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ルノア村奪取編
第14話 支配者の絶望 ーヴィダルー
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——時は遡り、レオリアがギルガメスを倒した頃。
グレディウスの屋敷。
擬態魔法で兵士へと擬態する。屋敷の前までやって来ると、数人の兵士へと精神支配を施した。支配された兵士が他の者を襲い、混乱が広がって行く。
騒ぎがある程度大きくなるまでその様子を見守り、隙を見て屋敷の中へと入った。
やたらと豪華な内装を進み、階段を登る。
屋敷の奥へ奥へと進んで行く。
「止まれ! この先は……」
「グレディウス様の許可は得ているのか!?」
2人の護衛に止められる。鎧の模様が他の者と異なる。親衛隊か。装備と体躯から察するにレベルは50程度。俺が倒したヒューメニアの隊長クラスと同等だな。
……ヤツは近いか。
「言え! 所属は!?」
「安易に視線を交わすとは」
「貴様! 何を——」
「精神支配」
「あ……が……っ」
支配された兵士がその剣でもう1人の首を突き差した。突き刺された兵士はごぼりと口から鮮血を吹くと、体を痙攣させながら床へと倒れ込む。
……レオリアの儀式によって俺自身も強くなっている。精神支配の対象範囲が広がっているな。
「ヴィダル様。次のご命令を」
支配された兵士に問われる。
「グレディウスの元へ案内しろ」
兵士の後へと続いて進んで行く。屋敷の離れへと進み、階段を降りる。そして向かった先は地下だった。
1つの部屋の前で立ち止まると、兵士がピタリと立ち止まる。俺の顔をじっと見つめる彼に新たな命令を与えた。
「死ね」
命令を受けた兵士は、軽快な返事の後、自分の首をロングソードで掻き切り絶命した。
擬態魔法を解除して中へと入る。
その部屋には顔を青くしたグレディウスがナイフを握っていた。
「お前は……ヴィダル!? そ、その眼はなんだ!?」
「言う訳無いだろう?」
「ふざけおって……!?」
「俺は、この村の支配者を殺す為にやって来た。惨たらしく、絶望を味合わせる為に」
「な、なぜだ!?」
「お前の行い。その存在。この世界には相応しくない」
「うおぉぉぉ!!」
グレディウスがナイフを振るう。がむしゃらな素人の動き。こんな物で殺意を持った相手を牽制できると思っているのか。
ナイフを握るその腕を掴み、関節を無理な向きへ折り曲げる。嫌な音と共に、その手はナイフを手放した。
「あ"っ……!? う、腕が……」
肘から先があらぬ方向に曲がり、グレディウスは床へと膝をつく。
「必ず後悔させてやる……っ! ギルガメスがお前をズタズタに」
ヤツがそこまで言いかけた所でドアが蹴破られた。
「あははははは! やっぱりここにいたぁ!」
そこにはレオリアが立っていた。ショートソードを真っ赤に滴らせ、警備兵達を殺して来たことが伺える。
「早かったな」
「ヴィダルの匂いは忘れないもん。擬態しててもすぐに分かるよ!」
笑顔のレオリアは、グレディウスを一瞥《いちべつ》し、いやらしい笑みを浮かべる。そして腰から何かを取り出すと、それをヤツの前へと投げ捨てた。
グレディウスの前に転がったのは猫科の耳だった。
「ふふふふふふふ。ギルガメスの耳。親なら分かるでしょ?」
グレディウスは必死にその耳を拾い上げる。何度もそれを確認し、体を震わせながら喚き散らした。
「う、嘘だっ!! 私の温情で生かされていただけのお前が」
笑顔を消したレオリアが、ショートソードを一閃する。次の瞬間にはグレディウスの片耳は切り飛ばされていた。
「あ"ぁう"ぅぅ……」
ヤツは、声ともならない声を上げて床のうえをのたうち回る。
「温情? 見せしめの間違いでしょ?」
レオリアが俺のことを見る。彼女が何を言いたいのかを察し、彼女へとかけていた瞳の擬態を解除した。
その可憐な顔に、黒い眼球と緋色の瞳が現れる。
「お前まで……!? なんだその目は!? お前に何があった!?」
レオリアがヤツの髪を掴み、怯えた瞳を覗き込む。
「誰か!! 誰かいないのかっ!? 誰か助けに……っ!?」
「無駄無駄。お前の兵士達はみ~んな僕が殺して来たから。この屋敷には……ううん。この村にはもうお前の味方は1人もいない」
グレディウスが助けを求める姿を見てレオリアが笑みを溢す。その顔は恍惚にも近く、彼女が興奮しているのが見て取れた。
「あひひふふあふふふグレディウスぅ? お前はもう何も無い。金も、部下も、息子も、村も。お前を形作っていた全てが私達に奪われた」
彼女が喜びと狂気が入り混じった顔でその剣をグレディウスの顔に近付ける。
「そして今から、ふふ、お前は死ぬ」
彼女の言葉に被せるように続ける。
「古来より破られた支配者の末路は決まっている。恐怖による支配……お前には荷が重い代物だったな」
レオリアの頭を撫で、彼女の心に語りかけるように言葉を紡いだ。
「レオリア。良くぞギルガメスを打ち倒した。良くぞ俺の元へ来た。素晴らしい働きだ」
「うん……僕、がんばったよ」
「褒美としてこの男はお前に任せよう。どんな方法でも構わん。殺せ。お前の気が済むようにな」
「ほんと!? ヴィダル大好き!」
レオリアが抱きついて来る。彼女の好意を受け止めるようにその体を抱きしめる。
横目で見たグレディウスは冷や汗を流し、涙を流し、助けを求めるような情けない顔をしていた。
「ま、待て! 助けてくれ! お願いだ!」
デモニカがヒューメニアの兵士達を焼き殺した時の光景が思い浮かぶ。助けを求める彼らに対してデモニカはどんな顔をしていた? どんな言葉を与えた?
それを真似る。目の前のグレディウスへと侮蔑の目を向ける。
今までの全てを後悔する言葉を与える。
「お前は他者の願いを聞いたことはあるのか?」
「う……っ……ぐ、ぐぅ……」
ヤツの表情が変わる。己がもう助からないと悟った顔。この先には苦しみしか残っていないという顔。
「絶望の顔」とは、このような顔のことを言うのだな。
「もう良い? 僕もう我慢できないよ……」
「良いぞ。俺は先に戻っている」
「あははははははあはあははあはははははははははははははははははあはああはははははははははははは!!」
部屋を出た後、廊下に響いたのは、レオリアの笑い声と、グレディウスの悲鳴だけだった。
グレディウスの屋敷。
擬態魔法で兵士へと擬態する。屋敷の前までやって来ると、数人の兵士へと精神支配を施した。支配された兵士が他の者を襲い、混乱が広がって行く。
騒ぎがある程度大きくなるまでその様子を見守り、隙を見て屋敷の中へと入った。
やたらと豪華な内装を進み、階段を登る。
屋敷の奥へ奥へと進んで行く。
「止まれ! この先は……」
「グレディウス様の許可は得ているのか!?」
2人の護衛に止められる。鎧の模様が他の者と異なる。親衛隊か。装備と体躯から察するにレベルは50程度。俺が倒したヒューメニアの隊長クラスと同等だな。
……ヤツは近いか。
「言え! 所属は!?」
「安易に視線を交わすとは」
「貴様! 何を——」
「精神支配」
「あ……が……っ」
支配された兵士がその剣でもう1人の首を突き差した。突き刺された兵士はごぼりと口から鮮血を吹くと、体を痙攣させながら床へと倒れ込む。
……レオリアの儀式によって俺自身も強くなっている。精神支配の対象範囲が広がっているな。
「ヴィダル様。次のご命令を」
支配された兵士に問われる。
「グレディウスの元へ案内しろ」
兵士の後へと続いて進んで行く。屋敷の離れへと進み、階段を降りる。そして向かった先は地下だった。
1つの部屋の前で立ち止まると、兵士がピタリと立ち止まる。俺の顔をじっと見つめる彼に新たな命令を与えた。
「死ね」
命令を受けた兵士は、軽快な返事の後、自分の首をロングソードで掻き切り絶命した。
擬態魔法を解除して中へと入る。
その部屋には顔を青くしたグレディウスがナイフを握っていた。
「お前は……ヴィダル!? そ、その眼はなんだ!?」
「言う訳無いだろう?」
「ふざけおって……!?」
「俺は、この村の支配者を殺す為にやって来た。惨たらしく、絶望を味合わせる為に」
「な、なぜだ!?」
「お前の行い。その存在。この世界には相応しくない」
「うおぉぉぉ!!」
グレディウスがナイフを振るう。がむしゃらな素人の動き。こんな物で殺意を持った相手を牽制できると思っているのか。
ナイフを握るその腕を掴み、関節を無理な向きへ折り曲げる。嫌な音と共に、その手はナイフを手放した。
「あ"っ……!? う、腕が……」
肘から先があらぬ方向に曲がり、グレディウスは床へと膝をつく。
「必ず後悔させてやる……っ! ギルガメスがお前をズタズタに」
ヤツがそこまで言いかけた所でドアが蹴破られた。
「あははははは! やっぱりここにいたぁ!」
そこにはレオリアが立っていた。ショートソードを真っ赤に滴らせ、警備兵達を殺して来たことが伺える。
「早かったな」
「ヴィダルの匂いは忘れないもん。擬態しててもすぐに分かるよ!」
笑顔のレオリアは、グレディウスを一瞥《いちべつ》し、いやらしい笑みを浮かべる。そして腰から何かを取り出すと、それをヤツの前へと投げ捨てた。
グレディウスの前に転がったのは猫科の耳だった。
「ふふふふふふふ。ギルガメスの耳。親なら分かるでしょ?」
グレディウスは必死にその耳を拾い上げる。何度もそれを確認し、体を震わせながら喚き散らした。
「う、嘘だっ!! 私の温情で生かされていただけのお前が」
笑顔を消したレオリアが、ショートソードを一閃する。次の瞬間にはグレディウスの片耳は切り飛ばされていた。
「あ"ぁう"ぅぅ……」
ヤツは、声ともならない声を上げて床のうえをのたうち回る。
「温情? 見せしめの間違いでしょ?」
レオリアが俺のことを見る。彼女が何を言いたいのかを察し、彼女へとかけていた瞳の擬態を解除した。
その可憐な顔に、黒い眼球と緋色の瞳が現れる。
「お前まで……!? なんだその目は!? お前に何があった!?」
レオリアがヤツの髪を掴み、怯えた瞳を覗き込む。
「誰か!! 誰かいないのかっ!? 誰か助けに……っ!?」
「無駄無駄。お前の兵士達はみ~んな僕が殺して来たから。この屋敷には……ううん。この村にはもうお前の味方は1人もいない」
グレディウスが助けを求める姿を見てレオリアが笑みを溢す。その顔は恍惚にも近く、彼女が興奮しているのが見て取れた。
「あひひふふあふふふグレディウスぅ? お前はもう何も無い。金も、部下も、息子も、村も。お前を形作っていた全てが私達に奪われた」
彼女が喜びと狂気が入り混じった顔でその剣をグレディウスの顔に近付ける。
「そして今から、ふふ、お前は死ぬ」
彼女の言葉に被せるように続ける。
「古来より破られた支配者の末路は決まっている。恐怖による支配……お前には荷が重い代物だったな」
レオリアの頭を撫で、彼女の心に語りかけるように言葉を紡いだ。
「レオリア。良くぞギルガメスを打ち倒した。良くぞ俺の元へ来た。素晴らしい働きだ」
「うん……僕、がんばったよ」
「褒美としてこの男はお前に任せよう。どんな方法でも構わん。殺せ。お前の気が済むようにな」
「ほんと!? ヴィダル大好き!」
レオリアが抱きついて来る。彼女の好意を受け止めるようにその体を抱きしめる。
横目で見たグレディウスは冷や汗を流し、涙を流し、助けを求めるような情けない顔をしていた。
「ま、待て! 助けてくれ! お願いだ!」
デモニカがヒューメニアの兵士達を焼き殺した時の光景が思い浮かぶ。助けを求める彼らに対してデモニカはどんな顔をしていた? どんな言葉を与えた?
それを真似る。目の前のグレディウスへと侮蔑の目を向ける。
今までの全てを後悔する言葉を与える。
「お前は他者の願いを聞いたことはあるのか?」
「う……っ……ぐ、ぐぅ……」
ヤツの表情が変わる。己がもう助からないと悟った顔。この先には苦しみしか残っていないという顔。
「絶望の顔」とは、このような顔のことを言うのだな。
「もう良い? 僕もう我慢できないよ……」
「良いぞ。俺は先に戻っている」
「あははははははあはあははあはははははははははははははははははあはああはははははははははははは!!」
部屋を出た後、廊下に響いたのは、レオリアの笑い声と、グレディウスの悲鳴だけだった。
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