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第1章
143話 漏斗(ジョウゴ)による水攻めの刑
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捕虜にした十名の山賊らしき連中を一軒の家まで連れていき、尋問を始める。公平性を保つためにジーグルト家の家臣であるアランやウィニーだけではなく援軍として来ている兵士らも同席させる。
「さて、色々と聞きたいことがあるけど」
何から始めようか?と。僕は少しだけ悩むそぶりをする。手軽にやるなら以前使った秘薬を使い自白させるのが一番なのだが、こう人数がいると使いづらい。
まぁ、尋問だろうと拷問だろうと白状させればいいのである。そう考えれば手段は広い。
「さて、まずは一つ目」
お前らはどこから来た?この辺り一帯がいかに世襲貴族のテリトリーだとしてもこの人数はあまりにも多すぎる。この世界では野盗山賊の類はさして珍しくなく深い森林や山々などに砦を気付いて商人らを襲うこともある。そういう世界なのだ。
しかしながら、これだけの人数が集まることはほとんどないはず。冒険者ギルドが定期的に巡回部隊を出しているため通常は農民などに紛れている場合も多い。半農半賊というわけだ。彼らは少人数で行動するためよほど狙わないと獲物にありつけない場合が多い。そのぐらいの護衛は商人らも用意しているからだ。
これだけの人数など早々集まるものではない。誰かから援助を受けているはず。
「オイ、答えろ」
「……」
山賊らは命乞いをして助かったはずなのにここに来てダンマリをする。その態度はよろしくないな。
「答えろ!」
「……」
武器を抜こうとするアランだがそれではラチが明かない。仕方がないか。アランに命じて水の入った桶を何個でも持ってくるように命じる。その命令の意味をアランは分からないまま実行して持ってきた。
僕は山賊の一人を椅子に座らせ後ろで手を結ばせる。
「?」
山賊も訳も分からず言いなりとなる。
僕は魔法のバックからあるモノを取り出す。それは「漏斗」と呼ばれる入口が広く先端が細い管のような道具だ。アランらに命じて椅子に座った山賊が動かないように押さえつけさせる。口を上に広げさせて。
「アグッ!」
「じゃ、いっきま~す」
漏斗の先端を口に突っ込む。これでもう逃げられないので手桶で水を掬い漏斗から注ぎ込む。それを何度となく行うと山賊の腹が徐々に膨れ上がる。それを一切気にせず漏斗から水を入れる入れる入れる!十分ほどで桶が何個も空になりそれを飲まされた山賊の腹は異様に膨れ上がった。
「げ、げふうっ!」
山賊は胃に注ぎ込まれた水にどうしようもない苦痛を覚えた。
昔から大食いをやる時はこうして胃を広げる訓練をする。単純に食べ物でもいいがカロリーがありすぎるため水の方が安価で効果的だ。元が元なので満腹感は果てしなく重い。
異様に膨れた腹を見て他の者らは目を背ける。
「さ、喋ってもらおうかな?」
「ぎ、ぎざまぁ、こんあことをじでゆ」
「まだ駄目みたいだね」
再び口を上に向けさせて漏斗で水を流し込む。吐き出すなど許さない、食欲とて限度がある。それなのに水をひたすら飲まされ続けるなどとんでもない苦痛だろう。
延々と水を注ぎ込まれ続ける仲間を見て、
「何でも喋る!だから、だから、やめてくれ!?」
「あぁん?今はお前らじゃなくてこいつに聞いてるの。こいつが喋るまで終わらないし終わらせない」
仲間らが懇願するがそんなのは聞く価値も無い。
今後も同じような連中はいくらでもやってくるだろう。そいつらを全員殺してたらキリがないし労働力が足りなくなる。少なくとも、殺されるよりかは人道的だ。
相手を傷つけるような拷問で白状させるのは禁止されているのでこれならそんな規則は意味がない。誰も傷ついていなのだから、ね。
そうして、ヒキガエルのように醜い腹となった山賊に改めて聞く。
「ねぇ?お・し・え・て」
「うぼぉっ!?!?」
可愛らしい質問の仕方だが状況はそれどころではないだろう。僕は首を掴み嘔吐できないようにしているからだ。最低限呼吸ができるぐらいまで絞る。しばらくそうしてから、
「じ、じゃべぇるぅぅううかぁらぁあ!!」
締めていた喉から手を放す。
さすがにこれ以上引き伸ばすと生命の危機になる直前で他の山賊らからも懇願される。うん、素直でよろしい。そうして依頼主らをすべて白状させる。
「―――は」
「―――で」
「―――から」
「―――です」
1時間ほどですべての証拠を集めることが出来た。
「ユウキ様、どういたしましょうか?」
「やれやれだねぇ」
背後にいたのは相当な数の世襲貴族共だった。こんな馬鹿げたことにどれだけ人数を割いたのだと思いたくなる数である。
「し、喋れることは全部喋ったぞ!さぁ!!」
解放してほしいと。何甘いことを抜かしてんだ。お前らは賊軍だぞ賊軍?それを開放すると思うのか?こいつらを開放してもまた同じことをやりかねない。敵は全部掃除させてもらう。今後二度とジーグルト家に歯向かう気が無くなるまで。それを考えると答えは一つだ。
冒険者ギルドに引き渡すに決まってる。しかしながらこいつらには明確な罰が必要だ。冒険者ギルドに引き渡しても相当な罪があるだろうがその前に少しでも罪を軽くしてあげようじゃないか。
僕は残りの山賊らに右手側と左手側に分かれるように指示を出す。それを聞いて何となく分かれる。ちょうど半々ぐらいか。
僕はそいつらに残酷な宣言をした。
まず、右手側に入った連中には先と同じく椅子に縛り付けて漏斗でひたすら水を飲む刑を受けてもらう。どうせこいつらの罪状は明確だ。それを少しでも思い知ってもらう。冒険者ギルドからの応援が着しだい解放する。
左手側に入ったのには……、ジーグルト家の貴金属の元となる鉱石の採掘作業に従事してもらう。五年ぐらい頑張れば解放させることにした。
え?罪が重い、って?
そりゃあ現代だったら堀の中に行ってもらうんだけどこの異世界にはそのような制度は存在しない。民を苦しめた罪状は労苦で償うシステムなんだよね。元がどのような生活かは知らないけど即座に絞首刑になるよりかはマシだと思う。
その分だが衣食住は保証されてある程度の休憩も与えられる。惨たらしく罰を受けるよりかは安全だよ。何せ体には何一つとして外傷は残らないし傷を負っても手当てはちゃんとされる。もっとも、逃げようとしたのならば安全の保障はしかねるけど。
僕が冒険者であることが幸いだと思うよ。これが貴族連中だったらどうなるのか簡単に想像できるよ。表現しようのない地獄を延々とのたうちまわる羽目になるだろうね。それに比べれば軽い罪さ。無個性な部屋に拘束されて長時間放置される方が良いのか?それに比べれば目的があるだけマシだ。うんうん。
「さて、色々と聞きたいことがあるけど」
何から始めようか?と。僕は少しだけ悩むそぶりをする。手軽にやるなら以前使った秘薬を使い自白させるのが一番なのだが、こう人数がいると使いづらい。
まぁ、尋問だろうと拷問だろうと白状させればいいのである。そう考えれば手段は広い。
「さて、まずは一つ目」
お前らはどこから来た?この辺り一帯がいかに世襲貴族のテリトリーだとしてもこの人数はあまりにも多すぎる。この世界では野盗山賊の類はさして珍しくなく深い森林や山々などに砦を気付いて商人らを襲うこともある。そういう世界なのだ。
しかしながら、これだけの人数が集まることはほとんどないはず。冒険者ギルドが定期的に巡回部隊を出しているため通常は農民などに紛れている場合も多い。半農半賊というわけだ。彼らは少人数で行動するためよほど狙わないと獲物にありつけない場合が多い。そのぐらいの護衛は商人らも用意しているからだ。
これだけの人数など早々集まるものではない。誰かから援助を受けているはず。
「オイ、答えろ」
「……」
山賊らは命乞いをして助かったはずなのにここに来てダンマリをする。その態度はよろしくないな。
「答えろ!」
「……」
武器を抜こうとするアランだがそれではラチが明かない。仕方がないか。アランに命じて水の入った桶を何個でも持ってくるように命じる。その命令の意味をアランは分からないまま実行して持ってきた。
僕は山賊の一人を椅子に座らせ後ろで手を結ばせる。
「?」
山賊も訳も分からず言いなりとなる。
僕は魔法のバックからあるモノを取り出す。それは「漏斗」と呼ばれる入口が広く先端が細い管のような道具だ。アランらに命じて椅子に座った山賊が動かないように押さえつけさせる。口を上に広げさせて。
「アグッ!」
「じゃ、いっきま~す」
漏斗の先端を口に突っ込む。これでもう逃げられないので手桶で水を掬い漏斗から注ぎ込む。それを何度となく行うと山賊の腹が徐々に膨れ上がる。それを一切気にせず漏斗から水を入れる入れる入れる!十分ほどで桶が何個も空になりそれを飲まされた山賊の腹は異様に膨れ上がった。
「げ、げふうっ!」
山賊は胃に注ぎ込まれた水にどうしようもない苦痛を覚えた。
昔から大食いをやる時はこうして胃を広げる訓練をする。単純に食べ物でもいいがカロリーがありすぎるため水の方が安価で効果的だ。元が元なので満腹感は果てしなく重い。
異様に膨れた腹を見て他の者らは目を背ける。
「さ、喋ってもらおうかな?」
「ぎ、ぎざまぁ、こんあことをじでゆ」
「まだ駄目みたいだね」
再び口を上に向けさせて漏斗で水を流し込む。吐き出すなど許さない、食欲とて限度がある。それなのに水をひたすら飲まされ続けるなどとんでもない苦痛だろう。
延々と水を注ぎ込まれ続ける仲間を見て、
「何でも喋る!だから、だから、やめてくれ!?」
「あぁん?今はお前らじゃなくてこいつに聞いてるの。こいつが喋るまで終わらないし終わらせない」
仲間らが懇願するがそんなのは聞く価値も無い。
今後も同じような連中はいくらでもやってくるだろう。そいつらを全員殺してたらキリがないし労働力が足りなくなる。少なくとも、殺されるよりかは人道的だ。
相手を傷つけるような拷問で白状させるのは禁止されているのでこれならそんな規則は意味がない。誰も傷ついていなのだから、ね。
そうして、ヒキガエルのように醜い腹となった山賊に改めて聞く。
「ねぇ?お・し・え・て」
「うぼぉっ!?!?」
可愛らしい質問の仕方だが状況はそれどころではないだろう。僕は首を掴み嘔吐できないようにしているからだ。最低限呼吸ができるぐらいまで絞る。しばらくそうしてから、
「じ、じゃべぇるぅぅううかぁらぁあ!!」
締めていた喉から手を放す。
さすがにこれ以上引き伸ばすと生命の危機になる直前で他の山賊らからも懇願される。うん、素直でよろしい。そうして依頼主らをすべて白状させる。
「―――は」
「―――で」
「―――から」
「―――です」
1時間ほどですべての証拠を集めることが出来た。
「ユウキ様、どういたしましょうか?」
「やれやれだねぇ」
背後にいたのは相当な数の世襲貴族共だった。こんな馬鹿げたことにどれだけ人数を割いたのだと思いたくなる数である。
「し、喋れることは全部喋ったぞ!さぁ!!」
解放してほしいと。何甘いことを抜かしてんだ。お前らは賊軍だぞ賊軍?それを開放すると思うのか?こいつらを開放してもまた同じことをやりかねない。敵は全部掃除させてもらう。今後二度とジーグルト家に歯向かう気が無くなるまで。それを考えると答えは一つだ。
冒険者ギルドに引き渡すに決まってる。しかしながらこいつらには明確な罰が必要だ。冒険者ギルドに引き渡しても相当な罪があるだろうがその前に少しでも罪を軽くしてあげようじゃないか。
僕は残りの山賊らに右手側と左手側に分かれるように指示を出す。それを聞いて何となく分かれる。ちょうど半々ぐらいか。
僕はそいつらに残酷な宣言をした。
まず、右手側に入った連中には先と同じく椅子に縛り付けて漏斗でひたすら水を飲む刑を受けてもらう。どうせこいつらの罪状は明確だ。それを少しでも思い知ってもらう。冒険者ギルドからの応援が着しだい解放する。
左手側に入ったのには……、ジーグルト家の貴金属の元となる鉱石の採掘作業に従事してもらう。五年ぐらい頑張れば解放させることにした。
え?罪が重い、って?
そりゃあ現代だったら堀の中に行ってもらうんだけどこの異世界にはそのような制度は存在しない。民を苦しめた罪状は労苦で償うシステムなんだよね。元がどのような生活かは知らないけど即座に絞首刑になるよりかはマシだと思う。
その分だが衣食住は保証されてある程度の休憩も与えられる。惨たらしく罰を受けるよりかは安全だよ。何せ体には何一つとして外傷は残らないし傷を負っても手当てはちゃんとされる。もっとも、逃げようとしたのならば安全の保障はしかねるけど。
僕が冒険者であることが幸いだと思うよ。これが貴族連中だったらどうなるのか簡単に想像できるよ。表現しようのない地獄を延々とのたうちまわる羽目になるだろうね。それに比べれば軽い罪さ。無個性な部屋に拘束されて長時間放置される方が良いのか?それに比べれば目的があるだけマシだ。うんうん。
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