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甘くて酸っぱい苺のような恋愛
屋上で。。。照②
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「マネージャー、ここわからないんです。教えてください♪」
「ご飯ですか?私ここら辺詳しくないので、マネージャー一緒にご飯いいですか?」
「コーヒーどうぞ。マネージャーの好みにしておきました♪」
「…」
まったく話せないし、近寄れない。
いやいや今勤務中だし…
だけど一言も話せないなんて涙
カノンさんもライバルだったけどまだ同じ課じゃなかったからな…
「あれ?先輩どこに行くんですか?」
「ちょっと休憩してくる。」
「ふぅ…」
社内恋愛って近くにいるようで遠い感じがする
勝手に話しかけれないし
凛ちゃんみたいな子に嫉妬したり――
意外と辛いものなのかもしれない
「相変わらず変わった飲み物飲んでるな~」
「え?」
「ん?これ何?」
屋上で休んでいたのにいつの間にか翔が横に来て花音が手にもっていたジュースを飲んでいた。
「イチゴだよ。イチゴジュース。」
「ふぅ~ん。ジュースまでイチゴなんだ…もしかして俺のこと考えてた?」
「…うん。」
「…」
チラッと翔の顔を見ると赤く照れていた。
「照れてるの…?」
「…まさか本当に俺のこと考えてたなんて思わなかったから。」
「ふふ…じゃあ聞かなきゃいいじゃん。」
「俺のこと考えてくれていたらいいなって思ったんだ。俺もいつも花音のこと考えているから。」
社内恋愛辛いだけじゃない
こうやってちょっとした時間一緒に入れるだけで幸せ――
好きな人が笑っている顔を少しでも見れて元気がもらえる…
会いたくないときも会わないといけないけど
でも会えて幸せになれることもたくさんあるから…
「マネージャー!!」
凛が屋上まで翔を呼びにきたようだ。
「松阪か…花音またね。」
花音の耳元で囁いてそのまま軽く耳にキスしてきた。
「キャッ…///」
「俺だけ顔が赤いのはズルイから。これでおあいこ。」
「もう…///」
もうと言いながら本当は怒ってない
嬉しい『もう』なのだ
「探したんですよ~わからないところがあって~」
“バタン…”
凛にはキスされたところは見えていなかったようで何事もないかのように翔と下に行ってしまった。
「ふふふ…」
さっきのキス思い出したら顔のにやけが止まらない
「よし!仕事頑張ろう!!」
「ご飯ですか?私ここら辺詳しくないので、マネージャー一緒にご飯いいですか?」
「コーヒーどうぞ。マネージャーの好みにしておきました♪」
「…」
まったく話せないし、近寄れない。
いやいや今勤務中だし…
だけど一言も話せないなんて涙
カノンさんもライバルだったけどまだ同じ課じゃなかったからな…
「あれ?先輩どこに行くんですか?」
「ちょっと休憩してくる。」
「ふぅ…」
社内恋愛って近くにいるようで遠い感じがする
勝手に話しかけれないし
凛ちゃんみたいな子に嫉妬したり――
意外と辛いものなのかもしれない
「相変わらず変わった飲み物飲んでるな~」
「え?」
「ん?これ何?」
屋上で休んでいたのにいつの間にか翔が横に来て花音が手にもっていたジュースを飲んでいた。
「イチゴだよ。イチゴジュース。」
「ふぅ~ん。ジュースまでイチゴなんだ…もしかして俺のこと考えてた?」
「…うん。」
「…」
チラッと翔の顔を見ると赤く照れていた。
「照れてるの…?」
「…まさか本当に俺のこと考えてたなんて思わなかったから。」
「ふふ…じゃあ聞かなきゃいいじゃん。」
「俺のこと考えてくれていたらいいなって思ったんだ。俺もいつも花音のこと考えているから。」
社内恋愛辛いだけじゃない
こうやってちょっとした時間一緒に入れるだけで幸せ――
好きな人が笑っている顔を少しでも見れて元気がもらえる…
会いたくないときも会わないといけないけど
でも会えて幸せになれることもたくさんあるから…
「マネージャー!!」
凛が屋上まで翔を呼びにきたようだ。
「松阪か…花音またね。」
花音の耳元で囁いてそのまま軽く耳にキスしてきた。
「キャッ…///」
「俺だけ顔が赤いのはズルイから。これでおあいこ。」
「もう…///」
もうと言いながら本当は怒ってない
嬉しい『もう』なのだ
「探したんですよ~わからないところがあって~」
“バタン…”
凛にはキスされたところは見えていなかったようで何事もないかのように翔と下に行ってしまった。
「ふふふ…」
さっきのキス思い出したら顔のにやけが止まらない
「よし!仕事頑張ろう!!」
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