神様の悪戯(いたずら)

けいご

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魔族編

魔王決定戦 その1

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魔王決定戦当日。

サタン「私が圧勝だろうな。」

それも、そのはずである。
勇者アイラに、討伐されてはいるが。
この女性、かなりの強さなのである。
魔界では敵なし。何千年に一人の天才と言われるくらいの
実力者であるのだから。

1回戦、相手はヴァンパイア。
試合が始まる。
サタンは、相手を舐めきっており、
ヴァンパイアにわざと腕を噛ませる。

サタン「その程度か?」
噛まれるも、全く痛くもなくダメージもない。
サタン「ワクチン注射の方が痛いくらいだぞ。」

いや。この時代にワクチンなんてないから。
と言いたい所だが、あることにしよう。

噛んでも、なんともないサタンを見て、
戸惑ってるヴァンパイアに、
軽く一撃を喰らわせる。
すると、ヴァンパイアは吹っ飛び倒れる。

ヴァンパイア「こ・・降参・・・」
あまりの実力の差に、あっけなく負けを認めるのであった。

サタン「なんだ。つまらんな。」
サタンはそう言うと、会場をあとにする。
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