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『勇者マクシムVS竜馬』
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竜馬と勇者マクシムは好むと好まざるとに拘(かか)わらずに「運命の輪」に巻き込まれてしまった。
出会いは必然だったのか、それとも偶然だったのか?ひとりは未来の宇宙空間が戦いの場であり、ひとりは遥(はる)か過去、未開の星が戦いの場だった。
懸(か)け離れた時間と空間に生きた二人は決して出会うことが無く、人の一生を終える筈だった。
二人の強戦士が、奇(き:不思議にも)しくも時空を越えて、戦うことになったのは運命のいたずらなのか?
竜馬は苦しみながらも生きようとする人を助けるために、マクシムは家族を守るために、相手に恨(うら)みが無くとも決して引けない戦いだった。
二人が戦うことになったのは悪魔ガニーの奸計(かんけい)の結果によるものだった。
それは悪魔ガニーが幼少の頃、人間に抱いた恨みが、この星の蟲・蟹・竜族に繋がり、「恨みの連鎖」がもたらしたものだったからある。
竜馬と勇者マキシムは初めて、剣とハルバード (Halberd:「斧槍」)を交えた。
マクシムは竜王の背中に乗り、有利な高い位置からハルバートのリーチ(届く範囲)を生かして振り下ろした。
その斧槍(ふそう)は全ての武器を打ち砕く剛(ごう:つよい)の武器であり、渾身(こんしん)のハルバードが見事に俊足で動き回る竜馬を捉えたが、妖刀村正がそれを受け止めた。
剣と斧のぶつかりあう凄まじい衝撃音が響き、辺り一帯が震えた。
妖刀村正とマクシムの刀と斧槍の武器の衝突ではあったが、それは闘気のぶつかり合いでもあった。
お互い相手の闘気を体で、手に持つ刀、斧槍から感じて、戦士として強敵と戦える喜びに体が震えた。
特にマクシムに取っては、この場で相対(あいたい)する黒髪の男は嘗(かつ)て、この星で魔族を滅ぼし、勇者としての名を轟(とどろ)かした戦いでは出会う事の無かった好敵手だった。
勇者マクシムが振り下ろす武器は人戦士が使っている所謂(いわゆる)「名無し」の武器ではなく、伝説に名が残る斧槍、ゲイリー・ハルバート(Gary Halbert)という名の武器だった。
剣には聖なる力を与えられた剣、聖剣があるように、このゲイリー・ハルバートにも聖なる力が宿っていた。
竜馬の妖刀村正から目覚め湧き出た死霊が、マクシムの魂を狙って襲い掛かるが、見事に聖剣は聖なる浄化(じょうか)の光を発し、死霊を打ち消した。
死霊は滅せられる時、『ギヤ~』と女性が悲鳴を上げる様な甲高い叫び、断末魔の声を響かせた。
竜馬は自らの片刃剣の利点を生かし、刀の連撃(れんげき)をマクシムに放つ、だが、マクシムの見事な槍捌き(やりさばき)に合い防がれてしまう。
次の瞬間、マクシムは竜王の背を蹴(け)って跳躍し、竜馬に槍先(やりさき)を向けて、必殺の突きを見せる。
竜馬は槍先が直線的に伸びてくるのではなく、村正を避(さ)けた軌道で向かってきたことに驚いた。
危うくハルバートの槍の餌食(えじき)になるところだった。
マクシムは斧による剛の戦いに加えて、槍術(そうじゅつ)をも極めた達人だった。
竜馬には刀と斧槍という武器の差を補う剣速はあったが、剣・斧槍による技の戦いではほぼ互角であり、攻め手を欠いたので、勝機をなかなか見いだせることが出来なかった。
烈しい打ち合いが続いた。
先に戦い方、動きを変えたのはマクシムが先だった。
剣と斧槍の戦いに痺(しびれ)を切らした竜王が、マクシムに早く勝負を付けるように促(うなが)したのだ。
竜王は配下の竜たちが、「さつき」による「灼熱の焔」の火炎の連続攻撃で、壊滅的な打撃を受けるのを見ていられなかったからだ。
マクシムの内には嘗て勇者と呼ばれた矜持(きょうじ:プライド)が僅かながらも残っていた筈である。
竜王の命令で決着を付けようと決めた訳ではないだろうが、彼は持てる最強の技で勝負を掛けてきた。
それは竜馬にとって思いもよらぬ攻撃だった。
ハルバートを空に向かって掲げ、落雷を呼び、稲妻の様な電撃を放ってきたのだ。
竜馬は、この時初めて、相対している人戦士が能力者であることを知った。
相手が能力(ちから)を使う以上、剣による戦いを続けることは危険だった。
『エル、能力向上 超能力向上 能力MAX』竜馬もまたエルからエネルギーの供給を受け、青の闘気を纏って隠された能力を開放した。
サイコキネシスで散乱しているハルバートを引き寄せ、避雷針(ひらいしん)にして電撃を避けた。
やがて二人の戦いは超能力の戦いに移った。
時間が経過するに従い、人戦士(マクシム)の能力は空間に存在する電子を扱う超能力に長けていることが分かった。
竜馬はサイコキネシスで対抗していたが、彼は本来、オールラウンド( all-round:万能)の能力者であり、徐々に連続した能力の使い方に変えていった。
テレポーション(空間から空間に移動する能力)で瞬間移動しながら、イグニション(発火能力)系統の能力で火炎攻撃をした。
人戦士の能力は電撃など電子を利用した応用の範囲を超えなかったが、竜馬はまるで系統の違う能力を発揮出来たのだ。
竜馬に取って相対する戦士が何者なのか知らなかったが、そこに相手の弱点が見えて来た。
この戦士は能力がありながら、その能力を使いこなせて無かった。
竜馬は能力を銀河連合の専門のトレーニング (training:訓練)によって、開発強化したが、恐らく、この星にはこの戦士以外に能力者がおらず、力を学ぶ機会がなかったに違いない。
竜馬は、次の攻撃で、対峙する戦士とのバトル(battle:戦闘)に決着を付ける事にした。
「さつき」の火炎攻撃で倒された人戦士達が持っていた夥(おびただ)しい数のハルバートをサイコキネシスで、空中に浮かべ避雷針にしながら、人戦士の攻撃を防ぎながら、自身は瞬間移動で戦士の懐(ふところ)に飛びこんだ。
最後は妖刀村正で斬撃を加えた。
寸前に人戦士はハルバートで村正の攻撃を防いだが、その動きを予想していた竜馬が、無数の空中に浮かんだハルバートをサイコキネシスで人戦士と自らに向けて飛ばした。
竜馬は闘気のバリア(Barrier: 防壁)で自身に飛んでくるハルバートを防いだが、防御能力を持たない人戦士が、同時に向かってくる数百・千本のハルバートを止める術(すべ:技)は無かった。
何本もの槍が戦士を貫いた。
最後の詰めで、自らが覇者となり、覇道をなさんとした竜王の夢はマクシムが倒れることで破れた。
竜王は再起をきすため、生き残った竜たちとともに戦場を逃走した。
戦いが終わった後、勇者マクシムは漆黒(しっこく)の暗闇の中に横たわっていた。
彼は最後に、黒髪の男に戦いで敗れたことに悔(く)いがなかったが、それよりも家族を残して死んで行くことが気がかりだった。
その時、髑髏(ドクロ)顔に黒いローブを着た少女(死神)が、何やら手に持っている物(死の書)を確認していることに気づいた。
その少女はマクシムに声を掛けて来た。
『勇者マクシムよ、その時が来たようようだ、何か言い残すことはないかね?』
死神少女は何時もの可愛い少女言葉ではなく、威厳(いげん)のある声で、決まり文句(きまりもんく:だいたい決まっているフレーズ)で聞いた。
『願わくば・・・家族を守って頂けないか・・・』
分かった、そちの家族の行く末を見て進ぜよう・・・死神少女は、少しの間、宙(ちゅう)を見た。
予知能力を使ってマクシムの家族の行く末を確認したのか・・・『大丈夫だ・・・囚われている家族は無事に助けられる』と答えマクシムを安心させた。
死神少女なりの死者に対する心遣いだった。
そして最後に死神少女の大鎌(おおがま)が振り下ろされようとした時・・・『死神娘待ってくれ』と竜馬がテレパシー(Telepathy:精神感応)を飛ばして来て引き止めた。
『竜馬、これは決まりよ』
『死神娘、その男はこれからのこの星に無くてはならないのだ・・・この男の代わりに竜王の魂をあげようじゃないか』
『え!もうぅうぅ・・・』死神娘は呻きの様な声をあげ、迷っているようだった。
『分かったわ・・・竜馬、今回は貸しよ!何時(いつ)か返して貰うからね』
蟲に城が攻められた時と同じように、ここでも物分かりのよい返事を返した。
死神娘は理由は分からないが、意外と竜馬には弱いのかも知れない。
『「さつき」に言って治癒魔法を早く掛けるのよ!今なら未だ間に合うわ』
『死神娘、恩に着るぜ』
『竜馬、竜王の魂を早く持って来てよ!わかったわね』
死神娘との話が終わって、竜馬は直ぐに「さつき」に人戦士に治癒魔法を掛けるように指示をして、戦士が使っていたひと際大きいハルバートを拾(ひろ)って能力を込めた。
竜王が走り去った方向を見つめ、目の遠距離能力を高め千里眼とする。
千里眼となった竜馬は数キロ先を逃走する竜王を捉えた。
そして、竜王に向けて、ハルバートを遠投した。
数十秒後に竜馬に投げ槍されたハルバートが、見事に竜王の急所を貫(つらぬ)いた。
出会いは必然だったのか、それとも偶然だったのか?ひとりは未来の宇宙空間が戦いの場であり、ひとりは遥(はる)か過去、未開の星が戦いの場だった。
懸(か)け離れた時間と空間に生きた二人は決して出会うことが無く、人の一生を終える筈だった。
二人の強戦士が、奇(き:不思議にも)しくも時空を越えて、戦うことになったのは運命のいたずらなのか?
竜馬は苦しみながらも生きようとする人を助けるために、マクシムは家族を守るために、相手に恨(うら)みが無くとも決して引けない戦いだった。
二人が戦うことになったのは悪魔ガニーの奸計(かんけい)の結果によるものだった。
それは悪魔ガニーが幼少の頃、人間に抱いた恨みが、この星の蟲・蟹・竜族に繋がり、「恨みの連鎖」がもたらしたものだったからある。
竜馬と勇者マキシムは初めて、剣とハルバード (Halberd:「斧槍」)を交えた。
マクシムは竜王の背中に乗り、有利な高い位置からハルバートのリーチ(届く範囲)を生かして振り下ろした。
その斧槍(ふそう)は全ての武器を打ち砕く剛(ごう:つよい)の武器であり、渾身(こんしん)のハルバードが見事に俊足で動き回る竜馬を捉えたが、妖刀村正がそれを受け止めた。
剣と斧のぶつかりあう凄まじい衝撃音が響き、辺り一帯が震えた。
妖刀村正とマクシムの刀と斧槍の武器の衝突ではあったが、それは闘気のぶつかり合いでもあった。
お互い相手の闘気を体で、手に持つ刀、斧槍から感じて、戦士として強敵と戦える喜びに体が震えた。
特にマクシムに取っては、この場で相対(あいたい)する黒髪の男は嘗(かつ)て、この星で魔族を滅ぼし、勇者としての名を轟(とどろ)かした戦いでは出会う事の無かった好敵手だった。
勇者マクシムが振り下ろす武器は人戦士が使っている所謂(いわゆる)「名無し」の武器ではなく、伝説に名が残る斧槍、ゲイリー・ハルバート(Gary Halbert)という名の武器だった。
剣には聖なる力を与えられた剣、聖剣があるように、このゲイリー・ハルバートにも聖なる力が宿っていた。
竜馬の妖刀村正から目覚め湧き出た死霊が、マクシムの魂を狙って襲い掛かるが、見事に聖剣は聖なる浄化(じょうか)の光を発し、死霊を打ち消した。
死霊は滅せられる時、『ギヤ~』と女性が悲鳴を上げる様な甲高い叫び、断末魔の声を響かせた。
竜馬は自らの片刃剣の利点を生かし、刀の連撃(れんげき)をマクシムに放つ、だが、マクシムの見事な槍捌き(やりさばき)に合い防がれてしまう。
次の瞬間、マクシムは竜王の背を蹴(け)って跳躍し、竜馬に槍先(やりさき)を向けて、必殺の突きを見せる。
竜馬は槍先が直線的に伸びてくるのではなく、村正を避(さ)けた軌道で向かってきたことに驚いた。
危うくハルバートの槍の餌食(えじき)になるところだった。
マクシムは斧による剛の戦いに加えて、槍術(そうじゅつ)をも極めた達人だった。
竜馬には刀と斧槍という武器の差を補う剣速はあったが、剣・斧槍による技の戦いではほぼ互角であり、攻め手を欠いたので、勝機をなかなか見いだせることが出来なかった。
烈しい打ち合いが続いた。
先に戦い方、動きを変えたのはマクシムが先だった。
剣と斧槍の戦いに痺(しびれ)を切らした竜王が、マクシムに早く勝負を付けるように促(うなが)したのだ。
竜王は配下の竜たちが、「さつき」による「灼熱の焔」の火炎の連続攻撃で、壊滅的な打撃を受けるのを見ていられなかったからだ。
マクシムの内には嘗て勇者と呼ばれた矜持(きょうじ:プライド)が僅かながらも残っていた筈である。
竜王の命令で決着を付けようと決めた訳ではないだろうが、彼は持てる最強の技で勝負を掛けてきた。
それは竜馬にとって思いもよらぬ攻撃だった。
ハルバートを空に向かって掲げ、落雷を呼び、稲妻の様な電撃を放ってきたのだ。
竜馬は、この時初めて、相対している人戦士が能力者であることを知った。
相手が能力(ちから)を使う以上、剣による戦いを続けることは危険だった。
『エル、能力向上 超能力向上 能力MAX』竜馬もまたエルからエネルギーの供給を受け、青の闘気を纏って隠された能力を開放した。
サイコキネシスで散乱しているハルバートを引き寄せ、避雷針(ひらいしん)にして電撃を避けた。
やがて二人の戦いは超能力の戦いに移った。
時間が経過するに従い、人戦士(マクシム)の能力は空間に存在する電子を扱う超能力に長けていることが分かった。
竜馬はサイコキネシスで対抗していたが、彼は本来、オールラウンド( all-round:万能)の能力者であり、徐々に連続した能力の使い方に変えていった。
テレポーション(空間から空間に移動する能力)で瞬間移動しながら、イグニション(発火能力)系統の能力で火炎攻撃をした。
人戦士の能力は電撃など電子を利用した応用の範囲を超えなかったが、竜馬はまるで系統の違う能力を発揮出来たのだ。
竜馬に取って相対する戦士が何者なのか知らなかったが、そこに相手の弱点が見えて来た。
この戦士は能力がありながら、その能力を使いこなせて無かった。
竜馬は能力を銀河連合の専門のトレーニング (training:訓練)によって、開発強化したが、恐らく、この星にはこの戦士以外に能力者がおらず、力を学ぶ機会がなかったに違いない。
竜馬は、次の攻撃で、対峙する戦士とのバトル(battle:戦闘)に決着を付ける事にした。
「さつき」の火炎攻撃で倒された人戦士達が持っていた夥(おびただ)しい数のハルバートをサイコキネシスで、空中に浮かべ避雷針にしながら、人戦士の攻撃を防ぎながら、自身は瞬間移動で戦士の懐(ふところ)に飛びこんだ。
最後は妖刀村正で斬撃を加えた。
寸前に人戦士はハルバートで村正の攻撃を防いだが、その動きを予想していた竜馬が、無数の空中に浮かんだハルバートをサイコキネシスで人戦士と自らに向けて飛ばした。
竜馬は闘気のバリア(Barrier: 防壁)で自身に飛んでくるハルバートを防いだが、防御能力を持たない人戦士が、同時に向かってくる数百・千本のハルバートを止める術(すべ:技)は無かった。
何本もの槍が戦士を貫いた。
最後の詰めで、自らが覇者となり、覇道をなさんとした竜王の夢はマクシムが倒れることで破れた。
竜王は再起をきすため、生き残った竜たちとともに戦場を逃走した。
戦いが終わった後、勇者マクシムは漆黒(しっこく)の暗闇の中に横たわっていた。
彼は最後に、黒髪の男に戦いで敗れたことに悔(く)いがなかったが、それよりも家族を残して死んで行くことが気がかりだった。
その時、髑髏(ドクロ)顔に黒いローブを着た少女(死神)が、何やら手に持っている物(死の書)を確認していることに気づいた。
その少女はマクシムに声を掛けて来た。
『勇者マクシムよ、その時が来たようようだ、何か言い残すことはないかね?』
死神少女は何時もの可愛い少女言葉ではなく、威厳(いげん)のある声で、決まり文句(きまりもんく:だいたい決まっているフレーズ)で聞いた。
『願わくば・・・家族を守って頂けないか・・・』
分かった、そちの家族の行く末を見て進ぜよう・・・死神少女は、少しの間、宙(ちゅう)を見た。
予知能力を使ってマクシムの家族の行く末を確認したのか・・・『大丈夫だ・・・囚われている家族は無事に助けられる』と答えマクシムを安心させた。
死神少女なりの死者に対する心遣いだった。
そして最後に死神少女の大鎌(おおがま)が振り下ろされようとした時・・・『死神娘待ってくれ』と竜馬がテレパシー(Telepathy:精神感応)を飛ばして来て引き止めた。
『竜馬、これは決まりよ』
『死神娘、その男はこれからのこの星に無くてはならないのだ・・・この男の代わりに竜王の魂をあげようじゃないか』
『え!もうぅうぅ・・・』死神娘は呻きの様な声をあげ、迷っているようだった。
『分かったわ・・・竜馬、今回は貸しよ!何時(いつ)か返して貰うからね』
蟲に城が攻められた時と同じように、ここでも物分かりのよい返事を返した。
死神娘は理由は分からないが、意外と竜馬には弱いのかも知れない。
『「さつき」に言って治癒魔法を早く掛けるのよ!今なら未だ間に合うわ』
『死神娘、恩に着るぜ』
『竜馬、竜王の魂を早く持って来てよ!わかったわね』
死神娘との話が終わって、竜馬は直ぐに「さつき」に人戦士に治癒魔法を掛けるように指示をして、戦士が使っていたひと際大きいハルバートを拾(ひろ)って能力を込めた。
竜王が走り去った方向を見つめ、目の遠距離能力を高め千里眼とする。
千里眼となった竜馬は数キロ先を逃走する竜王を捉えた。
そして、竜王に向けて、ハルバートを遠投した。
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