから帰ったら繕うよ。」
「そこまで言うなら頼むよ。」
そして二人は無言のまま帰宅したのであった。
それは一定の明るさを保ちながらゆっくりと落下していく。
何事かと振り向いて確認した隙にティナは立ち上がり、少し離れた横をすり抜けた。
咄嗟を突かれた弓を持った相手は、まともに狙いを定める事が出来ず一射目をあさっての方に飛ばし、二本目の矢を準備するが、その間にマサキが近付いて居ようとは思いもしていなかった。
匍匐前進の状態で、マンターゲットの様な敵に狙いを定めトリガーを絞る。
「パァァッン!」
その瞬間、標的は「ぐっ!」と嗚咽の様な声を上げ倒れた。
(当たった……倒れたから当たったんだ。でもどこに命中したのかは解らない。死んだのか死んでないのかも解らない。)
硝煙の硫黄の匂いが立ち込める中、人を撃った事に恐怖する。
「なんだ!今のはっ!クソ!探せ!もう何でも良いから殺しちまえっ!」
そんな言葉を聞いて意識を取り戻す。
(そうだ、ゴミだ。)
匍匐前進をしていたマサキはゆっくりと立ち上がり、近付いて来るであろう敵を待った。
すると暗闇の中で二つ動く物が眼に入ってきた。二人とも剣を持っていてラグビー選手のような出で立ちだった。
「おっさん!てめぇ死ねや!」
相手が剣を振りかざして向かって来る瞬間に躊躇無く撃った。
「パァァッン!」
暗がりに強烈なマズルフラッシュの光が伸びる。至近距離だった為外すことは無い。腹部に着弾し一瞬衝撃波で身体が膨らむ。
(即死か?)
相手は何が起きたか分からないまま、力無く剣を地面に落とし膝から崩れ落ちるように倒れた。
「次。」
横に居たもう一人も訳が解らないまま固まっているが、そんな事はお構い無しに鉛弾を撃ち込む。
「パァァッン!」
「ぶっ!」と息を吐き出して残りの一人も地面に倒れ込んだ。
マサキは溜息を一つ吐き出して、今使った三発分の実包を再装填し、 後ろを振り向くと、倒した一人目のそばにティナが居た。
「なにしてんの?」
抑揚の無い声でマサキが聞く。
「何って!治してるの!」
ティナは泣きながらそう言った。
「なんで?」
「どんな方法でも人は殺めちゃだめだよ……」
「だってコイツらゴミじゃん。殺意を持った相手に襲われそうになったんだから、こうなるのも自業自得じゃん。」
「それでもだめなのぉ~!」
かざしていた掌が光り出し、倒れている身体を包み込んだ。
「次はどこ?」
キッと睨む様な表情でマサキを見て、倒した相手の場所を聞く。
「あっち。」
と力無げに指を指す。
するとティナは走って行き今と同じ事を繰り返す。
暫くすると最初の治癒魔法を掛けられて居た相手が気づ付いた。
「う、う~……」
(あ、気が付いた。)
武器の弓は蹴って遠くにやったが、油断は出来ない。少し離れた場所から見守り、ハンマーは起こしておいた。
「おい。」
マサキの眼には生気が無い。
「ひっ!」
ビクッとして身体を起こす。そして仲間を探すように辺りをキョロキョロ見回した。
「何故襲った?」
「…………」
カチカチと恐怖で歯の当たる音が聞こえてくる。
「喋れないの?さっきは元気良かったじゃん?」
不意に立ち上がると、襲った相手は目を瞑り腕でガードする素振りを見せた。
「喋りたくないのか喋れないのか解らんけど、まぁいいやー。」
と銃口を向け
「バーン!」と口で言うとその男は震えながら漏らした。
(駄目だコイツ……)
見切りをつけ、ティナが治癒魔法を掛けている奴らの所へ行く。歩きながら全弾を非致死性弾に替えておく。
「さっきの奴、気が付いたぞ。」
「そう。良かった……」
(俺には何故良かったのかさっぱり解らん。)
そう言って最後の一人を治療している。
殺意を向けられればそれに立ち向かう、まぁ正当防衛だよな。まさか過剰防衛とか言わんだろうな…この世界で?そんな敵を気遣う様な余裕、俺には無いぞ!
「終わった。後は目を覚ますのを待つだけ。」
と独り言の様にティナが言った。
先程気が付いた奴はどうしたんだろうと振り向いてみるが、既にそこには誰も居らず、何事も無かったの様に草が風に揺れていた。
(逃げたか……)
五分程経ち、二人目が目を醒ました。
(さぁ、尋問開始だ。)
「アンタ、なんで俺らを襲ったの?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。」
「なんで?質問に答えてよ。」
立ち上がりおもむろにチャキッとハンマーを引く。
「マサキ!銃はだめ!」
(何故止める。)
「大丈夫だってぇ~!殺さないから。」
声は通常の言い方だが、顔は笑っていなかった。
「な、何で俺生きてるんだ?」
襲った連中の一人が、自の身体を触りながら口にする。
「答えろ。」
ボソリと言って引き金を引く。
「パァァッン!」と辺り一面に銃声が響き地面に着弾を残す。
「マサキっ!」とティナが叫び、咄嗟に腕を掴んで銃を降ろさせた。
「ひぃぃッ!」
と目を見開き頭を抱え小さくなる。
もう一人の相手も今の銃声で気が付いたようだが、置かれている状況がまだよく分かってないらしい。
「じゃ、こっち。」
と目覚めたばかりの相手に質問をする。
「アンタは重傷を負ったがここに居るティナのお陰で命を取りとめた。おーけー?」
言ってる意味が解っているのかいないのかは不明だが、うんうんとヘッドバンキングの様に頷いている。
「アナタハーナゼ、ワタシタチヲーオソイマシタカー?」
「そ、それを狙ってだ。」
(マトモに話せるじゃん。)
「ソレハーキンピンヲーネラッテノゴウトウデスかー?」
「そ、そうだ。」
(やっぱゴミじゃん……)
グッと腕に力を入れるが、ティナが腕を押さえ付けていて動かない。本気で振りほどこうとすれば出来るのだろうけど、ティナの眼が全てを語っていた為、出来なかった。
「解った!解ったってば!」
腕の力を抜き、観念する様な大袈裟なリアクションをするとティナは離れた。
「今日あったことは他言無用だ。」
慈悲を求める様な表情で、二人共激しくヘッドバンキングしている。
「もし言ったり町の噂になる様な事になれば…」
「なれば……」
動きが止まる。
「容赦無く殺す。おーけー?」
「おーけ!」
二人は逃げる様に走って街道に戻って行った。
「先に逃げた奴にも伝えろよ~!」
凄いスピードで走って行った為、声を大にして投げ掛ける。
姿が闇と同化した頃、遠くから「おーけ!」と返事が聴こえた。
「帰るか……」
「うん……」
そう言い二人は街道に戻る。ランタンはティナが最初に投げてしまったので、星の光程の明るさしか無い。
「ランタン弁償しないとな。」
「うん。」
(またこのパターンか……)
そんな事を思っているとティナが口を開いた。
「マサキ、人は殺めちゃだめだよ。」
「解ってるけど、アレは正当防衛だろ?」
ティナは黙って首を横に振る。
「あれはやりすぎだよ……」
(こちとら殺され掛けてるのにやりすぎもクソもあるかよ……)
「こっちは殺され掛けたんだぞ!」
と矢で切った腕を見せると「ごめん、気付かなくて……」と言い治癒魔法を掛け始めた。
「服、破れちゃったね……」
静かに目を伏せながら言葉を紡ぐ。
「うん、まぁ、仕方無い。」
何となくティナの言いたい事も解るが、このイライラは何処にぶつけて良いのか解らない。
「帰ったら繕うから。」
「別に良いよ。」
「だって大事な物なんでしょ?」
「まぁ、そうだけど……」
(今、話逸らされた?俺……)
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そして二人は無言のまま帰宅したのであった。
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