1 / 26
新しい俺は何者なのだろうか
生まれた先から楽はできなかった
しおりを挟む
ぱちり。
昨日より明確に“起きた”という感覚が体に走る。
(昨日は、何してたっけ)
最も手近の記憶を辿り、すぐさまフラッシュバックしたのは、自転車をこいで学校に向かう自分と背中から襲った激しい衝撃だった。それから、生きてきた中で一番小さくなった心臓の感覚。
(俺、轢かれたんじゃね……?)
思い出した情報から考えられる顛末は、これが最も現実に近く感じられた。現に体はうまく動かず、俺はベットに寝かされているのもこの考えに一役買った。
(と、とりあえず死ななかったっぽいし、目が覚めたなら看護師さんとか呼んだ方がいいのかも)
体の痛みもなければ、意識も混濁していない。ただうまいこと動けないだけなので、声を出すくらいなら簡単だと思う。
「あうぇあーーーーー!」
俺がそう叫ぶと、辺りはいたたまれない沈黙につつまれる。周りには誰もいないようなので、すぐ人が来るわけはないのだが、それよりも目を向けるべきことがある。
(あうぇあ、ってなんだああああ!?)
自分で自分の言葉を聞いて、声も出ないほどあっけに取られた。頭の中では『だれか』と、そう叫んだ、少なくともそのつもりだった。
(まさか、頭がやられたのか!)
混乱の中、言語能力の低下を疑って頭に手を伸ばす。すると、毛がない。正確に言うと、フワッフワの産毛が申し訳程度に乗っかっているが、俺は坊主ではない。おまけに腕の可動範囲も違和感があり、とにかく狭い。
(俺の体に何かが起きてる?)
そう考え始めると、とにかくすぐにでも現状を確認したくなる。だるい体を上下左右に強引に動かして、様々な動作を確かめていった。
夢中でじたばたと動き続けていると、不意に体がふわっと楽になる。そして目の前には、やけに低い床が見えた。
(お、落ちた!?)
自由がきかないまま空中に身を放り出してしまい、ただただ地面との高低差を目にして肝を冷やす。
急速に地面との接触が近づく中、何かがぶつかったような音とともに女の人の悲鳴に近い声が耳に刺さった。
「危ない!」
すると、俺の体は何かに支えられて落下が止まる。何事かと首を下に向けると、バカみたいに大きな指と饅頭のような自分の手が重なっていた。
「少し目を離したばかりに……本当にごめんなさい」
声に釣られて顔を上にあげると、とても整っていて綺麗な顔つきの女の人が俺を見つめていた。見覚えのないその姿に目が惹き付けられる。
「大人しく眠っていたとはいえ、油断は禁物でしたね。ひとまず、怪我がないかどうか確認しますから暴れるのだけはよして下さい」
身なりは豪勢ではないが貧しい感じもしない。品もあり小綺麗ではあるが、使い古しているようだ。
(つーか、この人でかくね?)
つい服装の観察などしてしまったが、自分の体を抱き込んだまま体を隅々までジロジロ見ることが出来ている、それは有り得ない。巨人でもなければ。俺は至って健全な体型なのだから。
「ふぅ……大丈夫なようですね。それにすっかり目が覚めてしまったみたいですし、今日はおんぶして仕事に戻っても大丈夫そうですね」
俺があーだこーだと混乱している間にも、どんどん体が持ち上げられて女の人に背負われる形になってしまった。だが、先程の経験から暴れることはせずに高くなった目線を存分に活用しておこうと、できる範囲で辺りを見渡す。
ベッドに窓に、目に入るものは大抵よくある西洋風だ。そんな当たり前の情報でも、今の俺にとってはどれが大切になるのか分からない玉石混交の中の一つ。何でもかんでも仕入れておくに越したことはないと、しっかり記憶にとどめる。
更なるヒントを求めてまた違った方向へ目を向けると、大きな鏡がありその手前にクシや小瓶などが置かれている。ドレッサーだろうか、きっと鏡に映っているような美しい母親が使うのだろう。そこには、先程目にした眉目秀麗な女性が赤ん坊を背負った姿が映し出されている。
(ん?)
鏡の女性と自分の体を預けるこの女性は見紛うことなき同一人物だ。つまり、鏡の中で可愛らしく呆けた顔を晒しているあの赤ん坊は俺、ということになる。
(あれが、俺)
自分=赤ん坊。その解が頭の中に浮かび上がった時、俺の頭は綺麗に真っ白になった。
鏡の前で気絶して、現在二度目の目覚めを迎えた。俺のニュー母もしくはものすごく若いニュー祖母もしくは親戚の誰かの背中で気を失った俺は、眩しい光で目が覚めた。
(車に轢かれたら、人間って若返るんだ。へぇ~そうなんだ)
考え事をして現実逃避をしようとするが、変わった臭いが鼻について今ひとつ集中しきれない。ただ、この臭いは覚えがあり、土や肥料といった類の臭いである。一応地方都市に住んでいたので、周りにこういうものは馴染みがなかったからか懐かしく感じた。
(さっきからちょいちょい揺れるな。何してるんだろ)
いつまでも明後日の思考をしていても仕方がないので、思考を切りかえて見えるものに集中する。恐らくこの女性がやっているのは水やり。ジョウロとかホースとかではありえない量の水が手元から吹き出してはいるが、なにか葉っぱが生えているしそれらは均等に並んでいるから栽培しているのだろう。
(ってことは、農家……なのか?)
近所の家にも親戚にも農家がいた記憶はないので定かではないが、やっていることはそれらしく見える。
女性が端から端までおおよそ水やりを終えると、彼女に声をかける人があった。
「お疲れさん。今日はアールも一緒か」
「ええ。あなたもそろそろ終わりでしょう? お疲れ様です」
現れた人物によってできた影で幾ばくが涼しくなる。若干の威圧感はあるが、笑った顔からは俺たちに対する好意が感じ取れた。
「おう、一緒に戻るか? 散歩するんでもいいが」
「そうですね……今日は日差しが強いですし、早く戻りましょう。家でくつろぐのも良いですよ」
「そうだな、じゃあ行くか」
話がまとまったようで二人揃って、来た方向へ戻っていく。とても仲良さそうに笑いあってとても微笑ましい。だが、ちょっと待って欲しい。
(今の、日本語じゃねーぞ!?)
現在、俺の頭の中は理解不能な言葉が支配していた。
その後も女の人の背中で幾度となく会話を耳にしたが、結局日本語どころか自分の知識にある言語は何一つ出てこなかった。
俺はまた新たな発見をしたのである。
赤ん坊になっただけでは飽き足らず、県どころか国まで飛び越え、言葉の通じない見知らぬ土地に来たのだと。
俺にあった何かを知るためには、まず言語習得から始めなければならないらしい。
昨日より明確に“起きた”という感覚が体に走る。
(昨日は、何してたっけ)
最も手近の記憶を辿り、すぐさまフラッシュバックしたのは、自転車をこいで学校に向かう自分と背中から襲った激しい衝撃だった。それから、生きてきた中で一番小さくなった心臓の感覚。
(俺、轢かれたんじゃね……?)
思い出した情報から考えられる顛末は、これが最も現実に近く感じられた。現に体はうまく動かず、俺はベットに寝かされているのもこの考えに一役買った。
(と、とりあえず死ななかったっぽいし、目が覚めたなら看護師さんとか呼んだ方がいいのかも)
体の痛みもなければ、意識も混濁していない。ただうまいこと動けないだけなので、声を出すくらいなら簡単だと思う。
「あうぇあーーーーー!」
俺がそう叫ぶと、辺りはいたたまれない沈黙につつまれる。周りには誰もいないようなので、すぐ人が来るわけはないのだが、それよりも目を向けるべきことがある。
(あうぇあ、ってなんだああああ!?)
自分で自分の言葉を聞いて、声も出ないほどあっけに取られた。頭の中では『だれか』と、そう叫んだ、少なくともそのつもりだった。
(まさか、頭がやられたのか!)
混乱の中、言語能力の低下を疑って頭に手を伸ばす。すると、毛がない。正確に言うと、フワッフワの産毛が申し訳程度に乗っかっているが、俺は坊主ではない。おまけに腕の可動範囲も違和感があり、とにかく狭い。
(俺の体に何かが起きてる?)
そう考え始めると、とにかくすぐにでも現状を確認したくなる。だるい体を上下左右に強引に動かして、様々な動作を確かめていった。
夢中でじたばたと動き続けていると、不意に体がふわっと楽になる。そして目の前には、やけに低い床が見えた。
(お、落ちた!?)
自由がきかないまま空中に身を放り出してしまい、ただただ地面との高低差を目にして肝を冷やす。
急速に地面との接触が近づく中、何かがぶつかったような音とともに女の人の悲鳴に近い声が耳に刺さった。
「危ない!」
すると、俺の体は何かに支えられて落下が止まる。何事かと首を下に向けると、バカみたいに大きな指と饅頭のような自分の手が重なっていた。
「少し目を離したばかりに……本当にごめんなさい」
声に釣られて顔を上にあげると、とても整っていて綺麗な顔つきの女の人が俺を見つめていた。見覚えのないその姿に目が惹き付けられる。
「大人しく眠っていたとはいえ、油断は禁物でしたね。ひとまず、怪我がないかどうか確認しますから暴れるのだけはよして下さい」
身なりは豪勢ではないが貧しい感じもしない。品もあり小綺麗ではあるが、使い古しているようだ。
(つーか、この人でかくね?)
つい服装の観察などしてしまったが、自分の体を抱き込んだまま体を隅々までジロジロ見ることが出来ている、それは有り得ない。巨人でもなければ。俺は至って健全な体型なのだから。
「ふぅ……大丈夫なようですね。それにすっかり目が覚めてしまったみたいですし、今日はおんぶして仕事に戻っても大丈夫そうですね」
俺があーだこーだと混乱している間にも、どんどん体が持ち上げられて女の人に背負われる形になってしまった。だが、先程の経験から暴れることはせずに高くなった目線を存分に活用しておこうと、できる範囲で辺りを見渡す。
ベッドに窓に、目に入るものは大抵よくある西洋風だ。そんな当たり前の情報でも、今の俺にとってはどれが大切になるのか分からない玉石混交の中の一つ。何でもかんでも仕入れておくに越したことはないと、しっかり記憶にとどめる。
更なるヒントを求めてまた違った方向へ目を向けると、大きな鏡がありその手前にクシや小瓶などが置かれている。ドレッサーだろうか、きっと鏡に映っているような美しい母親が使うのだろう。そこには、先程目にした眉目秀麗な女性が赤ん坊を背負った姿が映し出されている。
(ん?)
鏡の女性と自分の体を預けるこの女性は見紛うことなき同一人物だ。つまり、鏡の中で可愛らしく呆けた顔を晒しているあの赤ん坊は俺、ということになる。
(あれが、俺)
自分=赤ん坊。その解が頭の中に浮かび上がった時、俺の頭は綺麗に真っ白になった。
鏡の前で気絶して、現在二度目の目覚めを迎えた。俺のニュー母もしくはものすごく若いニュー祖母もしくは親戚の誰かの背中で気を失った俺は、眩しい光で目が覚めた。
(車に轢かれたら、人間って若返るんだ。へぇ~そうなんだ)
考え事をして現実逃避をしようとするが、変わった臭いが鼻について今ひとつ集中しきれない。ただ、この臭いは覚えがあり、土や肥料といった類の臭いである。一応地方都市に住んでいたので、周りにこういうものは馴染みがなかったからか懐かしく感じた。
(さっきからちょいちょい揺れるな。何してるんだろ)
いつまでも明後日の思考をしていても仕方がないので、思考を切りかえて見えるものに集中する。恐らくこの女性がやっているのは水やり。ジョウロとかホースとかではありえない量の水が手元から吹き出してはいるが、なにか葉っぱが生えているしそれらは均等に並んでいるから栽培しているのだろう。
(ってことは、農家……なのか?)
近所の家にも親戚にも農家がいた記憶はないので定かではないが、やっていることはそれらしく見える。
女性が端から端までおおよそ水やりを終えると、彼女に声をかける人があった。
「お疲れさん。今日はアールも一緒か」
「ええ。あなたもそろそろ終わりでしょう? お疲れ様です」
現れた人物によってできた影で幾ばくが涼しくなる。若干の威圧感はあるが、笑った顔からは俺たちに対する好意が感じ取れた。
「おう、一緒に戻るか? 散歩するんでもいいが」
「そうですね……今日は日差しが強いですし、早く戻りましょう。家でくつろぐのも良いですよ」
「そうだな、じゃあ行くか」
話がまとまったようで二人揃って、来た方向へ戻っていく。とても仲良さそうに笑いあってとても微笑ましい。だが、ちょっと待って欲しい。
(今の、日本語じゃねーぞ!?)
現在、俺の頭の中は理解不能な言葉が支配していた。
その後も女の人の背中で幾度となく会話を耳にしたが、結局日本語どころか自分の知識にある言語は何一つ出てこなかった。
俺はまた新たな発見をしたのである。
赤ん坊になっただけでは飽き足らず、県どころか国まで飛び越え、言葉の通じない見知らぬ土地に来たのだと。
俺にあった何かを知るためには、まず言語習得から始めなければならないらしい。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
魔法の探求者、異世界で無双する ~美少女奴隷と共にダンジョン探索。屋敷をもらってレアアイテムをゲットして、ついでに爵位も授かっちゃうぜ~
猪木洋平@【コミカライズ連載中】
ファンタジー
主人公【シンヤ】は日本人だ。
異世界に転移し、魔物に襲われている行商人の一行を助けた。
行商人はお礼として、奴隷を一人譲ってくれると言う。
シンヤが美少女奴隷に目移りしているとき、誰かが彼の腕を引っ張った。
それは助けた者の一人、猫獣人の奴隷【ミレア】だった。
「ん? どうしたんだ?」
「……」
シンヤの問いかけに対して、彼女は熱っぽい視線を向けるだけだ。
「えっと……。君が俺の仲間になりたいのか?」
シンヤはそう尋ねた。
すると、コクッと力強くうなずく。
「そうなのか……。でも、どうして俺なんだ?」
「赤猫族の女……。命の恩人には、絶対服従スル……」
「へ?」
シンヤは思わず聞き返す。
だが、彼が思考を整理している間に、ミレアが距離を詰めてきて……。
彼女の口唇が、シンヤの頬に触れた。
「え!?」
突然のことに驚くシンヤ。
その隙をついて、今度は彼の首筋に舌を這わせる。
「ちょっ……! 何してんだよ!!」
慌てて飛び退くシンヤ。
「強い雄の子種がほしイ……。シンヤ、あたしと子どもをつくろウ?」
「いやいやいやいや!」
「ダメ……?」
「いや、そういう問題じゃなくてさ……。命の恩人というだけで、そこまでしなくてもいいぞ?」
「ソレだけじゃない。匂いも気に入った……」
「はぁ……」
「それに、シンヤはすごく強い魔力を持ってイル……。あたしも魔力持ちだからワカル……」
「まあ、確かにそうだけどな」
「きっと役に立つ……。あたしを使ってほしイ……」
そう言うと、ミレアは再び顔を近づけてくる。
「おい……。ちょっと待てって……」
「シンヤ、スキ……。早く赤ちゃんつくろウ?」
「いやいやいやいや!!」
迫ってくる猫娘を押しとどめようとするシンヤ。
だが、ミレアの力は強く、どんどん押し込まれていくのだった。
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
異世界でタロと一緒に冒険者生活を始めました
ももがぶ
ファンタジー
俺「佐々木光太」二十六歳はある日気付けばタロに導かれ異世界へ来てしまった。
会社から帰宅してタロと一緒に散歩していたハズが気が付けば異世界で魔法をぶっ放していた。
タロは喋るし、俺は十二歳になりましたと言われるし、これからどうなるんだろう。
異世界で魔法使いとなった俺はネットでお買い物して世界を救う
馬宿
ファンタジー
30歳働き盛り、独身、そろそろ身を固めたいものだが相手もいない
そんな俺が電車の中で疲れすぎて死んじゃった!?
そしてらとある世界の守護者になる為に第2の人生を歩まなくてはいけなくなった!?
農家育ちの素人童貞の俺が世界を守る為に選ばれた!?
10個も願いがかなえられるらしい!
だったら異世界でもネットサーフィンして、お買い物して、農業やって、のんびり暮らしたいものだ
異世界なら何でもありでしょ?
ならのんびり生きたいな
小説家になろう!にも掲載しています
何分、書きなれていないので、ご指摘あれば是非ご意見お願いいたします
辺境伯令嬢に転生しました。
織田智子
ファンタジー
ある世界の管理者(神)を名乗る人(?)の願いを叶えるために転生しました。
アラフィフ?日本人女性が赤ちゃんからやり直し。
書き直したものですが、中身がどんどん変わっていってる状態です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる