53 / 163
再び
しおりを挟む
画鋲を集めたあと廊下にあるゴミ箱に捨ててやった
へへへ!お前らなんかに負けないからな!ふんっ!と思いながらゴミ箱の底にある画鋲をみる
そして、教室に戻ると出る前よりクラスメートが増えていた
ってことは、時間やばいかも…!と思い見ると着席5分前。先生は来ないけど、一応は座っといた方がいいと思いみんな座ってるんだよね…。それはもちろん僕も
そして、案の定というか毎回だけど、先生は来なかった
その後の授業は、居眠りするだけの先生と、誰かに話を聞いて欲しくてベラベラと僕たちに向かって面白くない話を言う先生、そもそも来ない先生と授業をして1限から4限目は終わった
そして、今はお昼ご飯タイム!
ご飯~ご飯~と朝作ったお弁当がないかとカバンの中を漁るけど、どこにも見当たらない
あれ…?と思い記憶を辿る
記憶の中にはお弁当をカバンの中に入れた覚えがない
まさか…机の上に…!?
でも、今更取りに行けないし…。
どうしよう…。と考えた末に出てきた答えは食堂に行くだ
そして、苦い思い出のある食堂をいま目の前にしている
もう行かないって決めたのに…。
でもお腹すいちゃったからうどんでも食べるか~と思い食堂のドアを開けた
開けるとご飯を食べている人がこちらを見てくる
な、なんでそんなに見るんだよっと心の中で呟くけどじーっとみんなが見てくる
痛いほど視線を感じながらもうどんの食券を買って作ってくれているおばちゃんに渡して、席が空いてないかと辺りを見渡す
このシチュエーション見たことある!でも!もう今度こそは間違えない!絶対に2階には上がってはダメだと!と思いながら、ずーっと辺りを見渡していると奥の4人席が空いているのに気づいた
あっ!あそこにしよ!と思った時に、後ろからおばちゃんの「そこのあんた!できたわよ!」と言う声がして、急いでうどんの乗ったトレーを取りに行き「ありがとうございます!」とお礼を言って奥の席に向かった
向かう途中にも視線はものすごく痛かったが、なんとか席に座れた
箸を取りうどんをつかもうとした瞬間、耳に痛いほどの甲高いキャーーーーと黄色い声援が聞こえた
どうせ、トップ4だから関係ない!僕はうどんにしか興味が無い!と思い食べ始めた
なんという歯ごたえ!もちもちしながらもスーッと喉に入っていき麺と絡み合い、ダシも効いてる
ん~なんという美味しさ!と思いながらうどんを食べているとガラガラと椅子を引く音がした
相手を見るまもなく、あぁ~相席ね!と思い、また、うどんを食べると鼻にお肉のいい匂いが!
もっとお肉の匂いを感じたくて、クンクンと犬みたいに匂い嗅ぐ
その仕草がバレてしまったのか「食べるか?」と言われた
いいの!?と思い顔をあげようとした瞬間、その食べるか?の声が頭の中でリピートされた
も、もしかして…い、一条様!?
えぇ!?トップ4って2階で食べるんじゃないの?と疑問に思ったが、そんなことはどうでもいい
「な、なんで来たんですか…」と不満気に一条様に言う
「なんでって…言っただろ?お前を手に入れるならなんでもするって」と言われた
……返す言葉が見当たらなくて早く、その場から逃げたい一信で急いでうどんを食べる
早く逃げたい!早く逃げたい!
急ぎすぎて味が感じられないけれどそんなことはどうでもいい
思えば思うほど早くなっていき、ものの数分で食べ終え席を立ち上がった
へへへ!お前らなんかに負けないからな!ふんっ!と思いながらゴミ箱の底にある画鋲をみる
そして、教室に戻ると出る前よりクラスメートが増えていた
ってことは、時間やばいかも…!と思い見ると着席5分前。先生は来ないけど、一応は座っといた方がいいと思いみんな座ってるんだよね…。それはもちろん僕も
そして、案の定というか毎回だけど、先生は来なかった
その後の授業は、居眠りするだけの先生と、誰かに話を聞いて欲しくてベラベラと僕たちに向かって面白くない話を言う先生、そもそも来ない先生と授業をして1限から4限目は終わった
そして、今はお昼ご飯タイム!
ご飯~ご飯~と朝作ったお弁当がないかとカバンの中を漁るけど、どこにも見当たらない
あれ…?と思い記憶を辿る
記憶の中にはお弁当をカバンの中に入れた覚えがない
まさか…机の上に…!?
でも、今更取りに行けないし…。
どうしよう…。と考えた末に出てきた答えは食堂に行くだ
そして、苦い思い出のある食堂をいま目の前にしている
もう行かないって決めたのに…。
でもお腹すいちゃったからうどんでも食べるか~と思い食堂のドアを開けた
開けるとご飯を食べている人がこちらを見てくる
な、なんでそんなに見るんだよっと心の中で呟くけどじーっとみんなが見てくる
痛いほど視線を感じながらもうどんの食券を買って作ってくれているおばちゃんに渡して、席が空いてないかと辺りを見渡す
このシチュエーション見たことある!でも!もう今度こそは間違えない!絶対に2階には上がってはダメだと!と思いながら、ずーっと辺りを見渡していると奥の4人席が空いているのに気づいた
あっ!あそこにしよ!と思った時に、後ろからおばちゃんの「そこのあんた!できたわよ!」と言う声がして、急いでうどんの乗ったトレーを取りに行き「ありがとうございます!」とお礼を言って奥の席に向かった
向かう途中にも視線はものすごく痛かったが、なんとか席に座れた
箸を取りうどんをつかもうとした瞬間、耳に痛いほどの甲高いキャーーーーと黄色い声援が聞こえた
どうせ、トップ4だから関係ない!僕はうどんにしか興味が無い!と思い食べ始めた
なんという歯ごたえ!もちもちしながらもスーッと喉に入っていき麺と絡み合い、ダシも効いてる
ん~なんという美味しさ!と思いながらうどんを食べているとガラガラと椅子を引く音がした
相手を見るまもなく、あぁ~相席ね!と思い、また、うどんを食べると鼻にお肉のいい匂いが!
もっとお肉の匂いを感じたくて、クンクンと犬みたいに匂い嗅ぐ
その仕草がバレてしまったのか「食べるか?」と言われた
いいの!?と思い顔をあげようとした瞬間、その食べるか?の声が頭の中でリピートされた
も、もしかして…い、一条様!?
えぇ!?トップ4って2階で食べるんじゃないの?と疑問に思ったが、そんなことはどうでもいい
「な、なんで来たんですか…」と不満気に一条様に言う
「なんでって…言っただろ?お前を手に入れるならなんでもするって」と言われた
……返す言葉が見当たらなくて早く、その場から逃げたい一信で急いでうどんを食べる
早く逃げたい!早く逃げたい!
急ぎすぎて味が感じられないけれどそんなことはどうでもいい
思えば思うほど早くなっていき、ものの数分で食べ終え席を立ち上がった
22
お気に入りに追加
1,627
あなたにおすすめの小説
【BL】SNSで人気の訳あり超絶イケメン大学生、前立腺を子宮化され、堕ちる?【R18】
NichePorn
BL
スーパーダーリンに犯される超絶イケメン男子大学生
SNSを開設すれば即10万人フォロワー。
町を歩けばスカウトの嵐。
超絶イケメンなルックスながらどこか抜けた可愛らしい性格で多くの人々を魅了してきた恋司(れんじ)。
そんな人生を謳歌していそうな彼にも、児童保護施設で育った暗い過去や両親の離婚、SNS依存などといった訳ありな点があった。
愛情に飢え、性に奔放になっていく彼は、就活先で出会った世界規模の名門製薬会社の御曹司に手を出してしまい・・・。
【本編完結】溺愛してくる敵国兵士から逃げたのに、数年後、××になった彼に捕まりそうです
萌於カク
BL
この世界には、男女性のほかに第二性、獣人(α)、純人(β)、妖人(Ω)がある。
戦火から逃れて一人で草原に暮らす妖人のエミーユは、ある日、怪我をした獣人兵士のマリウスを拾った。エミーユはマリウスを手当てするも、マリウスの目に包帯を巻き視界を奪い、行動を制限して用心していた。しかし、マリウスは、「人を殺すのが怖いから戦場から逃げてきた」と泣きながら訴える心の優しい少年だった。
エミーユは、マリウスが自分に心を寄せているのがわかるも、貴族の子らしいマリウスにみすぼらしい自分は不似合いだと思い詰めて、マリウスを置き去りにして、草原から姿を消した。
数年後、大陸に平和が戻り、王宮で宮廷楽長として働くエミーユの前にマリウスが現われたが、マリウスには、エミーユの姿形がわからなかった。
※攻めはクズではありませんが、残念なイケメンです。
※戦争表現、あります。
※表紙は商用可AI
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
親友だと思ってた完璧幼馴染に執着されて監禁される平凡男子俺
toki
BL
エリート執着美形×平凡リーマン(幼馴染)
※監禁、無理矢理の要素があります。また、軽度ですが性的描写があります。
pixivでも同タイトルで投稿しています。
https://www.pixiv.net/users/3179376
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/98346398
俺の番が変態で狂愛過ぎる
moca
BL
御曹司鬼畜ドSなα × 容姿平凡なツンデレ無意識ドMΩの鬼畜狂愛甘々調教オメガバースストーリー!!
ほぼエロです!!気をつけてください!!
※鬼畜・お漏らし・SM・首絞め・緊縛・拘束・寸止め・尿道責め・あなる責め・玩具・浣腸・スカ表現…等有かも!!
※オメガバース作品です!苦手な方ご注意下さい⚠️
初執筆なので、誤字脱字が多々だったり、色々話がおかしかったりと変かもしれません(><)温かい目で見守ってください◀
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる