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第3章 1週間
殺戮の3日間 その5
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怒号とともに、襲い掛かってくる炎の魔法。
「っち!!」
私は、素早くレミントンで打ち落とします。狙いを付けるのは無理なので、散弾で、弾幕を張ります。
「ガイア、天馬、こいつは、私がひきつけておくから、そっちはお願い」
「解った」
伊藤さんの横から、二人の少年が駆け抜けます。
「させるか!」
「こっちこそ、させない!」
伊藤さんは、立て続けに魔法を連射してきます。この子は、魔法に関してかなりのポテンシャルを持っているのでしょう。
「さん、状況は?」
「子供は全員収容しました。後は、そこのけが人です」
「聖王国の、狂人なんて、助けるだけ無駄だ!!」
そう言いながら、少年たちが、攻撃してきます。一人の男の子は、素早く倒れている人を狙って、飛び落ちます。
「破っ!」
振り上げた拳を打ち抜き、少しの躊躇いも無く、相手の命を奪います。
「ウリィィィィ!!」
もう1人の少年も、奇声を上げながら、大きな剣を振りまわし、残っている命を刈り取っています。
「そう言えば、アンデットでしたね・・・」
伊藤さんの魔法を打ち落としながら、少年に向けて攻撃をしてみたのですが、散弾が当たったのに、二人は特に気にした様子がありません。1人は、片腕が吹き飛んだのですが、すぐに復元してしまいました。この子の魔法は、かなりの高レベルみたいです。
「何故、それを知っているのですか?」
私の呟きを聞いた伊藤さんは、攻撃の手を止めます。
「よん、出番です」
「はい」
次の瞬間、アメリカントラックの荷台から、よんが飛び出しました。
チャイナ服ではなく、戦闘用の強化服に着替えています。
猫人の、1メートルぐらいの少女ですが、あっという間に少年二人を投げ飛ばし、伊藤さんの目の前に叩きつけます。
「ぐぎゃ・・・」
「うぅ・・・」
かなりの衝撃のはすですが、アンデットの二人はすぐに動き出します。
「さん、そちらの状況は?」
「全滅です・・・」
「ブルーは?」
「亡くなりました」
「その二人は、そこまで行っていませんでしたよね?」
「ブルーさんが、姉と呼んだ人に、作戦を失敗する無能者は要らないと・・・」
「その、姉は?」
「逃げている途中に、そちらのアンデットに殺されています」
「そうですか・・・。狂人と言うのは、あながち間違っていないのですね」
「そうよ。あの国の連中は、みんな狂っている。そんなのを、貴方は助けるというの?」
「解りません。私の今の目的は、ここを守りきる事と、人材確保ですからね。ブルーに関しては、残念ですが、救いが少しだけあります」
「救い?」
「彼には、強力な事前ポーションを飲ませていますからね」
そう言いながら、私はヘルメットのカバーを外します。
「貴方は・・・」
「お久しぶりですね。どうやら、こちらのメッセージには気づかなかったみたいですね」
「メッセージ?」
「私から奪った、魔法の籠手の中身、確認しましたか?」
「あんなもの、すぐに処分しました。中身のせいで、血だらけで、大変だったのですよ」
「そう言えば、あのときの落とし前を、付ける必要もありますね」
正体が私と気づいた、少年二人は、明らかにこちらを敵としてみています。
「ウリィィィィィ」
奇声を上げながら、少年が大剣を振り下ろす。
「無駄です」
それより早く、よんが駆け抜けます。
「精霊猫の、恐ろしさを思い知りなさい!」
よんが着ているのは、戦闘力を100倍以上に引き上げる戦闘服です。単純に、魔法陣を刻んであるだけでなく、重量も底上げしてあるので、その一撃は重く、凶悪なものになっています。
「ぐぎゃ・・・」
相手のすぐ側に回りこみ。正拳突きを叩き込みます。その一撃で、少年のお腹が吹き飛び、行動不能になります。
「次は、貴方です」
そう言った次の瞬間、よんはもう1人の少年の背後に移動していました。
「なんとぉーーー」
少年は、何とかよんの動きを捉えたみたいで、回り込んでの踵落としを両手でガードして受け止めます。
「えz?」
受け止めたのはいいですが、そのまま体は地面に埋まります。
「頭をつぶすつもりでしたが、残念です」
埋まってしまった少年から距離をとり、残念そうによんはつぶやきます。
「さて、色々と話すことがあると思いますが、おとなしくしてもらえますか?」
「解りました」
二人が行動不能になったので、伊藤さんはおとなしく従ってくれました。
「さん、子供たちと、伊藤さんたちを頼みます」
「了解しました」
アメリカンなトラックは、コンテナを収容して砦に戻ります。伊藤さんと、おとなしくなった少年二人も一緒です。
「よんは、先に砦に戻って、遺体の処理を頼みます」
「はい」
次の瞬間、よんの姿は消えています。
基地に戻ったよんは、探索球を使って、残された遺体の回収をする事でしょう。
「さて、出てきてください」
「気づいて、いたのね」
地面の中から、1人の少女が姿を現しました。それは、ブルーが姉と呼んだ人物でした。
「何故、ブルーを?」
「任務に失敗した挙句、敵に寝返る存在は、必要ない」
「弟ではないのですか?」
「黒の国では、そう教えているだけ。肉親なんてものは、存在しない」
「任務の内容を聞いてもいいですか?」
「機神を奪うことだ。そのために、魔王討伐としくんで、行動をコントロールして、別行動させたのに、貴様のせいで計画が破綻した」
「それは、悪い事をしましたね。それで、任務を失敗した貴方はどうするのですか?」
「こうするさ!」
その人物は、何かの呪文を唱えました。
「なるほど、無駄な事をしてしまったのですね、私は」
この子達を、助けようとしたのは無駄だったのでしょう。人と言うのは、ここまでできるものなのですね。
「せっかく助かったのに、何でこんな事を・・・」
「確実に、貴様を殺すためだ!」
次の瞬間、その子のいた場所を中心に、猛烈な炎が弾けました。
「無駄なんですけどね」
自爆攻撃は、私に何の影響を与えていません。アンディの防御力は、対魔法の処理もしてあります。
「・・・」
何一つ残ることなく、黒くなった地面。黒の国と言うのの闇は、深いような気がします。
「一応、打ち落としておきますか・・・」
ライフルを構え、狙いを付けます。こちらを監視している存在がいました。探索球が、こちらを見ている存在を確認しています。ギリギリ射程圏内です。
「私も、人のことは言えませんが、情報は大事ですからね」
無音ヘリなどを使い、各地で色々と情報を集めているので、逆に色々と集められるのは困るのです。
「ふぅ・・・」
私の攻撃は、その存在に命中しました。無音ヘリで回収してもらうと、一羽の鳥でした。
「使い魔と言うのでしょうね」
これも、後で調べましょう。現状、こちらに接近している存在はありません。
伊藤さんのこともありますし、砦に戻りましょう。
「二人を、何とかする手段がるのですか?」
「アンデット以外の存在にする事は、出来ます」
「本当ですか?」
砦に戻り、伊藤さんと話し合っています。こちらの事情を、ある程度説明して、相手のことも色々と聞きました。
「魔法大全には、書いてないのですか?」
「生き返らせること、そこにしか注意意は向いていませんでした・・・」
彼女の能力は、この世界の魔法に関しての知識です。魔力が高く、使いこなせれば強力場武器になるでしょう。
「異世界召喚と、送還に関する魔法は?」
「知識はありますが、私では実行できません」
「何故?」
「種族に関する制約が大きいです。精霊、もしくは神に匹敵する存在が必要になります」
「そうですか。では、こちらが二人を何とかするとして、協力はしてもらえますか?」
「勿論です」
お互いに、出来ること、やりたい事を再確認します。私がやりたい事は、勇気を元に戻す事。
この世界は、甘い異世界ではありません。
「私は、ただ、二人と一緒に旅をしたいです」
「そのために、私に協力をしてもらいます」
「暖かい二人と、一緒にいられるなら」
「勿論です。ただ、準備が必要なので、今すぐにとは行きません」
「どれくらい、かかりますか?」
「召喚された日、そこから一年後の日が、送還に一番適した日になっています」
「まだ、先なのですね・・・」
「星の巡り会わせだけは、帰ることが出来ません」
「それ以外なら、何でも変えられそうですね」
そうつぶやいた感情の顔には、少しだけ笑顔が戻っています。
「元の世界には戻れませんが、よろしいですか?」
「元凶なのは、私です。私がもっと慎重に行動していれば、二人が命を落とすことは無かったでしょう。それに、元の世界ですと、難しかった事が、この世界では出来るかもしれません」
「それは?」
「三人で、ずっと一緒に暮らす事ですよ」
---------------------------------
小説家になろうでも投稿中。
3日に1度ぐらいのペースで更新予定です。
今週は、少し変則です。
「っち!!」
私は、素早くレミントンで打ち落とします。狙いを付けるのは無理なので、散弾で、弾幕を張ります。
「ガイア、天馬、こいつは、私がひきつけておくから、そっちはお願い」
「解った」
伊藤さんの横から、二人の少年が駆け抜けます。
「させるか!」
「こっちこそ、させない!」
伊藤さんは、立て続けに魔法を連射してきます。この子は、魔法に関してかなりのポテンシャルを持っているのでしょう。
「さん、状況は?」
「子供は全員収容しました。後は、そこのけが人です」
「聖王国の、狂人なんて、助けるだけ無駄だ!!」
そう言いながら、少年たちが、攻撃してきます。一人の男の子は、素早く倒れている人を狙って、飛び落ちます。
「破っ!」
振り上げた拳を打ち抜き、少しの躊躇いも無く、相手の命を奪います。
「ウリィィィィ!!」
もう1人の少年も、奇声を上げながら、大きな剣を振りまわし、残っている命を刈り取っています。
「そう言えば、アンデットでしたね・・・」
伊藤さんの魔法を打ち落としながら、少年に向けて攻撃をしてみたのですが、散弾が当たったのに、二人は特に気にした様子がありません。1人は、片腕が吹き飛んだのですが、すぐに復元してしまいました。この子の魔法は、かなりの高レベルみたいです。
「何故、それを知っているのですか?」
私の呟きを聞いた伊藤さんは、攻撃の手を止めます。
「よん、出番です」
「はい」
次の瞬間、アメリカントラックの荷台から、よんが飛び出しました。
チャイナ服ではなく、戦闘用の強化服に着替えています。
猫人の、1メートルぐらいの少女ですが、あっという間に少年二人を投げ飛ばし、伊藤さんの目の前に叩きつけます。
「ぐぎゃ・・・」
「うぅ・・・」
かなりの衝撃のはすですが、アンデットの二人はすぐに動き出します。
「さん、そちらの状況は?」
「全滅です・・・」
「ブルーは?」
「亡くなりました」
「その二人は、そこまで行っていませんでしたよね?」
「ブルーさんが、姉と呼んだ人に、作戦を失敗する無能者は要らないと・・・」
「その、姉は?」
「逃げている途中に、そちらのアンデットに殺されています」
「そうですか・・・。狂人と言うのは、あながち間違っていないのですね」
「そうよ。あの国の連中は、みんな狂っている。そんなのを、貴方は助けるというの?」
「解りません。私の今の目的は、ここを守りきる事と、人材確保ですからね。ブルーに関しては、残念ですが、救いが少しだけあります」
「救い?」
「彼には、強力な事前ポーションを飲ませていますからね」
そう言いながら、私はヘルメットのカバーを外します。
「貴方は・・・」
「お久しぶりですね。どうやら、こちらのメッセージには気づかなかったみたいですね」
「メッセージ?」
「私から奪った、魔法の籠手の中身、確認しましたか?」
「あんなもの、すぐに処分しました。中身のせいで、血だらけで、大変だったのですよ」
「そう言えば、あのときの落とし前を、付ける必要もありますね」
正体が私と気づいた、少年二人は、明らかにこちらを敵としてみています。
「ウリィィィィィ」
奇声を上げながら、少年が大剣を振り下ろす。
「無駄です」
それより早く、よんが駆け抜けます。
「精霊猫の、恐ろしさを思い知りなさい!」
よんが着ているのは、戦闘力を100倍以上に引き上げる戦闘服です。単純に、魔法陣を刻んであるだけでなく、重量も底上げしてあるので、その一撃は重く、凶悪なものになっています。
「ぐぎゃ・・・」
相手のすぐ側に回りこみ。正拳突きを叩き込みます。その一撃で、少年のお腹が吹き飛び、行動不能になります。
「次は、貴方です」
そう言った次の瞬間、よんはもう1人の少年の背後に移動していました。
「なんとぉーーー」
少年は、何とかよんの動きを捉えたみたいで、回り込んでの踵落としを両手でガードして受け止めます。
「えz?」
受け止めたのはいいですが、そのまま体は地面に埋まります。
「頭をつぶすつもりでしたが、残念です」
埋まってしまった少年から距離をとり、残念そうによんはつぶやきます。
「さて、色々と話すことがあると思いますが、おとなしくしてもらえますか?」
「解りました」
二人が行動不能になったので、伊藤さんはおとなしく従ってくれました。
「さん、子供たちと、伊藤さんたちを頼みます」
「了解しました」
アメリカンなトラックは、コンテナを収容して砦に戻ります。伊藤さんと、おとなしくなった少年二人も一緒です。
「よんは、先に砦に戻って、遺体の処理を頼みます」
「はい」
次の瞬間、よんの姿は消えています。
基地に戻ったよんは、探索球を使って、残された遺体の回収をする事でしょう。
「さて、出てきてください」
「気づいて、いたのね」
地面の中から、1人の少女が姿を現しました。それは、ブルーが姉と呼んだ人物でした。
「何故、ブルーを?」
「任務に失敗した挙句、敵に寝返る存在は、必要ない」
「弟ではないのですか?」
「黒の国では、そう教えているだけ。肉親なんてものは、存在しない」
「任務の内容を聞いてもいいですか?」
「機神を奪うことだ。そのために、魔王討伐としくんで、行動をコントロールして、別行動させたのに、貴様のせいで計画が破綻した」
「それは、悪い事をしましたね。それで、任務を失敗した貴方はどうするのですか?」
「こうするさ!」
その人物は、何かの呪文を唱えました。
「なるほど、無駄な事をしてしまったのですね、私は」
この子達を、助けようとしたのは無駄だったのでしょう。人と言うのは、ここまでできるものなのですね。
「せっかく助かったのに、何でこんな事を・・・」
「確実に、貴様を殺すためだ!」
次の瞬間、その子のいた場所を中心に、猛烈な炎が弾けました。
「無駄なんですけどね」
自爆攻撃は、私に何の影響を与えていません。アンディの防御力は、対魔法の処理もしてあります。
「・・・」
何一つ残ることなく、黒くなった地面。黒の国と言うのの闇は、深いような気がします。
「一応、打ち落としておきますか・・・」
ライフルを構え、狙いを付けます。こちらを監視している存在がいました。探索球が、こちらを見ている存在を確認しています。ギリギリ射程圏内です。
「私も、人のことは言えませんが、情報は大事ですからね」
無音ヘリなどを使い、各地で色々と情報を集めているので、逆に色々と集められるのは困るのです。
「ふぅ・・・」
私の攻撃は、その存在に命中しました。無音ヘリで回収してもらうと、一羽の鳥でした。
「使い魔と言うのでしょうね」
これも、後で調べましょう。現状、こちらに接近している存在はありません。
伊藤さんのこともありますし、砦に戻りましょう。
「二人を、何とかする手段がるのですか?」
「アンデット以外の存在にする事は、出来ます」
「本当ですか?」
砦に戻り、伊藤さんと話し合っています。こちらの事情を、ある程度説明して、相手のことも色々と聞きました。
「魔法大全には、書いてないのですか?」
「生き返らせること、そこにしか注意意は向いていませんでした・・・」
彼女の能力は、この世界の魔法に関しての知識です。魔力が高く、使いこなせれば強力場武器になるでしょう。
「異世界召喚と、送還に関する魔法は?」
「知識はありますが、私では実行できません」
「何故?」
「種族に関する制約が大きいです。精霊、もしくは神に匹敵する存在が必要になります」
「そうですか。では、こちらが二人を何とかするとして、協力はしてもらえますか?」
「勿論です」
お互いに、出来ること、やりたい事を再確認します。私がやりたい事は、勇気を元に戻す事。
この世界は、甘い異世界ではありません。
「私は、ただ、二人と一緒に旅をしたいです」
「そのために、私に協力をしてもらいます」
「暖かい二人と、一緒にいられるなら」
「勿論です。ただ、準備が必要なので、今すぐにとは行きません」
「どれくらい、かかりますか?」
「召喚された日、そこから一年後の日が、送還に一番適した日になっています」
「まだ、先なのですね・・・」
「星の巡り会わせだけは、帰ることが出来ません」
「それ以外なら、何でも変えられそうですね」
そうつぶやいた感情の顔には、少しだけ笑顔が戻っています。
「元の世界には戻れませんが、よろしいですか?」
「元凶なのは、私です。私がもっと慎重に行動していれば、二人が命を落とすことは無かったでしょう。それに、元の世界ですと、難しかった事が、この世界では出来るかもしれません」
「それは?」
「三人で、ずっと一緒に暮らす事ですよ」
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小説家になろうでも投稿中。
3日に1度ぐらいのペースで更新予定です。
今週は、少し変則です。
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