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第二章 始動
【降臨】
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【降臨】
時は深夜の子の刻、真夜中の頃、イルメニア王国、王宮の国王の寝室では国王テオドール・ファン・ベルーナが王妃、ラリッサと就寝中だった。
当然、ドアの外には近衛兵が立ち番をしている。
そんな部屋の一室の片隅が光り出した・・・ゴルフボールほどの球体は輝きと供に大きさを増してゆく・・・
「ん・・・っ、まぶしい・・」
「ひっ、なに?、あなたちょっと起きてよ!!」
先に光に気づいた王妃は恐怖におののきながらも国王を揺り起こす。
「な、なんだ、騒々しい・・・おっ・・な、なんなんだ・・・」
二人は抱き合い、部屋の隅の光が大きくまぶしくなっていく様を近衛兵を呼ぶのも忘れてあっけに捕らわれながらも見つめていた。.
光が収まってくるとそこには人影があった。
不思議と心は落ち着いており怪しさは感じずむしろ神々しささえ感じていた。
国王は直ぐに神もしくは神域の者だと悟った。
ベッドを下りて王妃と供に平伏した。
「我は亜神であり世界神、ネトナスです。」
「イルメニア国王、テオドール・ファン・ベルーナへ天啓を申し渡す。」
「今は国は乱世を兆しを見せています、こまま放置すればこの国だけで無くこの世全体が戦乱と化し、その後は魔物の世界となり最後には世界は終わりを告げるでしょう。」
「国王よ不正、腐敗を但し、国を正しき方向へ導きなさい。」
「はっ、ハハーーッ、確かに承りました、必ず仰せの通りに致します。」
国王は平伏したまま返答したが、実際問題としてどう動けば良いか分からなかったが、世界神の前でそんな事は言えない・・・
ただ、汗を流しなら平伏するので精一杯だった
王妃は平伏するのもやっとで気を失う寸前になっていた・・・
「良いでしょう、では、使徒を使わします。この者と相談して必ずや達成する事を望んでますよ。」
世界神はそう言うと、消えていった。
世界神の神威が消えてやっと頭を上げる事が出来た国王はそこに一人の青年が立っているのを見た。
白いローブをまとい、銀髪、碧眼の神威をまとった青年
「そ、そなたは・・・」
国王は立っている青年に訪ねた。.
一見、普通の貴族にも見える青年だが体から発している神威は神域の者である事がうかがえる。
「私は世界神の使徒、ルーカス・ハミルトンです。」
「亜神ではありますが、神ではありませんので、そう堅くならずに・・・あっ、王妃様、頭をお上げ下さい」
「はい、恥ずかしい格好で申し訳ありません、服をまとって宜しいでしょうか?」
「これは失礼しました、どうぞ、服を着られて下さい」
王妃は下着の上に透け透けのネグリジェを着ていた。..流石に恥ずかしかったのだろう、ソファーに掛けてあったガウンを着てからまた、床に座った。
「今日は顔見せだけのつもりです、明日、城の正門からお昼に出直しますのでその時にでも今後の話をしましょう、宜しですか?」
「はい、近衛兵にはきちんと通達を出しておきますので、お待ちしております」
「では、明日、また参ります。」
使徒はそう言い終わるとすぅっと消えていった。
「はぁ・・・・びっくりした・・・世界神から直接神託を頂けるとは思ってもみなかったわい。」
世界神と使徒が去った後、国王は崩れるように足を投げ出して座り直した・・・
「あなた・・国王様、私、まだ震えが止まりませんの・・・」
「あぁ・・凄かったな・・・」
「でも、光栄な事ですわ、今まで歴代の国王でも直接、ご神託を頂けた国王はいないのではありませんか?」
「あぁ、、そうじゃな、初めてかも知れん」
国王はそう言うと、あごを撫でながら考えていた。..
(直接の神託だけでも初めての事、さらには使徒まで使わされるとはよほどの事、今回の件、絶対に間違ってはならん、恐らく間違えば命は無いだろう)
「あなた、歴代の国王としても特に名を残す国王となれますわ、次代もその世代にも引き継がせて盤石な国作りを頑張って下さいませ」
国王と王妃はベッドに入りながら明日の事を話していた。
。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。
□■□ 翌日 □■□
王城の門番に国王陛下への謁見を申し込む
「ご予約はありますか?」
国王への謁見を申し込むと20歳ぐらいの衛兵が予約の有無を確認してきた、もう一人の衛兵はこちらの斜め後ろに回ってきた。..恐らく不審者への対応マニュアル通りの動きなんだろうと思いながらも特に慌てずに、予約をしてある事を伝えて名前を告げる。
「確認を取りますので暫くお待ち下さい。」
中にいた衛兵の中で一番若そうな衛兵が王城内に走って行くのが見えた。恐らく確認に行くのだろうが電話一本有れば楽だろうにと思う、うーん、電話を売り込むのも良いかも知れない。などと考えていると、先程、走って行った衛兵が戻ってきた。
「お待たせしました、ご案内しますので付いてきて下さい。」
衛兵に言われて後を付いて行く...暫く歩くとある一室の前に来た。
「こちらです、私はここまでしかご案内出来ません、後はご自身で入室して下さい。」
衛兵はそう告げると、足早に去って行った。
部屋をノックすると「どうぞ!」と返答があったので部屋に入るとそこは謁見のまでは無く普通の一室だった。
部屋には国王と王妃、宰相が床に平伏していた。
「ふぅ、取り敢えず、そのままじゃ話し合いにならないので、イスにおかけになって下さい。」
国王と宰相は多少は戸惑いながらもソファーの横に向かった。
ソファーには座った者のこちらを警戒と言うか煩慮 のまなざしでこちらの様子を伺っている。
(宰相:この男が陛下の言った亜神で世界神の使徒かぁ、どう見てもその辺の平民にしか見えんが・・・陛下の言う通り光の中から世界神と供に現れたというのなら間違いはないだろう。)
「取り敢えず、そう畏まられると話になりません、私は今は辺境伯の次女の従者をしておりますので、公式、非公式供に従者として対応して頂いて構いません。」
「分かった、お主がそう言うのであればあえて、礼節は無しにさせてもらおう。」
国王と宰相は改めてこちらをむき直した。
「最初に私は今後、いろんな商業活動を行っていきますが、その辺は無条件で認めてもらいたい、今後この世界の発展に寄与する事となりますので・・・ただ、勘違いして欲しくないのは直ぐにという訳では無く100年後とか長いスパンでの話になります。」
「次に、目に余る不正は正さなければなりません、まず、取りかかりはランドル家の傍若無人振りは目に余りますので取りつぶしましょう。」
「ランドル家の悪行は目に余るのはわしの耳にも届いておるが、何せ領内の事、証拠も無い事には手の打ち所が無いのです。」
金剛石での利益にものを言わせて貴族にもシンパを作りつつあるあのブタ男はさっさと潰したい、しかしこんな状況下でどうやって潰す、儂と言えど無茶振りはできんからしっぽを出すのを待っているが、なかなか知恵が回る男でしっぽはださん。
「今度、辺境伯が金剛石を献上する事になっているのはご存じでしょう、それを利用します。」
「あぁ、それは知っておる、別に金剛石で無くても良かったんだが名、まあ、成り行き状そうなってしまっただけなんじゃが...それをどう利用するんじゃ?」
「そちらでして頂く事は、殆ど有りません、こちらで全て準備しますので後は陛下に捌いて貰えれば問題はありません。その裁きの内容ですが・・・」
「クリストフ男爵は、処刑、男爵の息子達は鉱山奴隷に女性陣は私に犯罪奴隷として下げ渡して下さい。
金剛石鉱山は王家の直轄鉱山として運営はカトラス領のルーク侯爵にお任せ下さい。なお、金剛石の流通に関しては王家の専売品として王家の指定業者以外で卸を禁じて下さい。
これは、今後、金剛石の価格をある程度、維持させるためには絶対必要です。
この件の功績として辺境伯の次女アメリアを子爵に叙爵して下さい、領地はアルデンヌ領を封土して下さい。
ま、今回はこんな所です。」
金剛石鉱山を王家直轄と聞いた国王は随分と機嫌が良さそうにしている。
「大方問題は無いが、アルデンヌ領をアメリアに封土するのは難しい、領地はそんな簡単に取り上げられんぞ」
国王は金剛石鉱山の件でご機嫌だが、宰相がアルデンヌ領の事で頭を抱えている。
(無理矢理取り上げればへたすれば内乱が起きる、男爵ならまだしも公爵だからなぁ・・・まあ、王位継承権は無いとは言えかなり難しいが、使徒様はどうするつもりだ)
「アルデンヌ領のオットー公爵は男爵の最大の支援者で同罪だ...」
「事前に指示はするが基本的には金剛石を献上の時に片付けようと思っている。」
「証拠の方は既に私の部下が調査に入ってますので心配はないですよ。」
「また、必要であれば連絡します、そちらから連絡の必要がある場合はこの玉を床に投げつけて割って下さい。その場所に来ます。」
「これを割れば居場所が分かるのか?」
「そうですね、その玉を割ると私の方に位置が伝えられますので直ぐに駆けつけますよ。」
そう、告げるとその場から転移で辺境泊邸へと戻った。
陛下、金剛石鉱山を王家の直轄領にする事が出来れば予算上楽になると予想出来ますなぁ・・金剛石を専売品にするのは良く分かりませんが・・・それほど国内で需要があるのかは難しいと思いますが・・・。
♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*゜♪
2018/09/15:誤字、脱字、誤用の修正をしました。
♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*♪゜*☆*゜♪*☆*゜♪゜*☆*゜♪
時は深夜の子の刻、真夜中の頃、イルメニア王国、王宮の国王の寝室では国王テオドール・ファン・ベルーナが王妃、ラリッサと就寝中だった。
当然、ドアの外には近衛兵が立ち番をしている。
そんな部屋の一室の片隅が光り出した・・・ゴルフボールほどの球体は輝きと供に大きさを増してゆく・・・
「ん・・・っ、まぶしい・・」
「ひっ、なに?、あなたちょっと起きてよ!!」
先に光に気づいた王妃は恐怖におののきながらも国王を揺り起こす。
「な、なんだ、騒々しい・・・おっ・・な、なんなんだ・・・」
二人は抱き合い、部屋の隅の光が大きくまぶしくなっていく様を近衛兵を呼ぶのも忘れてあっけに捕らわれながらも見つめていた。.
光が収まってくるとそこには人影があった。
不思議と心は落ち着いており怪しさは感じずむしろ神々しささえ感じていた。
国王は直ぐに神もしくは神域の者だと悟った。
ベッドを下りて王妃と供に平伏した。
「我は亜神であり世界神、ネトナスです。」
「イルメニア国王、テオドール・ファン・ベルーナへ天啓を申し渡す。」
「今は国は乱世を兆しを見せています、こまま放置すればこの国だけで無くこの世全体が戦乱と化し、その後は魔物の世界となり最後には世界は終わりを告げるでしょう。」
「国王よ不正、腐敗を但し、国を正しき方向へ導きなさい。」
「はっ、ハハーーッ、確かに承りました、必ず仰せの通りに致します。」
国王は平伏したまま返答したが、実際問題としてどう動けば良いか分からなかったが、世界神の前でそんな事は言えない・・・
ただ、汗を流しなら平伏するので精一杯だった
王妃は平伏するのもやっとで気を失う寸前になっていた・・・
「良いでしょう、では、使徒を使わします。この者と相談して必ずや達成する事を望んでますよ。」
世界神はそう言うと、消えていった。
世界神の神威が消えてやっと頭を上げる事が出来た国王はそこに一人の青年が立っているのを見た。
白いローブをまとい、銀髪、碧眼の神威をまとった青年
「そ、そなたは・・・」
国王は立っている青年に訪ねた。.
一見、普通の貴族にも見える青年だが体から発している神威は神域の者である事がうかがえる。
「私は世界神の使徒、ルーカス・ハミルトンです。」
「亜神ではありますが、神ではありませんので、そう堅くならずに・・・あっ、王妃様、頭をお上げ下さい」
「はい、恥ずかしい格好で申し訳ありません、服をまとって宜しいでしょうか?」
「これは失礼しました、どうぞ、服を着られて下さい」
王妃は下着の上に透け透けのネグリジェを着ていた。..流石に恥ずかしかったのだろう、ソファーに掛けてあったガウンを着てからまた、床に座った。
「今日は顔見せだけのつもりです、明日、城の正門からお昼に出直しますのでその時にでも今後の話をしましょう、宜しですか?」
「はい、近衛兵にはきちんと通達を出しておきますので、お待ちしております」
「では、明日、また参ります。」
使徒はそう言い終わるとすぅっと消えていった。
「はぁ・・・・びっくりした・・・世界神から直接神託を頂けるとは思ってもみなかったわい。」
世界神と使徒が去った後、国王は崩れるように足を投げ出して座り直した・・・
「あなた・・国王様、私、まだ震えが止まりませんの・・・」
「あぁ・・凄かったな・・・」
「でも、光栄な事ですわ、今まで歴代の国王でも直接、ご神託を頂けた国王はいないのではありませんか?」
「あぁ、、そうじゃな、初めてかも知れん」
国王はそう言うと、あごを撫でながら考えていた。..
(直接の神託だけでも初めての事、さらには使徒まで使わされるとはよほどの事、今回の件、絶対に間違ってはならん、恐らく間違えば命は無いだろう)
「あなた、歴代の国王としても特に名を残す国王となれますわ、次代もその世代にも引き継がせて盤石な国作りを頑張って下さいませ」
国王と王妃はベッドに入りながら明日の事を話していた。
。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。
□■□ 翌日 □■□
王城の門番に国王陛下への謁見を申し込む
「ご予約はありますか?」
国王への謁見を申し込むと20歳ぐらいの衛兵が予約の有無を確認してきた、もう一人の衛兵はこちらの斜め後ろに回ってきた。..恐らく不審者への対応マニュアル通りの動きなんだろうと思いながらも特に慌てずに、予約をしてある事を伝えて名前を告げる。
「確認を取りますので暫くお待ち下さい。」
中にいた衛兵の中で一番若そうな衛兵が王城内に走って行くのが見えた。恐らく確認に行くのだろうが電話一本有れば楽だろうにと思う、うーん、電話を売り込むのも良いかも知れない。などと考えていると、先程、走って行った衛兵が戻ってきた。
「お待たせしました、ご案内しますので付いてきて下さい。」
衛兵に言われて後を付いて行く...暫く歩くとある一室の前に来た。
「こちらです、私はここまでしかご案内出来ません、後はご自身で入室して下さい。」
衛兵はそう告げると、足早に去って行った。
部屋をノックすると「どうぞ!」と返答があったので部屋に入るとそこは謁見のまでは無く普通の一室だった。
部屋には国王と王妃、宰相が床に平伏していた。
「ふぅ、取り敢えず、そのままじゃ話し合いにならないので、イスにおかけになって下さい。」
国王と宰相は多少は戸惑いながらもソファーの横に向かった。
ソファーには座った者のこちらを警戒と言うか煩慮 のまなざしでこちらの様子を伺っている。
(宰相:この男が陛下の言った亜神で世界神の使徒かぁ、どう見てもその辺の平民にしか見えんが・・・陛下の言う通り光の中から世界神と供に現れたというのなら間違いはないだろう。)
「取り敢えず、そう畏まられると話になりません、私は今は辺境伯の次女の従者をしておりますので、公式、非公式供に従者として対応して頂いて構いません。」
「分かった、お主がそう言うのであればあえて、礼節は無しにさせてもらおう。」
国王と宰相は改めてこちらをむき直した。
「最初に私は今後、いろんな商業活動を行っていきますが、その辺は無条件で認めてもらいたい、今後この世界の発展に寄与する事となりますので・・・ただ、勘違いして欲しくないのは直ぐにという訳では無く100年後とか長いスパンでの話になります。」
「次に、目に余る不正は正さなければなりません、まず、取りかかりはランドル家の傍若無人振りは目に余りますので取りつぶしましょう。」
「ランドル家の悪行は目に余るのはわしの耳にも届いておるが、何せ領内の事、証拠も無い事には手の打ち所が無いのです。」
金剛石での利益にものを言わせて貴族にもシンパを作りつつあるあのブタ男はさっさと潰したい、しかしこんな状況下でどうやって潰す、儂と言えど無茶振りはできんからしっぽを出すのを待っているが、なかなか知恵が回る男でしっぽはださん。
「今度、辺境伯が金剛石を献上する事になっているのはご存じでしょう、それを利用します。」
「あぁ、それは知っておる、別に金剛石で無くても良かったんだが名、まあ、成り行き状そうなってしまっただけなんじゃが...それをどう利用するんじゃ?」
「そちらでして頂く事は、殆ど有りません、こちらで全て準備しますので後は陛下に捌いて貰えれば問題はありません。その裁きの内容ですが・・・」
「クリストフ男爵は、処刑、男爵の息子達は鉱山奴隷に女性陣は私に犯罪奴隷として下げ渡して下さい。
金剛石鉱山は王家の直轄鉱山として運営はカトラス領のルーク侯爵にお任せ下さい。なお、金剛石の流通に関しては王家の専売品として王家の指定業者以外で卸を禁じて下さい。
これは、今後、金剛石の価格をある程度、維持させるためには絶対必要です。
この件の功績として辺境伯の次女アメリアを子爵に叙爵して下さい、領地はアルデンヌ領を封土して下さい。
ま、今回はこんな所です。」
金剛石鉱山を王家直轄と聞いた国王は随分と機嫌が良さそうにしている。
「大方問題は無いが、アルデンヌ領をアメリアに封土するのは難しい、領地はそんな簡単に取り上げられんぞ」
国王は金剛石鉱山の件でご機嫌だが、宰相がアルデンヌ領の事で頭を抱えている。
(無理矢理取り上げればへたすれば内乱が起きる、男爵ならまだしも公爵だからなぁ・・・まあ、王位継承権は無いとは言えかなり難しいが、使徒様はどうするつもりだ)
「アルデンヌ領のオットー公爵は男爵の最大の支援者で同罪だ...」
「事前に指示はするが基本的には金剛石を献上の時に片付けようと思っている。」
「証拠の方は既に私の部下が調査に入ってますので心配はないですよ。」
「また、必要であれば連絡します、そちらから連絡の必要がある場合はこの玉を床に投げつけて割って下さい。その場所に来ます。」
「これを割れば居場所が分かるのか?」
「そうですね、その玉を割ると私の方に位置が伝えられますので直ぐに駆けつけますよ。」
そう、告げるとその場から転移で辺境泊邸へと戻った。
陛下、金剛石鉱山を王家の直轄領にする事が出来れば予算上楽になると予想出来ますなぁ・・金剛石を専売品にするのは良く分かりませんが・・・それほど国内で需要があるのかは難しいと思いますが・・・。
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2018/09/15:誤字、脱字、誤用の修正をしました。
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