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愛情表現は、歪んでいるもの。
31話
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「お、おり、織部く……だ、め」
「そうじゃないだろう」
小さな耳の縁に舌を這わせながら俺は言った。
「稜だ」
何度、言っても優衣は恥ずかしがって俺の名前を呼ばない。
今なら、呼ぶかもしれなかった。
もっとも、嫌われてしまう可能性も否めないので、俺はかなり危険な賭けをしている。
「あ……」
赤く火照る顔をあげて、彼女は俺を見上げた。
「呼べないのか」
弱々しい彼女の視線を受け止めて、俺は睨みつけてやった。
叱られたと思ったのか、優衣の唇がわなないて、また目の縁にじわっと涙の珠が盛りあがってくる。
潤んだ眸で見つめられると、もうたまらなかった。
めまいがするほど、彼女に惹かれていく。
血がこめかみで脈打つのが判るほど動揺している。
わななかせる濡れた唇が婀娜めいて俺は、夢中でくちづけた。
舌を絡めると、優衣もぎこちなく俺についてくる。
唾液を交換し角度を変えながら、さらに深く深く彼女を貪った。優衣の唇も唾液も、すべてが甘い。
「ちゃんと言えないなら、もっと恥ずかしいことをするぞ」
「え……」
彼女が怯えて逃げ出す隙を与えないように、俺は強く抱きしめながら、足の間からショーツを膝下まで降ろしてやった。
裾の短いスカートなので簡単だった。
我ながら、すばやい行動。ほとんど痴漢だな。俺……。
「やっ!」
さすがに優衣も冷静さを取り戻したのか。あわてて俺から離れて、脱がされかけた下着を戻そうとする。
だが、俺だってそんなに甘くはない。
後ろを向いて前かがみになったところを背後から抱きかかえた。そのまま彼女の身体を持ち上げる。
思っていたよりもさらに軽い。優衣の抵抗などないも同じだ。
子供みたいにバタバタさせる足から、小さなレースの布きれを抜き取ることなど簡単だ。
ちょろい。
これで優衣の下半身を守るものは、短いスカート1枚になったわけだ。
「ひどい!」
泣きべそで優衣は、取り返そうとする。
俺は彼女の手が届かないように白いショーツを後ろポケットに押し込んだ。
むき出しにされた乳房をこね回してやると、仔犬みたいな声をあげる。
夜目にさえ白い胸は、俺の手の中で柔らかく押しつぶされながらもまだ手に余った。
その中心で、小さな尖りが硬くそそり立つ。
「やぁ……こんな……」
優衣がむずがる子供みたいに、俺の胸に頭をもたせかけて泣く。
恥ずかしい……と小さく呟くが、口でいやがっているほどの抵抗はない。
「そうだろうな。普通は隠すところだけが丸見えになっているんだから」
背後から抱きすくめながら、スカートの裾をめくってやる。
隠すものがなくなったそこは、髪と同じ色の柔らかい毛がふっくらとした丘の上に萌えていた。
それでもまだ足りなくて、俺は外灯のあるほうへ優衣の身体をむけさせる。
逃がさないようにウエストをしっかりと抱いて、淡いピンク色をした乳嘴を引っ張るようにつまんで明かりの下でじっくりと検分した。
わずかに色を濃くしたそれは、俺の手の中で芯を持っている。
潰すようにつねってやると、優衣はたまらない声をあげた。
「声が大きいな」
俺の言葉に、優衣の身体がこわばる。
「……だ、だって……」
優衣はがたがたと震えだした。
乳嘴をつまむ手はそのままに、ウエストを抱いていた手をほどき、ゆっくりと足の付け根へとすすめる。
なだめるようにそっと柔毛の上から撫でてやりながら、もう一度、先ほどの蜜壺を求めて指を這わす。
だが、今度はごまかしきれなかったらしい。
もう少しで、もっと深い場所に手が届きそうというところで、優衣の“泣き”のスイッチが入った。
「そうじゃないだろう」
小さな耳の縁に舌を這わせながら俺は言った。
「稜だ」
何度、言っても優衣は恥ずかしがって俺の名前を呼ばない。
今なら、呼ぶかもしれなかった。
もっとも、嫌われてしまう可能性も否めないので、俺はかなり危険な賭けをしている。
「あ……」
赤く火照る顔をあげて、彼女は俺を見上げた。
「呼べないのか」
弱々しい彼女の視線を受け止めて、俺は睨みつけてやった。
叱られたと思ったのか、優衣の唇がわなないて、また目の縁にじわっと涙の珠が盛りあがってくる。
潤んだ眸で見つめられると、もうたまらなかった。
めまいがするほど、彼女に惹かれていく。
血がこめかみで脈打つのが判るほど動揺している。
わななかせる濡れた唇が婀娜めいて俺は、夢中でくちづけた。
舌を絡めると、優衣もぎこちなく俺についてくる。
唾液を交換し角度を変えながら、さらに深く深く彼女を貪った。優衣の唇も唾液も、すべてが甘い。
「ちゃんと言えないなら、もっと恥ずかしいことをするぞ」
「え……」
彼女が怯えて逃げ出す隙を与えないように、俺は強く抱きしめながら、足の間からショーツを膝下まで降ろしてやった。
裾の短いスカートなので簡単だった。
我ながら、すばやい行動。ほとんど痴漢だな。俺……。
「やっ!」
さすがに優衣も冷静さを取り戻したのか。あわてて俺から離れて、脱がされかけた下着を戻そうとする。
だが、俺だってそんなに甘くはない。
後ろを向いて前かがみになったところを背後から抱きかかえた。そのまま彼女の身体を持ち上げる。
思っていたよりもさらに軽い。優衣の抵抗などないも同じだ。
子供みたいにバタバタさせる足から、小さなレースの布きれを抜き取ることなど簡単だ。
ちょろい。
これで優衣の下半身を守るものは、短いスカート1枚になったわけだ。
「ひどい!」
泣きべそで優衣は、取り返そうとする。
俺は彼女の手が届かないように白いショーツを後ろポケットに押し込んだ。
むき出しにされた乳房をこね回してやると、仔犬みたいな声をあげる。
夜目にさえ白い胸は、俺の手の中で柔らかく押しつぶされながらもまだ手に余った。
その中心で、小さな尖りが硬くそそり立つ。
「やぁ……こんな……」
優衣がむずがる子供みたいに、俺の胸に頭をもたせかけて泣く。
恥ずかしい……と小さく呟くが、口でいやがっているほどの抵抗はない。
「そうだろうな。普通は隠すところだけが丸見えになっているんだから」
背後から抱きすくめながら、スカートの裾をめくってやる。
隠すものがなくなったそこは、髪と同じ色の柔らかい毛がふっくらとした丘の上に萌えていた。
それでもまだ足りなくて、俺は外灯のあるほうへ優衣の身体をむけさせる。
逃がさないようにウエストをしっかりと抱いて、淡いピンク色をした乳嘴を引っ張るようにつまんで明かりの下でじっくりと検分した。
わずかに色を濃くしたそれは、俺の手の中で芯を持っている。
潰すようにつねってやると、優衣はたまらない声をあげた。
「声が大きいな」
俺の言葉に、優衣の身体がこわばる。
「……だ、だって……」
優衣はがたがたと震えだした。
乳嘴をつまむ手はそのままに、ウエストを抱いていた手をほどき、ゆっくりと足の付け根へとすすめる。
なだめるようにそっと柔毛の上から撫でてやりながら、もう一度、先ほどの蜜壺を求めて指を這わす。
だが、今度はごまかしきれなかったらしい。
もう少しで、もっと深い場所に手が届きそうというところで、優衣の“泣き”のスイッチが入った。
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