21 / 21
再び
しおりを挟む
姉ちゃんだって奏くんだって夢がある…僕がアルファが嫌だからって言ってそれを無くすなんて
しかも、お母さんとお父さんが亡くなったらこれから僕はどうやって生活していけばいいかもわかんない
結局、2週間経っても殺されたら僕は路頭に迷う
どうせ、そこで救世主という名の柊さんが現れておしまいだ
だったら…もう…泣きわめきたい…この運命に
どうして僕なんだ…ただ、慎ましく過ごしたいだけなのに…けど…僕の大切な人を守るために…
「ねぇ、お母さん…」
「ん?何?」
「…呼んでみただけ!」
「そう…今日のご飯、本当は野菜炒めにしようと思ってたけど、いとの大好きなハンバーグにしようかしら!」
「え!ほんとに!?嬉しい!」
ハンバーグはモンブランの次に好きな食べ物
「お母さん、美味しいもの食べさせることしか出来ないからさ…いつまでもそんな思い詰めた顔しないで頑張んなさい。お母さん達はなんだって乗り越えられるわ!今だってパワーで乗り越えてみせたし!」と笑顔をこっちに向けてきた
お母さん達は頑張っていても力で乗り越えれないことだってある…
「うん…」
家に着いて食材を冷蔵庫に入れて、お母さんに夕ご飯までには帰ってくるから!と伝えて家を出た
あの人を諦めさせる作戦がある…
電車を乗り継いで、調べたりして柊さんの会社まで来た
この前は少し緊張してて辺りとか見えなかったけど大きい会社だな~と思いつつ呑気に中に入ると、この前あった秘書さんが僕の所まで走ってきた
「ハァハァ…いとさん、こんにちは…ハァハァ…」
「ど、どうしたんですか?」
「急に迎えに行けって社長が言ったので…走って…ハァ…来ました…」と息を切らしながら言う
「なんか、申し訳ないです。ごめんなさい」
「いや…社長のせいですから…謝んないでください。人使い荒いのはいつもの事ですから…じゃあ、案内しますね」
「あ、あの…どうして僕を迎えに?この前のパスケースだって持ってきてますし…」
「知りませんよ…多分、警備とかに捕まるって思ったんじゃないですか?念の為要員ですよ。あの人…自分の知らないところで誰かと話してるだけで嫉妬で狂いそうって言ってたんで」
他人事だけど大変そうと言う感想しか思い浮かばなかった
しかも、お母さんとお父さんが亡くなったらこれから僕はどうやって生活していけばいいかもわかんない
結局、2週間経っても殺されたら僕は路頭に迷う
どうせ、そこで救世主という名の柊さんが現れておしまいだ
だったら…もう…泣きわめきたい…この運命に
どうして僕なんだ…ただ、慎ましく過ごしたいだけなのに…けど…僕の大切な人を守るために…
「ねぇ、お母さん…」
「ん?何?」
「…呼んでみただけ!」
「そう…今日のご飯、本当は野菜炒めにしようと思ってたけど、いとの大好きなハンバーグにしようかしら!」
「え!ほんとに!?嬉しい!」
ハンバーグはモンブランの次に好きな食べ物
「お母さん、美味しいもの食べさせることしか出来ないからさ…いつまでもそんな思い詰めた顔しないで頑張んなさい。お母さん達はなんだって乗り越えられるわ!今だってパワーで乗り越えてみせたし!」と笑顔をこっちに向けてきた
お母さん達は頑張っていても力で乗り越えれないことだってある…
「うん…」
家に着いて食材を冷蔵庫に入れて、お母さんに夕ご飯までには帰ってくるから!と伝えて家を出た
あの人を諦めさせる作戦がある…
電車を乗り継いで、調べたりして柊さんの会社まで来た
この前は少し緊張してて辺りとか見えなかったけど大きい会社だな~と思いつつ呑気に中に入ると、この前あった秘書さんが僕の所まで走ってきた
「ハァハァ…いとさん、こんにちは…ハァハァ…」
「ど、どうしたんですか?」
「急に迎えに行けって社長が言ったので…走って…ハァ…来ました…」と息を切らしながら言う
「なんか、申し訳ないです。ごめんなさい」
「いや…社長のせいですから…謝んないでください。人使い荒いのはいつもの事ですから…じゃあ、案内しますね」
「あ、あの…どうして僕を迎えに?この前のパスケースだって持ってきてますし…」
「知りませんよ…多分、警備とかに捕まるって思ったんじゃないですか?念の為要員ですよ。あの人…自分の知らないところで誰かと話してるだけで嫉妬で狂いそうって言ってたんで」
他人事だけど大変そうと言う感想しか思い浮かばなかった
69
お気に入りに追加
185
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
英雄の息子が俺のこと孕ませようとしてくる!
戸沖たま
BL
王国騎士になるべく王都の士官学校に通うようなってから早5年のシュリは最近、同期のアスラルととんでもない約束をしてしまった。
それというのも、
「俺の中、出していいからっ!!でも、今すぐは無理だから!!ちゃんと調べてからやろうっ??!!!」
「本当にいいんだな」
「…は、はい……」
………お尻にアスラルのものを入れていいという約束だった。
いつも無口で滅多なことでは動かない表情筋、そしてコミュニケーション能力が皆無なのに実力だけが周囲から飛び抜けているせいで周りからはカラクリ人間だとか鉄の男だとか呼ばれて遠巻きにされ、友達ももはや同室の自分しかいないアスラルに哀れみの感情から世話を焼いていたシュリだったが、ある日アスラルの悩みに少し手を貸すつもりで手助けしたら、あらぬ方向へ勘違いされてしまいアナル拡張の地獄のような日々が始まって……!!?
愛重めの執着攻め×お人好し丸め込まれ受け
※題名がアレなんですが男性妊娠表現はありません。予告なくタグを増やす場合があります。地雷な方はよくよくご確認下さい。
横暴な幼馴染から逃げようとしたら死にそうになるまで抱き潰された
戸沖たま
BL
「おいグズ」
「何ぐだぐだ言ってんだ、最優先は俺だろうが」
「ヘラヘラ笑ってんじゃねぇよ不細工」
横暴な幼馴染に虐げられてはや19年。
もうそろそろ耐えられないので、幼馴染に見つからない場所に逃げたい…!
そう考えた薬局の一人息子であるユパは、ある日の晩家出を図ろうとしていたところを運悪く見つかってしまい……。
横暴執着攻め×不憫な受け/結構いじめられています/結腸攻め/失禁/スパンキング(ぬるい)/洗脳
などなど完全に無理矢理襲われているので苦手な方はご注意!初っ端からやっちゃってます!
胸焼け注意!
成り行き番の溺愛生活
アオ
BL
タイトルそのままです
成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です
始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください
オメガバースで独自の設定があるかもです
27歳×16歳のカップルです
この小説の世界では法律上大丈夫です オメガバの世界だからね
それでもよければ読んでくださるとうれしいです
期待外れの後妻だったはずですが、なぜか溺愛されています
ぽんちゃん
BL
病弱な義弟がいじめられている現場を目撃したフラヴィオは、カッとなって手を出していた。
謹慎することになったが、なぜかそれから調子が悪くなり、ベッドの住人に……。
五年ほどで体調が回復したものの、その間にとんでもない噂を流されていた。
剣の腕を磨いていた異母弟ミゲルが、学園の剣術大会で優勝。
加えて筋肉隆々のマッチョになっていたことにより、フラヴィオはさらに屈強な大男だと勘違いされていたのだ。
そしてフラヴィオが殴った相手は、ミゲルが一度も勝てたことのない相手。
次期騎士団長として注目を浴びているため、そんな強者を倒したフラヴィオは、手に負えない野蛮な男だと思われていた。
一方、偽りの噂を耳にした強面公爵の母親。
妻に強さを求める息子にぴったりの相手だと、後妻にならないかと持ちかけていた。
我が子に爵位を継いで欲しいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと前妻の子を送り出す。
こうして青春を謳歌することもできず、引きこもりになっていたフラヴィオは、国民から恐れられている戦場の鬼神の後妻として嫁ぐことになるのだが――。
同性婚が当たり前の世界。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる