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第三章 領地改革
【婚約2】
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【婚約2】
エマの屋敷に来たいという要望を受けて王居の一室と俺の屋敷の転移室を固定転移魔法で繋いだ事により、取り敢えずはお試しと言う事でエマ、陛下、第一夫人が当家にやって来た。
「エマさま、折角ですから今日は夕食を食べて行かれませんか?、王家の食事と比べるとかなり質素とは思いますが・・・」
「あっ、いえ、是非、頂きたいです。」
「ジェシカ、そう言う事なのでよろしくね!」
皆、エマを囲んで色々と女子トークに華を咲かせている。
「陛下、取り敢えず食前にビールでも如何ですか?」
「あぁ、貰おう。」
「王妃様も如何ですか?」
王妃は陛下の方をじっと見ている。
「公式な場ではないんじゃ、遠慮する事は有るまい。」
「では、頂きますわ。」
直ぐにビールが運ばれてきた。..つまみは枝豆だった。
枝豆は殻付きと、向いて身を取り出した物と両方用意していた。
「どうぞ!!」
「おーーっ、何とものどごしが良い。.エールより少しきついようだが、これはこれで行ける、何よりも冷たいのがこの時期には良いな。」
「本当、美味しいですわぁ・・・」
「もし、宜しければ陛下と王妃も食べて行かれますか?」
「はい、あなた、頂いて聞きましょう。」
「あぁ・・」
「ルーカス様、お食事の準備が出来ました、今日はこう言う事も有ろうかと思って和食のコース料理にしましたので、一品ずつお出ししようと思いますが・・・」
「流石、恵さんですね、宜しくお願いします。」
非公式だが国王、王妃を交えての食事会が始まった。
先付けは、ほうれん草の白和え、しのぎは鱈酢締めと、食べた事がないものばかりではあったが凄く好評だった。
お造りの伊勢海老、クロアワビ、鯛のお造りの盛り合わせの時だった。
「これは生の魚ではないのか?・・・」
「陛下も王妃、エマもいぶかしんでいる」
(こんな物、食えるのか?、腹下すに決まっておる、何を考えておるんじゃ)
陛下は不安になっていた。
「生の魚ですが、これは海の魚で今日の朝、水揚げされたばかりの新鮮なお魚ですわ、馴れると美味しいですわよ」
そう良いながらソフィーはわさびを少し鯛の切り身に載せて醤油を付けて食べた。..
「うん、コリコリして新鮮で美味しいわ・・・」
「うん、美味しい・・・私はアワビが好き・・・この歯ごたえが堪らないわ」
ソフィーに続きアメリアも食べていた・・・もちろん、他の皆も躊躇う事はない・・・
元々、此方の世界の人間のアメリアやソフィーが平気で食べてるのを見て少なからず驚いてた。
「ソフィーちやん、あなた平気なの?」
王妃が平気で食べるソフィーを見て、訪ねてきた。
「平気ですよ、こんな美味しい物、食べないなんて勿体ないです。」
「あら、あら、一番最初に出されたときは暫くの間、にらめっこしてたのは誰かしら?」
奈津がソフィーが初めて刺身を食べたときの様子を茶化すように言った。
「あの時は、初めてだから、ちょっと驚いただけですぅ~」
ソフィーは真っ赤になって当時の事を誤魔化そうとしている・・・
「陛下、無理なさらなくても良いですよ。刺身の習慣がない此方では抵抗があると思いますので次の料理をお出ししますね。」
恵さんがフォローに入る
「待って、私、頂いてみるわ。」
「緑色のはわさびという薬味です、付けすぎると辛いので少し刺身に載せて醤油を付けてお召し上がり下さい。」
第一王妃が刺身に薬味を付けて食べている。.
「うーーん、頭に少しツーーンって来たけど、美味しいわぁ・・・これはどうかしら」
そう言ってアワビへと手を伸ばした。
「うーーん、味わいに深みがあって美味しいわ・・これは?、うーん、濃厚な味わいでこれが一番好きだわ」
王妃は伊勢エビが一番のお好みの様だった。
「陛下は見送っているようだった。」
そんな陛下を見て第一王妃は・・・
「あなたって意気地無しねぇ・・・こんな美味しい物、食べないなんて、勿体ないから私が食べてあげるわ。」
そう言うと王妃は陛下の刺身を食べだした。流石に惜しいと思ったのか陛下が声を掛けたときには最後の一切れは王妃の口の中だった。
吸い物、前菜と進みしのぎの伊勢海老の味噌焼きが出たときは王妃は思わずお替わりと言って陛下の失笑を買っていた。.余程気に入ったらしい。.
煮物のフォアグラと大根の合わせ煮、キャビア添え、揚げ物の車エビの天ぷら盛り合わせは陛下、王妃にも好評だった。
焼き物の神戸牛のステーキが出たときには陛下が驚いていた。
「なんじゃ、この肉は咬むと口の中で溶けていくぞ・・・」
「うん、これだけじゃ物たらんのう・・・」
今度は王妃から失笑を買っていた。.
飯物はかしわの炊きこみ飯と味噌汁
デザートは生クリームをたっぷり使ったプリンアラモード・・・が出たときには王妃とエマは食べる前から目を輝かせていた。..
王妃、エマとも気に入ったようで、エマはお替わりをしていた・・・王妃もお替わりしたかったみたいだが陛下から睨まれてお変わりはしなかった。
「凄く美味しかったです、素敵だわ、こんなのがいつでも食べられるなんて・・・」
「うむ、驚いた物があったがそれにまして上手かった。ぜひ、城の料理人にも教えて欲しいぐらいだ・・・」
「あっ、特に最後のデザートのレシピは教えて欲しいわぁ・・・」
「はい、全く同じ物となりますと材料や道具の関係で難しいかも知れませんので此方で作れる方法でなるべく近い物が作れるレシピを後でお届けしておきます。
今回お出しした魚の刺身ですが、当家だから出せるので普通には食べないで下さい。川魚は寄生虫の問題がありますし、海の魚にしても鮮度の問題がありますので・・・」
「そうなの、同じ物は出来ないのぉ、残念だわ。。。でも、こんな料理が毎日食べれるなんてうらやましいわぁ」
「いえ、いえ、今日はエマ様が来られたので特別です。普段はこんなコース仕立てではなく2,3品の料理ですよ。流石にこんなのは毎日続けたら破産しますって。..」
「まあ、デザートぐらいはこの位は毎日出せますけどね。」
王妃:涼しくて、部屋も明るくて料理も見た事もないとても美味しい物を食べられてあぁ・・私がここに嫁入りしたいぐらいだわ・・・あっ、そうかぁ、別に嫁入りしなくても私は母親よね、母親が娘の嫁ぎ先に来ても言い訳よね。こりゃ、遊びに来なくっちゃ・・・
国王:魚を生で食べるというのには参ったが、ラリッサ(第一王妃)は旨そうに食っておったわ、食おうと思ったら横取りするし、まいったわ。しかし他のも見た事が内料理ばかりだったが上手かったのぉ、他にもいろんな国の料理があると言うぜひ、食べてみたいもんだ・・・
エマ:驚いたわ、王居が最上って思ったら全然、違ってた・・・この屋敷に来てから見る物が初めての物ばかり明るい部屋、過ごしやすい温度、そして美味しい食べ物、礼儀がどうだなんて言わない優しい人達、良かった。お父様の命令で結婚を決められるのはわかりきってたけど、ルーカス様も優しそう、裏でメイドに謝ってる主って初めて見たわ。..どっちが主人なんだが・・・でも、悪くないわ。楽しそう。
もっともっと良く知りたいわここの事、ルーカス様の事。
これを機会にエマは毎日、屋敷を訪れるようになった。
他の皆とも打ち解けるのも早く名前で呼び合うようになるのもそう時間は掛からなかった。
予想と違ったのは王妃が夕食を食べに頻繁に訪れるようになった事だ・・陛下は頭を抱えているという。笑うに笑えない状態だ・・・
最近は昼間から暑いと言って涼みに来ている。
エマの屋敷に来たいという要望を受けて王居の一室と俺の屋敷の転移室を固定転移魔法で繋いだ事により、取り敢えずはお試しと言う事でエマ、陛下、第一夫人が当家にやって来た。
「エマさま、折角ですから今日は夕食を食べて行かれませんか?、王家の食事と比べるとかなり質素とは思いますが・・・」
「あっ、いえ、是非、頂きたいです。」
「ジェシカ、そう言う事なのでよろしくね!」
皆、エマを囲んで色々と女子トークに華を咲かせている。
「陛下、取り敢えず食前にビールでも如何ですか?」
「あぁ、貰おう。」
「王妃様も如何ですか?」
王妃は陛下の方をじっと見ている。
「公式な場ではないんじゃ、遠慮する事は有るまい。」
「では、頂きますわ。」
直ぐにビールが運ばれてきた。..つまみは枝豆だった。
枝豆は殻付きと、向いて身を取り出した物と両方用意していた。
「どうぞ!!」
「おーーっ、何とものどごしが良い。.エールより少しきついようだが、これはこれで行ける、何よりも冷たいのがこの時期には良いな。」
「本当、美味しいですわぁ・・・」
「もし、宜しければ陛下と王妃も食べて行かれますか?」
「はい、あなた、頂いて聞きましょう。」
「あぁ・・」
「ルーカス様、お食事の準備が出来ました、今日はこう言う事も有ろうかと思って和食のコース料理にしましたので、一品ずつお出ししようと思いますが・・・」
「流石、恵さんですね、宜しくお願いします。」
非公式だが国王、王妃を交えての食事会が始まった。
先付けは、ほうれん草の白和え、しのぎは鱈酢締めと、食べた事がないものばかりではあったが凄く好評だった。
お造りの伊勢海老、クロアワビ、鯛のお造りの盛り合わせの時だった。
「これは生の魚ではないのか?・・・」
「陛下も王妃、エマもいぶかしんでいる」
(こんな物、食えるのか?、腹下すに決まっておる、何を考えておるんじゃ)
陛下は不安になっていた。
「生の魚ですが、これは海の魚で今日の朝、水揚げされたばかりの新鮮なお魚ですわ、馴れると美味しいですわよ」
そう良いながらソフィーはわさびを少し鯛の切り身に載せて醤油を付けて食べた。..
「うん、コリコリして新鮮で美味しいわ・・・」
「うん、美味しい・・・私はアワビが好き・・・この歯ごたえが堪らないわ」
ソフィーに続きアメリアも食べていた・・・もちろん、他の皆も躊躇う事はない・・・
元々、此方の世界の人間のアメリアやソフィーが平気で食べてるのを見て少なからず驚いてた。
「ソフィーちやん、あなた平気なの?」
王妃が平気で食べるソフィーを見て、訪ねてきた。
「平気ですよ、こんな美味しい物、食べないなんて勿体ないです。」
「あら、あら、一番最初に出されたときは暫くの間、にらめっこしてたのは誰かしら?」
奈津がソフィーが初めて刺身を食べたときの様子を茶化すように言った。
「あの時は、初めてだから、ちょっと驚いただけですぅ~」
ソフィーは真っ赤になって当時の事を誤魔化そうとしている・・・
「陛下、無理なさらなくても良いですよ。刺身の習慣がない此方では抵抗があると思いますので次の料理をお出ししますね。」
恵さんがフォローに入る
「待って、私、頂いてみるわ。」
「緑色のはわさびという薬味です、付けすぎると辛いので少し刺身に載せて醤油を付けてお召し上がり下さい。」
第一王妃が刺身に薬味を付けて食べている。.
「うーーん、頭に少しツーーンって来たけど、美味しいわぁ・・・これはどうかしら」
そう言ってアワビへと手を伸ばした。
「うーーん、味わいに深みがあって美味しいわ・・これは?、うーん、濃厚な味わいでこれが一番好きだわ」
王妃は伊勢エビが一番のお好みの様だった。
「陛下は見送っているようだった。」
そんな陛下を見て第一王妃は・・・
「あなたって意気地無しねぇ・・・こんな美味しい物、食べないなんて、勿体ないから私が食べてあげるわ。」
そう言うと王妃は陛下の刺身を食べだした。流石に惜しいと思ったのか陛下が声を掛けたときには最後の一切れは王妃の口の中だった。
吸い物、前菜と進みしのぎの伊勢海老の味噌焼きが出たときは王妃は思わずお替わりと言って陛下の失笑を買っていた。.余程気に入ったらしい。.
煮物のフォアグラと大根の合わせ煮、キャビア添え、揚げ物の車エビの天ぷら盛り合わせは陛下、王妃にも好評だった。
焼き物の神戸牛のステーキが出たときには陛下が驚いていた。
「なんじゃ、この肉は咬むと口の中で溶けていくぞ・・・」
「うん、これだけじゃ物たらんのう・・・」
今度は王妃から失笑を買っていた。.
飯物はかしわの炊きこみ飯と味噌汁
デザートは生クリームをたっぷり使ったプリンアラモード・・・が出たときには王妃とエマは食べる前から目を輝かせていた。..
王妃、エマとも気に入ったようで、エマはお替わりをしていた・・・王妃もお替わりしたかったみたいだが陛下から睨まれてお変わりはしなかった。
「凄く美味しかったです、素敵だわ、こんなのがいつでも食べられるなんて・・・」
「うむ、驚いた物があったがそれにまして上手かった。ぜひ、城の料理人にも教えて欲しいぐらいだ・・・」
「あっ、特に最後のデザートのレシピは教えて欲しいわぁ・・・」
「はい、全く同じ物となりますと材料や道具の関係で難しいかも知れませんので此方で作れる方法でなるべく近い物が作れるレシピを後でお届けしておきます。
今回お出しした魚の刺身ですが、当家だから出せるので普通には食べないで下さい。川魚は寄生虫の問題がありますし、海の魚にしても鮮度の問題がありますので・・・」
「そうなの、同じ物は出来ないのぉ、残念だわ。。。でも、こんな料理が毎日食べれるなんてうらやましいわぁ」
「いえ、いえ、今日はエマ様が来られたので特別です。普段はこんなコース仕立てではなく2,3品の料理ですよ。流石にこんなのは毎日続けたら破産しますって。..」
「まあ、デザートぐらいはこの位は毎日出せますけどね。」
王妃:涼しくて、部屋も明るくて料理も見た事もないとても美味しい物を食べられてあぁ・・私がここに嫁入りしたいぐらいだわ・・・あっ、そうかぁ、別に嫁入りしなくても私は母親よね、母親が娘の嫁ぎ先に来ても言い訳よね。こりゃ、遊びに来なくっちゃ・・・
国王:魚を生で食べるというのには参ったが、ラリッサ(第一王妃)は旨そうに食っておったわ、食おうと思ったら横取りするし、まいったわ。しかし他のも見た事が内料理ばかりだったが上手かったのぉ、他にもいろんな国の料理があると言うぜひ、食べてみたいもんだ・・・
エマ:驚いたわ、王居が最上って思ったら全然、違ってた・・・この屋敷に来てから見る物が初めての物ばかり明るい部屋、過ごしやすい温度、そして美味しい食べ物、礼儀がどうだなんて言わない優しい人達、良かった。お父様の命令で結婚を決められるのはわかりきってたけど、ルーカス様も優しそう、裏でメイドに謝ってる主って初めて見たわ。..どっちが主人なんだが・・・でも、悪くないわ。楽しそう。
もっともっと良く知りたいわここの事、ルーカス様の事。
これを機会にエマは毎日、屋敷を訪れるようになった。
他の皆とも打ち解けるのも早く名前で呼び合うようになるのもそう時間は掛からなかった。
予想と違ったのは王妃が夕食を食べに頻繁に訪れるようになった事だ・・陛下は頭を抱えているという。笑うに笑えない状態だ・・・
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