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最終章
最終章 第二話
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「俺、そのなぎく…様と…お茶でも飲みたかったのに…」
「お前みたいなやつと一緒に飲ませるか」
「へいへい…すみません」
「で、なぎ様の何を聞きたいの?」
「別に、殴りたかっただけだ」
「わぁー怖っ!殴りたかっただけって…呼び捨てしたのと近づいただけで?」
「それ以外にも俺の尺に触るものがあったんだよ。ほらどかせ邪魔だ」と言うと黒服達がオメガを引きづりながら店を出ていった
「一度は見てみたいですね~その女神」
「だから、見せねぇよ。なぎの目が腐る」
「なんだよそれ~!別に調べればいくらでも見れますんでね」
「好きにしろ。俺は帰る。愛しいなぎが待ってるんでね」と言って酒代の5万を出して店を後にした
***
なぎside
翔唯さんは、相変わらずその後も親しくしてくれるけど、前よりは会話が減ったから、僕はスパイ活動と仕事に打ち込むことでき、そして、最終巻門へと突入した
やっと、翔唯さんと秘書さん達全員が仕事で社外に出ることが偶然決まったのだ!
僕は、普通に業務…
第1秘書さん、第2秘書さんと翔唯さんで、大手の会社と商談をしに行くことになり、第3秘書の山本さんは、子会社の方々と打ち合わせ。だから!この金庫の鍵も開けれるということ…!
僕には、金庫を開ける技術がないので、業者さんを呼べる!
我ながらいい作戦!
そして、業者さんが来て、部屋を案内して、金庫の鍵を開けてもらう
顧客名簿とか、重要な書類が入っているはず…
~30分後~
ガチャ…と金庫が開いた
「開きましたね。では、開いたので、これで失礼しますね~」と言って、業者さんは部屋を出ていった
よしっ、開けられる。取っ手の部分を手に取る
これを、開けてしまったらもう元には戻れない。
いいのか?僕…ここで、開けなければ僕はずっと翔唯さんと一緒にいれる
ずっと、愛してくれるかも…大切な人を置いてといいのか?と自分の中で問いただした
だけど、僕は、母の命を見捨てることなんか出来ない。大切な1人だけの家族なんだから…
翔唯さんには、どっちみちバレてるはずさ…そういいきかせて
「ありがとう。翔唯さん、さよなら」と一言呟いて、金庫のドアを開けた
「お前みたいなやつと一緒に飲ませるか」
「へいへい…すみません」
「で、なぎ様の何を聞きたいの?」
「別に、殴りたかっただけだ」
「わぁー怖っ!殴りたかっただけって…呼び捨てしたのと近づいただけで?」
「それ以外にも俺の尺に触るものがあったんだよ。ほらどかせ邪魔だ」と言うと黒服達がオメガを引きづりながら店を出ていった
「一度は見てみたいですね~その女神」
「だから、見せねぇよ。なぎの目が腐る」
「なんだよそれ~!別に調べればいくらでも見れますんでね」
「好きにしろ。俺は帰る。愛しいなぎが待ってるんでね」と言って酒代の5万を出して店を後にした
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なぎside
翔唯さんは、相変わらずその後も親しくしてくれるけど、前よりは会話が減ったから、僕はスパイ活動と仕事に打ち込むことでき、そして、最終巻門へと突入した
やっと、翔唯さんと秘書さん達全員が仕事で社外に出ることが偶然決まったのだ!
僕は、普通に業務…
第1秘書さん、第2秘書さんと翔唯さんで、大手の会社と商談をしに行くことになり、第3秘書の山本さんは、子会社の方々と打ち合わせ。だから!この金庫の鍵も開けれるということ…!
僕には、金庫を開ける技術がないので、業者さんを呼べる!
我ながらいい作戦!
そして、業者さんが来て、部屋を案内して、金庫の鍵を開けてもらう
顧客名簿とか、重要な書類が入っているはず…
~30分後~
ガチャ…と金庫が開いた
「開きましたね。では、開いたので、これで失礼しますね~」と言って、業者さんは部屋を出ていった
よしっ、開けられる。取っ手の部分を手に取る
これを、開けてしまったらもう元には戻れない。
いいのか?僕…ここで、開けなければ僕はずっと翔唯さんと一緒にいれる
ずっと、愛してくれるかも…大切な人を置いてといいのか?と自分の中で問いただした
だけど、僕は、母の命を見捨てることなんか出来ない。大切な1人だけの家族なんだから…
翔唯さんには、どっちみちバレてるはずさ…そういいきかせて
「ありがとう。翔唯さん、さよなら」と一言呟いて、金庫のドアを開けた
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