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芽吹いたばかりの麦の芽みたいな伸びやかな詩を私も書きたい
しおりを挟む青い空に真っ直ぐ伸びる
ひたすら真っ直ぐな詩
水面の月を掴む猿の腕
母親に伸ばす幼子の腕
舞い踊る処女の脚
狼を知った牝鹿の脚
恋をする男の視線
太陽を見る盲の視線
真っ直ぐなものを集めてみたけれど
麦の青芽には程遠い、悲しみ
真っ直ぐなもの
真っ直ぐなものを
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