30 / 126
玲央編
玲央編 第八話
しおりを挟む
今日は俺も疲れた
もう、寝よう
この子を静かに枕元に置いて俺も隣で寝た
布団が動いたので起きてしまった
薄らと目を開ける
すると、運命の番が起き上がって俺の顔をじーと見てくる
ん?キスでもしたいのか?
それともなんか顔についてるのか?
実は、顔には自信がある
いやでも自覚してしまうんだ
街を歩けばイケメンと言われ、雑誌にイケメン社長と載ってしまうことだってあった
だから、いやでも自覚してしまう
そんなことを考えていると、グゥゥーーーと誰かさんのお腹がなっている
恥ずかしかったのか、背を向けてもう1回布団の中に潜ってしまった
もう、見てくれないのかと寂しくなって後ろから抱きしめる
顔を見たってことはキスする気があったということ
だから「キスするんじゃなかったのか?」と質問した
キョトンしながらこちらの方を向いて「えっ?違います」と否定してきた
少し傷ついたがまぁいい
そしたら、上目遣いで「あのぉー、キスして欲しかったんですかぁ?」と言ってくる
素直に「そうだが」と答える
すると、運命の番はみるみる顔が赤くなっていく
恥ずかしかったのか、それとも昨日気持ちよくなくて怒っているのかわからなかったから
布団を上げて
「どうした?昨日のことまだ怒ってるのか?」
と聞いた
「ごめんなさい、寝ちゃって」ごめんなさい?謝るのは俺の方だが
とりあえず傷つけないように「大丈夫だといい」
ずっと気になっていたことを質問した
「それより名前聞いてなかったと思ってな」
「はい。えっ~と、ゆきって言いますよろしくお願いします。」
ゆきか、可愛い名前だ
まただ、この子は忘れっぽいのか?それとも気持ちよすぎて覚えてないのか?
「敬語は無しと言ったはずだが?」
「あっ、ごめんなさい」
またすぐ謝ろうとする
どうにかしてこの癖を治すようにしないとな
あと、未成年かどうかも聞かなければならない
俺の社会的地位が失われる可能性もあるから
「謝らなくていい、もう1つ質問していいか?歳はいくつだ?未成年を犯したら罪になるからな」
「歳は二十歳です」
安心した
「そうか、ギリギリだったんだな」
「はい、、、じゃなくてうん」
間違えるのも可愛いな
20ということは大学3かな
「大学三年生か」
コクコクと頷いた
「あのぉー他に聞きたいことはありますか?」
思いもよらぬ質問がきたな
「あぁー好きな食べ物と嫌いな食べ物が聞きたい」
これから生活していく上で大切なことだから一応聞いておく
「えっと、好きな食べ物は、甘いものと美味しいものです!嫌いな食べ物は、鯖です。アレルギーで食べれなくて、、、それ以外なら食べれます!なんでもです!」
鯖か、、、、
大変だったな
これには注意しないとな、シェフにも伝えなくては
「そうか、わかった」
「うん!」
威勢よく返事をして
「お腹空いただろ、何か作らせてくるからゆっくりしてろ」
「ありがとうございます」
「あぁー」
と言い部屋を出た
もう、寝よう
この子を静かに枕元に置いて俺も隣で寝た
布団が動いたので起きてしまった
薄らと目を開ける
すると、運命の番が起き上がって俺の顔をじーと見てくる
ん?キスでもしたいのか?
それともなんか顔についてるのか?
実は、顔には自信がある
いやでも自覚してしまうんだ
街を歩けばイケメンと言われ、雑誌にイケメン社長と載ってしまうことだってあった
だから、いやでも自覚してしまう
そんなことを考えていると、グゥゥーーーと誰かさんのお腹がなっている
恥ずかしかったのか、背を向けてもう1回布団の中に潜ってしまった
もう、見てくれないのかと寂しくなって後ろから抱きしめる
顔を見たってことはキスする気があったということ
だから「キスするんじゃなかったのか?」と質問した
キョトンしながらこちらの方を向いて「えっ?違います」と否定してきた
少し傷ついたがまぁいい
そしたら、上目遣いで「あのぉー、キスして欲しかったんですかぁ?」と言ってくる
素直に「そうだが」と答える
すると、運命の番はみるみる顔が赤くなっていく
恥ずかしかったのか、それとも昨日気持ちよくなくて怒っているのかわからなかったから
布団を上げて
「どうした?昨日のことまだ怒ってるのか?」
と聞いた
「ごめんなさい、寝ちゃって」ごめんなさい?謝るのは俺の方だが
とりあえず傷つけないように「大丈夫だといい」
ずっと気になっていたことを質問した
「それより名前聞いてなかったと思ってな」
「はい。えっ~と、ゆきって言いますよろしくお願いします。」
ゆきか、可愛い名前だ
まただ、この子は忘れっぽいのか?それとも気持ちよすぎて覚えてないのか?
「敬語は無しと言ったはずだが?」
「あっ、ごめんなさい」
またすぐ謝ろうとする
どうにかしてこの癖を治すようにしないとな
あと、未成年かどうかも聞かなければならない
俺の社会的地位が失われる可能性もあるから
「謝らなくていい、もう1つ質問していいか?歳はいくつだ?未成年を犯したら罪になるからな」
「歳は二十歳です」
安心した
「そうか、ギリギリだったんだな」
「はい、、、じゃなくてうん」
間違えるのも可愛いな
20ということは大学3かな
「大学三年生か」
コクコクと頷いた
「あのぉー他に聞きたいことはありますか?」
思いもよらぬ質問がきたな
「あぁー好きな食べ物と嫌いな食べ物が聞きたい」
これから生活していく上で大切なことだから一応聞いておく
「えっと、好きな食べ物は、甘いものと美味しいものです!嫌いな食べ物は、鯖です。アレルギーで食べれなくて、、、それ以外なら食べれます!なんでもです!」
鯖か、、、、
大変だったな
これには注意しないとな、シェフにも伝えなくては
「そうか、わかった」
「うん!」
威勢よく返事をして
「お腹空いただろ、何か作らせてくるからゆっくりしてろ」
「ありがとうございます」
「あぁー」
と言い部屋を出た
11
お気に入りに追加
978
あなたにおすすめの小説
幼馴染から離れたい。
June
BL
アルファの朔に俺はとってただの幼馴染であって、それ以上もそれ以下でもない。
だけどベータの俺にとって朔は幼馴染で、それ以上に大切な存在だと、そう気づいてしまったんだ。
βの谷口優希がある日Ωになってしまった。幼馴染でいられないとそう思った優希は幼馴染のα、伊賀崎朔から離れようとする。
誤字脱字あるかも。
最後らへんグダグダ。下手だ。
ちんぷんかんぷんかも。
パッと思いつき設定でさっと書いたから・・・
すいません。
僕のために、忘れていて
ことわ子
BL
男子高校生のリュージは事故に遭い、最近の記憶を無くしてしまった。しかし、無くしたのは最近の記憶で家族や友人のことは覚えており、別段困ることは無いと思っていた。ある一点、全く記憶にない人物、黒咲アキが自分の恋人だと訪ねてくるまでは────
秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
めぐみ
BL
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆
―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。―
モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。
だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。
そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
1人のαと2人のΩ
ミヒロ
BL
αの筈の結月は保健室で休んでいた所を多数に襲われ妊娠してしまう。結月はΩに変異していた。僅か12歳で妊娠してしまった結月だったが。
※表紙イラスト as-AIart- 様(素敵なイラストありがとうございます!)
·.⟡┈┈┈┈┈︎ ✧┈┈┈┈┈⟡.·
BLを書くに辺り、ハッシュタグでオメガバースを知り、人気なんだな、とネットで調べて初めて書いたオメガバースものです。
反省点、多々。
楽しみながら精進します☆
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
お世話したいαしか勝たん!
沙耶
BL
神崎斗真はオメガである。総合病院でオメガ科の医師として働くうちに、ヒートが悪化。次のヒートは抑制剤無しで迎えなさいと言われてしまった。
悩んでいるときに相談に乗ってくれたα、立花優翔が、「俺と一緒にヒートを過ごさない?」と言ってくれた…?
優しい彼に乗せられて一緒に過ごすことになったけど、彼はΩをお世話したい系αだった?!
※完結設定にしていますが、番外編を突如として投稿することがございます。ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる