99 / 126
契約
契約 第二十一話
しおりを挟む
起きると横でまだ仕事している怜央さんが居た
視界がボヤっとするので、目を擦り視界をはっきりさせる
最初、座りながら寝てたのに横になってることに気がつき怜央さんが横に寝かせてくれたのかな?と思いながらソファーに座り直した
横でまた、仕事を見始めていると、視線に気がついたのか怜央さんが「起きたのか…。」と言ってきた
「はい、ぐっすり寝た気がするけど、まだ眠たいです」
「そうか…。寝ることはいいことだから沢山寝な」
沢山寝かせてくれるなんて優しい
「うん!いっぱい寝る!」と満面の笑みで言った
「あぁ、いっぱい寝るんだぞ」
怜央さんはそう言い、また仕事をし始めた
僕もそれをまた見る
やっぱり、怜央さんタイピングが早い
あの…。なんだったけ?
あっ!思い出した!「ブラインドタッチ!」
思い出したら言ってしまった
「ブラインドタッチがどうしたんだ?」
「えっ…。その…。出来るかなって…。」
「…。ゆきが?」
「違います!怜央さんが!」
「出来るぞ、やって欲しいってことか?」
コクッコクッ
「なら、しりとりでもしながら打とうか」
ブラインドタッチしながらしりとりするってすごく難しくない?
なのに、すごいな!
「じゃあ、俺から…。りんご」
最初は無難だよね!
「ゴリラ!」
「ラズベリー」
おっ!急に新しいもの出てきた!
り…。りだよね、り~り~
「理科!」
「それはいいのか?」
「だ、ダメですか?」
「物じゃないからな…。今回は普通のしりとりだからいいのか?」
「わかんないです…。じゃあ!今回はなしにしましょうか!」
「そうだな」
「じゃあ、また、りから!」
り…。り…。
り~ん~っ
リーダー?りんごはさっき言ったし…。
理科…はダメだし…
料理も同じ分類に入ると思うし…。
あぁ~、もうダメだ
んがつくものもわかんないし…。
「怜央さん、思い浮かびません…。」
「ならどうする?」
えっ?終わりじゃないの?
「罰ゲーム。受けるだろ?」とニヤニヤしながら言ってきた
ば、罰ゲーム!?
「受ける訳ありません!」
「そっちから話を持ってきたくせに?」
ウグッ、それを言われると困る
受けるしか言う言葉がない
「じゃあ、受けます」
「それでいい」
「で、罰ゲームの内容は…。」と僕が聞くと、怜央さんは、「一日、猫になるでどうだ!」
「もちろん、犬でもいいぞ」
猫か犬…。
正直、どっちもやりたくない
ワンと鳴けって言われたら鳴きたくないし
かと言って猫も、猫耳つけろって言われたら恥ずかしくて死にそうだし
ん~っ
頭をフル回転させ考え抜いた結果「じゃあ…
視界がボヤっとするので、目を擦り視界をはっきりさせる
最初、座りながら寝てたのに横になってることに気がつき怜央さんが横に寝かせてくれたのかな?と思いながらソファーに座り直した
横でまた、仕事を見始めていると、視線に気がついたのか怜央さんが「起きたのか…。」と言ってきた
「はい、ぐっすり寝た気がするけど、まだ眠たいです」
「そうか…。寝ることはいいことだから沢山寝な」
沢山寝かせてくれるなんて優しい
「うん!いっぱい寝る!」と満面の笑みで言った
「あぁ、いっぱい寝るんだぞ」
怜央さんはそう言い、また仕事をし始めた
僕もそれをまた見る
やっぱり、怜央さんタイピングが早い
あの…。なんだったけ?
あっ!思い出した!「ブラインドタッチ!」
思い出したら言ってしまった
「ブラインドタッチがどうしたんだ?」
「えっ…。その…。出来るかなって…。」
「…。ゆきが?」
「違います!怜央さんが!」
「出来るぞ、やって欲しいってことか?」
コクッコクッ
「なら、しりとりでもしながら打とうか」
ブラインドタッチしながらしりとりするってすごく難しくない?
なのに、すごいな!
「じゃあ、俺から…。りんご」
最初は無難だよね!
「ゴリラ!」
「ラズベリー」
おっ!急に新しいもの出てきた!
り…。りだよね、り~り~
「理科!」
「それはいいのか?」
「だ、ダメですか?」
「物じゃないからな…。今回は普通のしりとりだからいいのか?」
「わかんないです…。じゃあ!今回はなしにしましょうか!」
「そうだな」
「じゃあ、また、りから!」
り…。り…。
り~ん~っ
リーダー?りんごはさっき言ったし…。
理科…はダメだし…
料理も同じ分類に入ると思うし…。
あぁ~、もうダメだ
んがつくものもわかんないし…。
「怜央さん、思い浮かびません…。」
「ならどうする?」
えっ?終わりじゃないの?
「罰ゲーム。受けるだろ?」とニヤニヤしながら言ってきた
ば、罰ゲーム!?
「受ける訳ありません!」
「そっちから話を持ってきたくせに?」
ウグッ、それを言われると困る
受けるしか言う言葉がない
「じゃあ、受けます」
「それでいい」
「で、罰ゲームの内容は…。」と僕が聞くと、怜央さんは、「一日、猫になるでどうだ!」
「もちろん、犬でもいいぞ」
猫か犬…。
正直、どっちもやりたくない
ワンと鳴けって言われたら鳴きたくないし
かと言って猫も、猫耳つけろって言われたら恥ずかしくて死にそうだし
ん~っ
頭をフル回転させ考え抜いた結果「じゃあ…
7
お気に入りに追加
978
あなたにおすすめの小説
振り向いてよ、僕のきら星
街田あんぐる
BL
大学4年間拗らせたイケメン攻め×恋愛に自信がない素朴受け
「そんな男やめときなよ」
「……ねえ、僕にしなよ」
そんな言葉を飲み込んで過ごした、大学4年間。
理系で文学好きな早暉(さき)くんは、大学の書評サークルに入会した。そこで、小動物を思わせる笑顔のかわいい衣真(いま)くんと出会う。
距離を縮めていく二人。でも衣真くんはころころ彼氏が変わって、そのたびに恋愛のトラウマを深めていく。
早暉くんはそれでも諦めきれなくて……。
星のように綺麗な男の子に恋をしてからふたりで一緒に生きていくまでの、優しいお話です。
幼馴染から離れたい。
June
BL
アルファの朔に俺はとってただの幼馴染であって、それ以上もそれ以下でもない。
だけどベータの俺にとって朔は幼馴染で、それ以上に大切な存在だと、そう気づいてしまったんだ。
βの谷口優希がある日Ωになってしまった。幼馴染でいられないとそう思った優希は幼馴染のα、伊賀崎朔から離れようとする。
誤字脱字あるかも。
最後らへんグダグダ。下手だ。
ちんぷんかんぷんかも。
パッと思いつき設定でさっと書いたから・・・
すいません。
僕のために、忘れていて
ことわ子
BL
男子高校生のリュージは事故に遭い、最近の記憶を無くしてしまった。しかし、無くしたのは最近の記憶で家族や友人のことは覚えており、別段困ることは無いと思っていた。ある一点、全く記憶にない人物、黒咲アキが自分の恋人だと訪ねてくるまでは────
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
1人のαと2人のΩ
ミヒロ
BL
αの筈の結月は保健室で休んでいた所を多数に襲われ妊娠してしまう。結月はΩに変異していた。僅か12歳で妊娠してしまった結月だったが。
※表紙イラスト as-AIart- 様(素敵なイラストありがとうございます!)
·.⟡┈┈┈┈┈︎ ✧┈┈┈┈┈⟡.·
BLを書くに辺り、ハッシュタグでオメガバースを知り、人気なんだな、とネットで調べて初めて書いたオメガバースものです。
反省点、多々。
楽しみながら精進します☆
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる