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なんでこんなことに
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昔々、ある村に父と母と兄と弟と妹の5人家族がおりました。家族5人は、皆仲が良く毎日楽しく過ごしていました。
ある時、村では感染病が流行り、父と母がその病に倒れてしまいました。病の薬は、できたものの高価で取引されていました。
それは、俺たち家族の所持金では全く手に及ばないほど高価なものだった。さらに、村に住んでいた住人達の半数は薬を買うことができず、島をでて、稼ぎに行っていた。
ある朝、兄さんが
「やっぱり父上と母上を救うには、僕たちもこの島をでて、稼ぐしかありません。。。。。どんな手を使っても。」
そういって俺と兄さんは、妹に父上と母上の看病を任せて島をでた。俺たちは、船に乗り、大きな島に着いた。名目上は出稼ぎということではあったが、故郷の島を離れるのは初めてのことだった。俺はどこかわくわくしていた。
そして、少し歩いていくと自分たちより小さな生命体がたくさんいた。
「兄さん、この小さくてたくさんいる生命体はなんていうんだ?」
「弟よ、これが人間ですよ。この人間が集めているものをこれからとっていくんです」
そういって、俺たちが『人間の巣』に入っていくと人間たちは大声をあげてその巣を譲ってくれた。巣の中には、お金やおいしいもの、服や家具などがおいてあった。
「兄さん、人間って良い奴だな」
「ええ、」
俺は笑顔で話していたのに対して、兄さんは、どこか浮かない顔で返事をしていた。
村からでてきた者たちが一斉に人間の巣からものを持ち去ったものだから、『人間の巣』が空になった。
「兄さん、もうとれるものがないぞ」
「そうですね。ですが、ここだけではなくほかにもたくさんあるから大丈夫ですよ」
こうして、兄さんと俺は寝る間も惜しんで物を取り続けた。同僚と人間の家を巡る争いもあった。さらに、熊とよばれる生き物と戦ったりもした。でも、兄さんに従っていればすべてがうまくいった。兄さんはなんでも知っている。兄さんはいつも正しい。兄さん、、、、
一か月ほど経ったある日、その日は雨が降りしきっていた。
いつものように物を取っていると
「うわあああああ」
「兄さん!?」
兄さんに目をやると片腕が「ゴトっ」という音を立て、床に落ちていた。近くには、子供らしきとても小さな人間が刃物を持ち、足を震わせ、小便を漏らし、
「僕の家に入るなあああ。おじいちゃんとおばあちゃんが一所懸命に働いて稼いだものなんだああ。何一つ渡すかああ」
と叫んでいた。兄さんはその子供に
「ごめんなあ。」
と言い、優しい笑顔でもう片方の腕をその子供に伸ばすと、その腕も切り落とされてしまった。
「兄さーーーーーん!!!!」
俺は、兄さんを両手で抱えていた。兄さんの両腕からは血が止まらない。
「どうしよう!?どうすればいい!?教えてよ、兄さん!!」
そして、兄さんは振り絞るように言った。
「人間は、僕らに物を譲ってたわけじゃない。僕らに怯え、逃げていただけ、、、なんです。」
「え?急にな、なんの話をしてるんだよ!」
「僕らは人間のものを盗んでいました。しかも、人間は頭がいいから本当はこんなことしたらいけませんでした。間違っていたんです、、、、、、、、、」
そして、その言葉を残し、兄さんは死んだ。あたり一面、血で染まっていた。床一面に兄さんの血が広がっていく。子供は、返り血で血だらけだ。本当は、兄さんの仇であるその子供をひねりつぶしたくてしょうがなかった。だが、そんなこと、兄さんは望まない。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いや、違う。
気が付くと、俺は自分の口角が上がっていることに気が付いた。子供に目を移すと、兄さんの返り血で真っ赤になり佇んでいた。そして、子供は満面の笑みでこちらを見ると、その場に倒れた。その瞬間、僕は気づいてしまった。
「兄さん、やっとわかったよ!兄さんは、いつも正しかった。だから、兄さんが間違ってくれたことが嬉しいんだ。兄さんが間違ったことは俺が正すよ。」
そして、冷え切った兄さんの耳元で
「兄さん、人間のものはとったらいけないんだよ。」
と、教えてあげた。
「兄さん、安心してよ。これからは僕が兄さんになるからね。」
そういって僕は、兄さんを食べた。
『もう、僕は間違わない』
僕は、『人間の村』から物を盗むことをやめた。今の所持金では一人分の治療費しかない。だが、仕方なく村に帰るしかなかった。
「父上と母上どちらかしか救えませんね。そうだ。妹にどちらか選んでもらいましょう。」
島につき、家に帰ると、やせ細り、人間と戦えば負けてしまいそうなくらい弱弱しい妹がいました。
「お兄ちゃん、お帰り!すごく優しいおじさんがね、ゴホッ。お金いっぱいくれたの。」
「え、?」
「なんかね、このお魚食べたらお金をたくさんくれるって、言われたの。だから、たくさん食べたんだ。見て!こんなにたくさんお金もらえちゃった。これで、お母さんもお父さんも治せるよね、、ゴホッゴホッ。」
妹は、明るい口調で話しているようでしたが、傍から聞けば、死にかけているようにしか聞こえませんでした。
「あれ、兄さんは?」
「妹よ、兄さんならここにいますよ」
「もーなにいってるの。ゴホッゴホッ。あ、そうだ。母上、父上、ごはんの時間だねー。準備しないとねー。」
僕は、泣きながら妹を抱きしめました。
「もういいんだ。偉いなあ。よく頑張ったな。」
父と母は、もうすでに死んでいました。僕は、涙が枯れるまで泣きました。
泣き終わると、どこか安堵している自分に気がつきました。
『父上が死んだのも、母上が死んだのも、僕は、、、、、、悪くない。』
数時間後、妹は
「また、家族5人でご飯食べたいね。」
そういって、幸せそうに目を閉じました。それから妹は、再び目を覚ますことはありませんでした。
後日、感染病だと思われていた病が、実際は違うことが発覚しました。人間が住む島の近くの魚を食べたことによって引き起こされる病だということが分かりました。人間は海にごみを捨て、その汚れた海で育った魚を食べたことが原因だとか。
3年後、
A「あれから、3年か」
B「よく俺らここまで復活したよな」
C「今日はたくさん飲もうぜ」
奥さん「あまり飲みすぎないでよ、明日もお仕事あるんだからね。」
娘「飲みすぎ、らめー」
奥さん「でも、お兄さんがなくなって聞いてあなたが私に優しくしてくれたの本当に感謝しているわ。ありがとう。あなたたち兄弟は私の一番大切な人よ。」
僕「・・・・・」
今では、仲間もでき、家族もできました。これから、幸せな日々が続くと思っていました。
3年前、たくさんの同胞が人間の村に降りました。島に帰ってきた者もいますが、そのまま人間の村に住み着き、今も荒らしまわっている者もいると聞きました。
僕は、人間にはもう関わらないと決め、強く生きると心に決めたのでした。
娘「パーパ、あっち、あっち!」
娘が、そういって指をさした方向を見ると桃の絵が描かれた帆をつけた船が一隻向かってきました。
「悪い鬼を退治しにきたぞ!」
そういって、さる、きじ、いぬを連れていた男が現れました。その男は、桃太郎と名乗っていました。
-------------------------------------------
『何だよ、桃太郎って。こんなやつに。』
「なあ、桃太郎さんよ、俺の何が間違っていたんだ。」
「あ?ああー。あの時の鬼じゃねーか。間違い?そんなのあの時俺を殺さなかったことだろ。バカだなあ」
「!?」
ある時、村では感染病が流行り、父と母がその病に倒れてしまいました。病の薬は、できたものの高価で取引されていました。
それは、俺たち家族の所持金では全く手に及ばないほど高価なものだった。さらに、村に住んでいた住人達の半数は薬を買うことができず、島をでて、稼ぎに行っていた。
ある朝、兄さんが
「やっぱり父上と母上を救うには、僕たちもこの島をでて、稼ぐしかありません。。。。。どんな手を使っても。」
そういって俺と兄さんは、妹に父上と母上の看病を任せて島をでた。俺たちは、船に乗り、大きな島に着いた。名目上は出稼ぎということではあったが、故郷の島を離れるのは初めてのことだった。俺はどこかわくわくしていた。
そして、少し歩いていくと自分たちより小さな生命体がたくさんいた。
「兄さん、この小さくてたくさんいる生命体はなんていうんだ?」
「弟よ、これが人間ですよ。この人間が集めているものをこれからとっていくんです」
そういって、俺たちが『人間の巣』に入っていくと人間たちは大声をあげてその巣を譲ってくれた。巣の中には、お金やおいしいもの、服や家具などがおいてあった。
「兄さん、人間って良い奴だな」
「ええ、」
俺は笑顔で話していたのに対して、兄さんは、どこか浮かない顔で返事をしていた。
村からでてきた者たちが一斉に人間の巣からものを持ち去ったものだから、『人間の巣』が空になった。
「兄さん、もうとれるものがないぞ」
「そうですね。ですが、ここだけではなくほかにもたくさんあるから大丈夫ですよ」
こうして、兄さんと俺は寝る間も惜しんで物を取り続けた。同僚と人間の家を巡る争いもあった。さらに、熊とよばれる生き物と戦ったりもした。でも、兄さんに従っていればすべてがうまくいった。兄さんはなんでも知っている。兄さんはいつも正しい。兄さん、、、、
一か月ほど経ったある日、その日は雨が降りしきっていた。
いつものように物を取っていると
「うわあああああ」
「兄さん!?」
兄さんに目をやると片腕が「ゴトっ」という音を立て、床に落ちていた。近くには、子供らしきとても小さな人間が刃物を持ち、足を震わせ、小便を漏らし、
「僕の家に入るなあああ。おじいちゃんとおばあちゃんが一所懸命に働いて稼いだものなんだああ。何一つ渡すかああ」
と叫んでいた。兄さんはその子供に
「ごめんなあ。」
と言い、優しい笑顔でもう片方の腕をその子供に伸ばすと、その腕も切り落とされてしまった。
「兄さーーーーーん!!!!」
俺は、兄さんを両手で抱えていた。兄さんの両腕からは血が止まらない。
「どうしよう!?どうすればいい!?教えてよ、兄さん!!」
そして、兄さんは振り絞るように言った。
「人間は、僕らに物を譲ってたわけじゃない。僕らに怯え、逃げていただけ、、、なんです。」
「え?急にな、なんの話をしてるんだよ!」
「僕らは人間のものを盗んでいました。しかも、人間は頭がいいから本当はこんなことしたらいけませんでした。間違っていたんです、、、、、、、、、」
そして、その言葉を残し、兄さんは死んだ。あたり一面、血で染まっていた。床一面に兄さんの血が広がっていく。子供は、返り血で血だらけだ。本当は、兄さんの仇であるその子供をひねりつぶしたくてしょうがなかった。だが、そんなこと、兄さんは望まない。。。
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いや、違う。
気が付くと、俺は自分の口角が上がっていることに気が付いた。子供に目を移すと、兄さんの返り血で真っ赤になり佇んでいた。そして、子供は満面の笑みでこちらを見ると、その場に倒れた。その瞬間、僕は気づいてしまった。
「兄さん、やっとわかったよ!兄さんは、いつも正しかった。だから、兄さんが間違ってくれたことが嬉しいんだ。兄さんが間違ったことは俺が正すよ。」
そして、冷え切った兄さんの耳元で
「兄さん、人間のものはとったらいけないんだよ。」
と、教えてあげた。
「兄さん、安心してよ。これからは僕が兄さんになるからね。」
そういって僕は、兄さんを食べた。
『もう、僕は間違わない』
僕は、『人間の村』から物を盗むことをやめた。今の所持金では一人分の治療費しかない。だが、仕方なく村に帰るしかなかった。
「父上と母上どちらかしか救えませんね。そうだ。妹にどちらか選んでもらいましょう。」
島につき、家に帰ると、やせ細り、人間と戦えば負けてしまいそうなくらい弱弱しい妹がいました。
「お兄ちゃん、お帰り!すごく優しいおじさんがね、ゴホッ。お金いっぱいくれたの。」
「え、?」
「なんかね、このお魚食べたらお金をたくさんくれるって、言われたの。だから、たくさん食べたんだ。見て!こんなにたくさんお金もらえちゃった。これで、お母さんもお父さんも治せるよね、、ゴホッゴホッ。」
妹は、明るい口調で話しているようでしたが、傍から聞けば、死にかけているようにしか聞こえませんでした。
「あれ、兄さんは?」
「妹よ、兄さんならここにいますよ」
「もーなにいってるの。ゴホッゴホッ。あ、そうだ。母上、父上、ごはんの時間だねー。準備しないとねー。」
僕は、泣きながら妹を抱きしめました。
「もういいんだ。偉いなあ。よく頑張ったな。」
父と母は、もうすでに死んでいました。僕は、涙が枯れるまで泣きました。
泣き終わると、どこか安堵している自分に気がつきました。
『父上が死んだのも、母上が死んだのも、僕は、、、、、、悪くない。』
数時間後、妹は
「また、家族5人でご飯食べたいね。」
そういって、幸せそうに目を閉じました。それから妹は、再び目を覚ますことはありませんでした。
後日、感染病だと思われていた病が、実際は違うことが発覚しました。人間が住む島の近くの魚を食べたことによって引き起こされる病だということが分かりました。人間は海にごみを捨て、その汚れた海で育った魚を食べたことが原因だとか。
3年後、
A「あれから、3年か」
B「よく俺らここまで復活したよな」
C「今日はたくさん飲もうぜ」
奥さん「あまり飲みすぎないでよ、明日もお仕事あるんだからね。」
娘「飲みすぎ、らめー」
奥さん「でも、お兄さんがなくなって聞いてあなたが私に優しくしてくれたの本当に感謝しているわ。ありがとう。あなたたち兄弟は私の一番大切な人よ。」
僕「・・・・・」
今では、仲間もでき、家族もできました。これから、幸せな日々が続くと思っていました。
3年前、たくさんの同胞が人間の村に降りました。島に帰ってきた者もいますが、そのまま人間の村に住み着き、今も荒らしまわっている者もいると聞きました。
僕は、人間にはもう関わらないと決め、強く生きると心に決めたのでした。
娘「パーパ、あっち、あっち!」
娘が、そういって指をさした方向を見ると桃の絵が描かれた帆をつけた船が一隻向かってきました。
「悪い鬼を退治しにきたぞ!」
そういって、さる、きじ、いぬを連れていた男が現れました。その男は、桃太郎と名乗っていました。
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『何だよ、桃太郎って。こんなやつに。』
「なあ、桃太郎さんよ、俺の何が間違っていたんだ。」
「あ?ああー。あの時の鬼じゃねーか。間違い?そんなのあの時俺を殺さなかったことだろ。バカだなあ」
「!?」
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