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4人は自分を手に入れる
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4人分のプレートが鉄色に変わり改めて自分達が昇級したことを実感しているミーアエメリアバーゼルシェリル4人。だが感傷に浸っている時間はあまりない。討伐系依頼の難易度が明確に上がっているからだ。逆に言えば実力示すチャンスが豊富にあることを示している。
僕は早速依頼を受注する。それはオークの集落の殲滅だ。以前からオークが出没するという状況であったが再調査したら集落を形成し200体を超えるほどに膨れ上がっており数多くの村人が連れ去らわれたそうだ。こうなると実力のあるパーティを送り込むしかないが数が数なので迂闊な行動はできず確実に殲滅できる必要がある。
僕らはそれを受注した。黒鉄色3人鉄色が4人もいれば大丈夫だと判断された。都合のいいことに場所は森の中ではなく開けた草原だ。騎兵が最大の力を発揮できる。
僕らは4人の騎乗用生物に乗り急ぎ現場に向かう。
「うじゃうじゃいるね」
オークの軍勢は醜く壮観だった。
「じゃ、先手を取るから」
僕がまず《大魔術》で正面の防護柵をぶち破り騎兵4人が機動力で撹乱しながら各自敵の殲滅する作戦を立てる。ラグリンネとエトナも状況に応じて戦闘に加わる。
「《火炎弾》」
正面を守る防護柵を複数発射した火炎の球でぶっ飛ばす。少しばかり数を減らしたが大半は生き残っただろう。
『ぷぎぎぃいいい』
オーク突然のことに醜い雄たけびを上げながらこちらに向かってやってくる。悲しいかなモンスターは隊列を組んで役割をこなすということを知らないのだ。あるのは獣的な本能だけ。数を頼みに押し寄せてくる。
「あははっ。先手は貰うわ」
ミーアがウルフに跨りながら敵に切り込む。味方が仕留めやすいように足を狙い二刀流でバサバサ切り付けていく。それで倒れるオーク共。
「ミーアに負けてられませんね」
エメリアは味方で一番の長射程の弓で後続を次々と射抜く。さらに騎兵なので距離を取るのもたやすいことだろう。
「さて。自分も切り込みましょうか。なぁに、敵はいくらでもいますからな」
バーゼルは騎乗しながらハルバードを当たるを幸いとばかりに豪快に振り回す。オーク吹っ飛んだな。
「私も追いつきます《石弾》」
シェリルは魔術を唱えながら騎乗で戦場のいたるところを駆け巡る。
戦場の主役は間違いなく4人だった。
残党を僕とラグリンネエトナが倒していく。
「今回は出番少なそうですね」「そうだね。ま、あの4人が凄すぎるからだろうけど」
オークらは各自武器を持ちながら戦おうとするが騎兵の機動力に完全に負けており先手を取られ後手に回るしかなかった。何とか追い付こうとするがその前に武器で倒されるだけ。包囲しようとしてもその前に抜け出されてしまう。こればっかりは騎兵のお家芸だしね。個としても強くそれが連携を取ってくるんだから戦う前から勝敗は見えていた。
疲れ知らずに戦場を駆け巡りオーク共を一方的に倒していく。だが、さすがの数、当然ながら問題も出てくる
「武器が血で汚れて切れ味が落ちました」「むうっ。さすがにこの数では武器が」
ミーアとバーゼルが武器の消耗が激しく明確に使いづらくなっていた。その問題については十分懸念していたので二人の傍に駆け寄り予備の武器を渡す。今までの武器を放り捨てて新しい武器を装備する二人。
「矢が無くなりました。補充を」「こちらにも術の触媒をください」
ちょっと離れた場所での戦闘でエメリアとシェリルが頼む。素早く二人の近くまで行き追加の矢筒と触媒の砂が入った袋を渡す。
この戦術も僕が《収納》を使えるから成り立つのだ。ラグリンネとエトナも参加し確実にオークらを殺していく。1時間ほどでオークの軍勢はほとんど殲滅した。
「集落に乗り込んで生き残りの始末と生存者の確認をする」
敵の本拠地の乗り込むが生き残りはおらず生存者は無残な状態の女達と食われたと思う肉塊だけだった。女たちが多い僕のパーティもこんなものは見たくも関わりたくもないだろうがこれが世界で起こっている悲劇。この場所だけではなく今日もどこかで、いやもっと酷いことが起こっているかもしれない現実。
各自に最低限として身を隠せるぐらいの服装を与えて犠牲となったであろう冒険者らのプレートを確保して帰還する。後のことはもう教会に任せるしかないだろう。
そうして依頼を一つ一つこなしていった。しばらくの間黙々とそれをこなしている最中、ここでちょっとした噂が自分達に付いてきた。
『ピュアブリングのパーティは実力者ぞろいの上に仕事が確実で早く後始末も丁寧に行ってくれる』
多少の誇張が入りよく分からない尾ひれが付いているが要点はそれだけ。同じ等級の冒険者よりも仕事が早い上に色々な方向から噂や憶測が入り勝手に歩き出したのだ。僕は別に何とも思ってなかったが仲間からすれば「称賛されている」そうだ。それも良い方向で。
今はまださして意味はないが今後その噂が広まれば色々な人々からアプローチをかけられる、それも信頼と実績のある権力者が増えていくことになるだろうと。
立身出世こそが冒険者の本質であり明確な回答。人々から称賛される声が高いほど良い。まぁ、妬み嫉みも付いてくるが。古来には我こそがと国すら建てた冒険者もいるそうだ。
皆一様に笑みを浮かべていた。
「これよこれ。こういう声を望んでいたのよ」「人々から称賛される感覚を一度覚えるとやめられないわね」
ミーアとエメリアは揃ってニヤニヤしている。
二人の最大の願いは自分のことは自分で決められる存在になることだ。そのためにはしかるべき実績と信頼を勝ち取らなければならない。何かの幸運に恵まれ上位種族になった連中など世界中に数多く存在している。それだけでは他者に勝手に自分という存在を使われてしまうことが彼女らには我慢できないのだ。
モンスターという明確な脅威があるこの世界ではそれだけで生きてはいけない。それを嫌というほど現実は見せてくれる。
だからこそ冒険者という職業がある。出自も経歴も問わない破落戸まがい、その中から出てくる英雄ら、だからこそ彼女たちが目指しているのだ。自分という存在がそこに確実に存在した証拠として。
「「ねぇ、次の依頼は」」
コテージの中で二人が僕に聞いてくる。
「ゴブリンとその上位種、オークとの戦闘も問題なし。となると、ダンジョン攻略かあるいは」
まだ依頼掲示板には討伐依頼はそこそこ残っていた。けど、僕らばかりが依頼を消化すると他から反発が出てしまう。さて、どうしたものか。考えているとギルドの受付嬢がコテージにやってきた。
「す、すみません。ピュアブリングのパーティですよね。急ぎギルド建物まで来てください」
息を切らせている。受付嬢がやってくるとは火急の事態なのだろう。急ぎ向かうとリーダーである僕だけが別室に呼ばれる
「初めまして。ここを預かるものです」
「ピュアブリングです」
挨拶はそれだけ、彼は単刀直入に聞いてきた。
「ヘッドハンターを倒した実績、その力を貸していただきたい」
内容を聞くとここから東でヘッドハンターが地上に姿を現したそうだ。それも複数。先に上位のパーティ複数送り込んだが返り討ちに会い負傷者多数で帰ってきたそうだ。
僕と同じランクは他にもいるが経験がない。そこで唯一討伐実績がある僕に白羽の矢を立てた。
「これは大変に急を要する。今この場で決めてほしい」
ヘッドハンターを複数、か。荷が重い仕事だな。先んじて上位を複数送り込んで敗走では楽観視はできない。でも、この討伐依頼を受ければあの4人は本物なれるだろう。緊急依頼を受けることを承諾する。
『ヘッドハンターを倒すですって!』
仲間らに動揺が走る。ラグリンネとエトナは経験済みだがそれでも不安の色が見えた。前回のオーガとの戦いを思い出す、クラスチェンジし明確に実力が上がっているからこそヘッドハンターという脅威がどれほどの存在か理解できるだろう。
「これは大変に緊急を要する依頼、もうすでに先んじてパーティを送り込んだけど敗走した」
「っ。そんな」「なんですって」
ミーアとエメリアはさらに顔をこわばらせる。僕らより上のパーティを先んじて送り込んだにも関わらず敗走させてしまう。他の二人の表情も暗い。
僕は明言した
「これを達成できれば揺るぎない本物になれる」
誰かが付き添わなくては何もできない存在という悪い噂を払拭できるチャンスでもある。冒険者とってヘッドハンター討伐という実績だけでも各方面から一目置かれる存在と見なされるこの残酷な世界。これは天の巡りあわせかもしれない。
もうすでに依頼は受けている。
『リーダーが決定したことに従うだけ』
明確な返答。もうここにいるのは誰かにけん引されなければ何もできない連中じゃない。本当の仲間だ。先んじて正式なパーティとして登録しておく。これで後顧の憂いはない。
僕は早速依頼を受注する。それはオークの集落の殲滅だ。以前からオークが出没するという状況であったが再調査したら集落を形成し200体を超えるほどに膨れ上がっており数多くの村人が連れ去らわれたそうだ。こうなると実力のあるパーティを送り込むしかないが数が数なので迂闊な行動はできず確実に殲滅できる必要がある。
僕らはそれを受注した。黒鉄色3人鉄色が4人もいれば大丈夫だと判断された。都合のいいことに場所は森の中ではなく開けた草原だ。騎兵が最大の力を発揮できる。
僕らは4人の騎乗用生物に乗り急ぎ現場に向かう。
「うじゃうじゃいるね」
オークの軍勢は醜く壮観だった。
「じゃ、先手を取るから」
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「《火炎弾》」
正面を守る防護柵を複数発射した火炎の球でぶっ飛ばす。少しばかり数を減らしたが大半は生き残っただろう。
『ぷぎぎぃいいい』
オーク突然のことに醜い雄たけびを上げながらこちらに向かってやってくる。悲しいかなモンスターは隊列を組んで役割をこなすということを知らないのだ。あるのは獣的な本能だけ。数を頼みに押し寄せてくる。
「あははっ。先手は貰うわ」
ミーアがウルフに跨りながら敵に切り込む。味方が仕留めやすいように足を狙い二刀流でバサバサ切り付けていく。それで倒れるオーク共。
「ミーアに負けてられませんね」
エメリアは味方で一番の長射程の弓で後続を次々と射抜く。さらに騎兵なので距離を取るのもたやすいことだろう。
「さて。自分も切り込みましょうか。なぁに、敵はいくらでもいますからな」
バーゼルは騎乗しながらハルバードを当たるを幸いとばかりに豪快に振り回す。オーク吹っ飛んだな。
「私も追いつきます《石弾》」
シェリルは魔術を唱えながら騎乗で戦場のいたるところを駆け巡る。
戦場の主役は間違いなく4人だった。
残党を僕とラグリンネエトナが倒していく。
「今回は出番少なそうですね」「そうだね。ま、あの4人が凄すぎるからだろうけど」
オークらは各自武器を持ちながら戦おうとするが騎兵の機動力に完全に負けており先手を取られ後手に回るしかなかった。何とか追い付こうとするがその前に武器で倒されるだけ。包囲しようとしてもその前に抜け出されてしまう。こればっかりは騎兵のお家芸だしね。個としても強くそれが連携を取ってくるんだから戦う前から勝敗は見えていた。
疲れ知らずに戦場を駆け巡りオーク共を一方的に倒していく。だが、さすがの数、当然ながら問題も出てくる
「武器が血で汚れて切れ味が落ちました」「むうっ。さすがにこの数では武器が」
ミーアとバーゼルが武器の消耗が激しく明確に使いづらくなっていた。その問題については十分懸念していたので二人の傍に駆け寄り予備の武器を渡す。今までの武器を放り捨てて新しい武器を装備する二人。
「矢が無くなりました。補充を」「こちらにも術の触媒をください」
ちょっと離れた場所での戦闘でエメリアとシェリルが頼む。素早く二人の近くまで行き追加の矢筒と触媒の砂が入った袋を渡す。
この戦術も僕が《収納》を使えるから成り立つのだ。ラグリンネとエトナも参加し確実にオークらを殺していく。1時間ほどでオークの軍勢はほとんど殲滅した。
「集落に乗り込んで生き残りの始末と生存者の確認をする」
敵の本拠地の乗り込むが生き残りはおらず生存者は無残な状態の女達と食われたと思う肉塊だけだった。女たちが多い僕のパーティもこんなものは見たくも関わりたくもないだろうがこれが世界で起こっている悲劇。この場所だけではなく今日もどこかで、いやもっと酷いことが起こっているかもしれない現実。
各自に最低限として身を隠せるぐらいの服装を与えて犠牲となったであろう冒険者らのプレートを確保して帰還する。後のことはもう教会に任せるしかないだろう。
そうして依頼を一つ一つこなしていった。しばらくの間黙々とそれをこなしている最中、ここでちょっとした噂が自分達に付いてきた。
『ピュアブリングのパーティは実力者ぞろいの上に仕事が確実で早く後始末も丁寧に行ってくれる』
多少の誇張が入りよく分からない尾ひれが付いているが要点はそれだけ。同じ等級の冒険者よりも仕事が早い上に色々な方向から噂や憶測が入り勝手に歩き出したのだ。僕は別に何とも思ってなかったが仲間からすれば「称賛されている」そうだ。それも良い方向で。
今はまださして意味はないが今後その噂が広まれば色々な人々からアプローチをかけられる、それも信頼と実績のある権力者が増えていくことになるだろうと。
立身出世こそが冒険者の本質であり明確な回答。人々から称賛される声が高いほど良い。まぁ、妬み嫉みも付いてくるが。古来には我こそがと国すら建てた冒険者もいるそうだ。
皆一様に笑みを浮かべていた。
「これよこれ。こういう声を望んでいたのよ」「人々から称賛される感覚を一度覚えるとやめられないわね」
ミーアとエメリアは揃ってニヤニヤしている。
二人の最大の願いは自分のことは自分で決められる存在になることだ。そのためにはしかるべき実績と信頼を勝ち取らなければならない。何かの幸運に恵まれ上位種族になった連中など世界中に数多く存在している。それだけでは他者に勝手に自分という存在を使われてしまうことが彼女らには我慢できないのだ。
モンスターという明確な脅威があるこの世界ではそれだけで生きてはいけない。それを嫌というほど現実は見せてくれる。
だからこそ冒険者という職業がある。出自も経歴も問わない破落戸まがい、その中から出てくる英雄ら、だからこそ彼女たちが目指しているのだ。自分という存在がそこに確実に存在した証拠として。
「「ねぇ、次の依頼は」」
コテージの中で二人が僕に聞いてくる。
「ゴブリンとその上位種、オークとの戦闘も問題なし。となると、ダンジョン攻略かあるいは」
まだ依頼掲示板には討伐依頼はそこそこ残っていた。けど、僕らばかりが依頼を消化すると他から反発が出てしまう。さて、どうしたものか。考えているとギルドの受付嬢がコテージにやってきた。
「す、すみません。ピュアブリングのパーティですよね。急ぎギルド建物まで来てください」
息を切らせている。受付嬢がやってくるとは火急の事態なのだろう。急ぎ向かうとリーダーである僕だけが別室に呼ばれる
「初めまして。ここを預かるものです」
「ピュアブリングです」
挨拶はそれだけ、彼は単刀直入に聞いてきた。
「ヘッドハンターを倒した実績、その力を貸していただきたい」
内容を聞くとここから東でヘッドハンターが地上に姿を現したそうだ。それも複数。先に上位のパーティ複数送り込んだが返り討ちに会い負傷者多数で帰ってきたそうだ。
僕と同じランクは他にもいるが経験がない。そこで唯一討伐実績がある僕に白羽の矢を立てた。
「これは大変に急を要する。今この場で決めてほしい」
ヘッドハンターを複数、か。荷が重い仕事だな。先んじて上位を複数送り込んで敗走では楽観視はできない。でも、この討伐依頼を受ければあの4人は本物なれるだろう。緊急依頼を受けることを承諾する。
『ヘッドハンターを倒すですって!』
仲間らに動揺が走る。ラグリンネとエトナは経験済みだがそれでも不安の色が見えた。前回のオーガとの戦いを思い出す、クラスチェンジし明確に実力が上がっているからこそヘッドハンターという脅威がどれほどの存在か理解できるだろう。
「これは大変に緊急を要する依頼、もうすでに先んじてパーティを送り込んだけど敗走した」
「っ。そんな」「なんですって」
ミーアとエメリアはさらに顔をこわばらせる。僕らより上のパーティを先んじて送り込んだにも関わらず敗走させてしまう。他の二人の表情も暗い。
僕は明言した
「これを達成できれば揺るぎない本物になれる」
誰かが付き添わなくては何もできない存在という悪い噂を払拭できるチャンスでもある。冒険者とってヘッドハンター討伐という実績だけでも各方面から一目置かれる存在と見なされるこの残酷な世界。これは天の巡りあわせかもしれない。
もうすでに依頼は受けている。
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明確な返答。もうここにいるのは誰かにけん引されなければ何もできない連中じゃない。本当の仲間だ。先んじて正式なパーティとして登録しておく。これで後顧の憂いはない。
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