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極寒の大陸編
事実を伝えるしかない
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生命を冒涜するような行いをしていた連中は一人残らず皆殺し、その場所も原型を保てないほどに破壊し終えて帰還する。
両族長に全てを報告する。二人とも予想はしていたがそこまで酷い現実が存在したことに落胆したようだ。
「どう伝えましょうか」
この後の問題、同胞たちは一人でも救いたいという連中への説明だ。それは絶対にしておかなくてはならない。
「それは我らが全力で行う、いやそうしなければならないだろう」
「そうじゃな、あれは同胞でも何でもない。ただの邪悪な存在だ」
僕の力は一切借りず自分達だけで行う決意のようだ。下手に僕が口を出すと問題がややこしくなるための配慮だろう。僕はそれに何も言わなかった。
その後両部族長は全員を集めて同胞たちの非道な行いを嘘偽りなく伝える。なぜ我らに過酷な因果の戒めがあるのか、なぜここまで残酷に追いつめられているのか、それは生命の禁忌に触れてしまい怒りを買ったからだと説明する。
最初こそ動揺が起こるが先の暴君の印象が強い彼らはそれすら上回る非道さを説明されてしまい絶望するしかなかった。
『同胞だから助け合うべきだ』
そんなものは見た目だけの言葉だ。実際にはこれだ。
どこかで同じようなことが行われているかもしれない可能性を示唆され自分らはまだ幸運だったのだと思い知ることになる。
同胞救出派は完全に沈黙し自力での繁栄に邁進するよう考えを改めるしかなかった。
『御使い様、は、その、今回の、ことには』
「それ以上は何も言うな。ここにおられることだけが現実だ」
「もう二度とその話を口に出すな。さもなくば居なくなられると思え」
その言葉でヴァンパイア族もダークエルフ族もこんな非道な行いをしていたにもかかわらずここに留まってくれている御使い様の御心を察してしまった。
『あれだけ同胞たちが罪深いことをしたのに見放さなかった』
普通なら関係を断つだろう、それなのに見捨てずにいてくれている。
「御使い様は常に相手と互角で対等な立場を守る御方、我らと彼らは別人、善人には善人として接し悪人には悪人として接する、ただそれだけだ」
「そうじゃな。相手が悪だったからこそこちらも悪になった。同情したわけでも慈悲をかけたわけでもなく邪悪で秩序を乱していたから消し去っただけ。そこは誤解するな」
自分達と先の連中とは接点がなくこちら側と相手側の状況に合わせただけ、その意味でなら自分らにはまだ手を貸しても良いという寛大な心なのだ。
自分らが勝手に行動してたら大惨事になっていただろう。そこに待っていたのはコロニーの崩壊だ。自分らは実験材料になっていたのかもしれない。
その全てが自分らの思い描く姿と違う部分もあるが行動は間違いなく正しい。増々崇拝の念が強くなった。
これでコロニーの意思統一は完全に終わり通常通りの行動を行えるようになる。問題の対処で少し時間がかかったが食料調達はしっかりと行ってくれた。
「はーい、今日の食料の配給だよ」
『ありがとうございます御使い様!』
皆感謝の言葉を言う。
今回からは成長した木材を加工し短剣の形にしたものをいくつか使う。『刃』のサインを刻んでいるためよく切れる。これで大分作業が捗るだろう。もちろん、武器として使うことは許してないので認められた場合を除いて厳重に保管しておく。
それを使いモンスターの死体を解体し始める。
ガツガツザクザク、と。刃物をあるとやはり効率が違うね。以前よりかは作業が早くなる。解体し終え保存用の分を除いて魚などと過熱し食事にする。
「さ、食べよう」
『い、いただき、ます』
先の事件以後自分らの待遇が恵まれていることをよく理解したの生活の仕方が少し変わった。作業も生き残るため食い物もただただ甘えるのではなくなり何がしか責任感があるように感じる。
自己鍛錬もより熱を持ったものへと変わっていた。良い傾向だ。
その後、より良い環境に進めても問題ないと判断した僕は建物の増加と防衛設備の充実を図る。
「『水』『雪』『氷』「岩」『堅』『築』『建』のサインよ、その力を示せ」
さらに建物を増加し生命の種子も増やし食料の増加や環境を少しばかり向上させた。あと、周りの意識も変化しつつあった。
「御使い様、ご機嫌はどうでしょうか」
「んー、悪くはないね」
向こうの方から積極的に話す頻度が増えて来ていた。以前は遠巻きに眺めたりしてたけど良い関係を構築しようと彼らなりに考えるようになっていた。対等になれる僕には全て分かってしまうが打算とはいえそれを別に拒否する理由はない。
愚かな強者のいいなりにはならず自力で出来ることを真剣に模索し始めていた。
食料を調達しつつ環境を改善しフェリスゥマグナとインティライミの訓練も行う。
「なるほど。色の密度の隙間を潰すのではなく意図的に罠に追い込む方法を考えたのたんだね。でも、まだまだ甘いよ」
「くうっ、こちらの手の中はお見通しというわけですわね!」
まだフェリスゥマグナは色の密度を操作するのは難しいようで逆にその隙間にトラップを仕掛けるように考えを変えたようだ。隙間に迂闊に飛び込むと火の刃でズタズタにされるように。一面が赤く染まる場所では同じ色は隠される性質を理解し行動を抑止しようとする。
僕は相手と互角になれるので相手が出来ることは全てできる。あえて同じ土俵に立ちあえて罠にもかかり予想外の状況をに持ち込む。
さすがの彼女も傷を負う覚悟で接近してくるとは予想外のことだろう、接近戦となる。
前回の反省点を踏まえて炎の大剣を振り回す彼女。当たれば重傷だが当たらなければ問題ない、そこを覚悟でギリギリを責める。こちらも炎の大剣を生み出しぶつけ合う。
「ほら、まだまだ想定が甘いよ」
「くうっ!」
接近戦では威力と手数、何より駆け引きが必要になってくる。最初こそ互角だったが手札を確実に失いやがてその場しのぎのカードに手を出す。当然負けてしまうので防戦一方になる。
やがてそのカードも尽きてしまい降参した。
「ほう、槍の着弾点を一時的に沼のように体が沈み込むようにしたしたんだね。良い考えだよ、相手がそれにかかればね」
「やはりこちらの能力を隠せませんか。ならば!」
インティライミは前回と同じく影の槍を乱射しながら攻撃してくる。影の槍は着弾すると足場を一時的に沼のように変える能力を有しそこには何があるのか分からない。徐々に行動範囲が制限されるがこちらも同じ能力で対抗する。影の槍を乱射し同じようにしていく。
足場を沼のように変える影の槍は確かに協力だが効果時間が短くすべての面を制圧できない。僕はわずかに残る地面を探して飛び込むが彼女はそこへ飛び込む余裕がない。徐々に距離を詰めていき接近戦に持ち込む。
「ほら、その場しのぎのカードではどうしようもないよ」
「ふぁっ!」
前回と同じく最初こそ互角だが予想外の手を使いそれを続けることで劣勢へと追い込まれていく。しばらくの戦闘ののち降参してしまった。
「二人とも。発想は良かったし手探りながらも努力の成果は評価できる。あとは、もうちょっと接近戦への対策だね」
「そうですわね。やはりまだまだ拙すぎてどうしようもありませんわ」
「距離が離れていれば圧倒できるんですけど距離を詰められればやはり未熟ですね」
こうなったら二人の意識を変えてもらうしかないか。
「接近戦で圧倒的に不利なら接近させずに敵を殲滅する方法に切り替えよう」
「あっ、そうか。距離を詰められる前に敵を倒せば弱点なんてないのですから」
「無いものを無理に伸ばそうとしても先が無い。だったら伸びるのものをとことん伸ばせば」
僕にはもうこの二人には接近戦での才能が無いことがよく分かる。だから接近させずに敵を倒す手段を増やす方針に切り替えることにしたのだ。そちらの方がこの二人に適性があるしまだまだ伸びる。そういう能力なのだ。出来ない事をあれやこれや努力するだけ時間の無駄だ。
「次からは接近戦には絶対持ち込まない代わりに自分らの得意な距離で競り勝つ方法を一緒に鍛錬しよう」
「「はいっ」」
二人はやる気に満ち溢れた返事をした。
両族長に全てを報告する。二人とも予想はしていたがそこまで酷い現実が存在したことに落胆したようだ。
「どう伝えましょうか」
この後の問題、同胞たちは一人でも救いたいという連中への説明だ。それは絶対にしておかなくてはならない。
「それは我らが全力で行う、いやそうしなければならないだろう」
「そうじゃな、あれは同胞でも何でもない。ただの邪悪な存在だ」
僕の力は一切借りず自分達だけで行う決意のようだ。下手に僕が口を出すと問題がややこしくなるための配慮だろう。僕はそれに何も言わなかった。
その後両部族長は全員を集めて同胞たちの非道な行いを嘘偽りなく伝える。なぜ我らに過酷な因果の戒めがあるのか、なぜここまで残酷に追いつめられているのか、それは生命の禁忌に触れてしまい怒りを買ったからだと説明する。
最初こそ動揺が起こるが先の暴君の印象が強い彼らはそれすら上回る非道さを説明されてしまい絶望するしかなかった。
『同胞だから助け合うべきだ』
そんなものは見た目だけの言葉だ。実際にはこれだ。
どこかで同じようなことが行われているかもしれない可能性を示唆され自分らはまだ幸運だったのだと思い知ることになる。
同胞救出派は完全に沈黙し自力での繁栄に邁進するよう考えを改めるしかなかった。
『御使い様、は、その、今回の、ことには』
「それ以上は何も言うな。ここにおられることだけが現実だ」
「もう二度とその話を口に出すな。さもなくば居なくなられると思え」
その言葉でヴァンパイア族もダークエルフ族もこんな非道な行いをしていたにもかかわらずここに留まってくれている御使い様の御心を察してしまった。
『あれだけ同胞たちが罪深いことをしたのに見放さなかった』
普通なら関係を断つだろう、それなのに見捨てずにいてくれている。
「御使い様は常に相手と互角で対等な立場を守る御方、我らと彼らは別人、善人には善人として接し悪人には悪人として接する、ただそれだけだ」
「そうじゃな。相手が悪だったからこそこちらも悪になった。同情したわけでも慈悲をかけたわけでもなく邪悪で秩序を乱していたから消し去っただけ。そこは誤解するな」
自分達と先の連中とは接点がなくこちら側と相手側の状況に合わせただけ、その意味でなら自分らにはまだ手を貸しても良いという寛大な心なのだ。
自分らが勝手に行動してたら大惨事になっていただろう。そこに待っていたのはコロニーの崩壊だ。自分らは実験材料になっていたのかもしれない。
その全てが自分らの思い描く姿と違う部分もあるが行動は間違いなく正しい。増々崇拝の念が強くなった。
これでコロニーの意思統一は完全に終わり通常通りの行動を行えるようになる。問題の対処で少し時間がかかったが食料調達はしっかりと行ってくれた。
「はーい、今日の食料の配給だよ」
『ありがとうございます御使い様!』
皆感謝の言葉を言う。
今回からは成長した木材を加工し短剣の形にしたものをいくつか使う。『刃』のサインを刻んでいるためよく切れる。これで大分作業が捗るだろう。もちろん、武器として使うことは許してないので認められた場合を除いて厳重に保管しておく。
それを使いモンスターの死体を解体し始める。
ガツガツザクザク、と。刃物をあるとやはり効率が違うね。以前よりかは作業が早くなる。解体し終え保存用の分を除いて魚などと過熱し食事にする。
「さ、食べよう」
『い、いただき、ます』
先の事件以後自分らの待遇が恵まれていることをよく理解したの生活の仕方が少し変わった。作業も生き残るため食い物もただただ甘えるのではなくなり何がしか責任感があるように感じる。
自己鍛錬もより熱を持ったものへと変わっていた。良い傾向だ。
その後、より良い環境に進めても問題ないと判断した僕は建物の増加と防衛設備の充実を図る。
「『水』『雪』『氷』「岩」『堅』『築』『建』のサインよ、その力を示せ」
さらに建物を増加し生命の種子も増やし食料の増加や環境を少しばかり向上させた。あと、周りの意識も変化しつつあった。
「御使い様、ご機嫌はどうでしょうか」
「んー、悪くはないね」
向こうの方から積極的に話す頻度が増えて来ていた。以前は遠巻きに眺めたりしてたけど良い関係を構築しようと彼らなりに考えるようになっていた。対等になれる僕には全て分かってしまうが打算とはいえそれを別に拒否する理由はない。
愚かな強者のいいなりにはならず自力で出来ることを真剣に模索し始めていた。
食料を調達しつつ環境を改善しフェリスゥマグナとインティライミの訓練も行う。
「なるほど。色の密度の隙間を潰すのではなく意図的に罠に追い込む方法を考えたのたんだね。でも、まだまだ甘いよ」
「くうっ、こちらの手の中はお見通しというわけですわね!」
まだフェリスゥマグナは色の密度を操作するのは難しいようで逆にその隙間にトラップを仕掛けるように考えを変えたようだ。隙間に迂闊に飛び込むと火の刃でズタズタにされるように。一面が赤く染まる場所では同じ色は隠される性質を理解し行動を抑止しようとする。
僕は相手と互角になれるので相手が出来ることは全てできる。あえて同じ土俵に立ちあえて罠にもかかり予想外の状況をに持ち込む。
さすがの彼女も傷を負う覚悟で接近してくるとは予想外のことだろう、接近戦となる。
前回の反省点を踏まえて炎の大剣を振り回す彼女。当たれば重傷だが当たらなければ問題ない、そこを覚悟でギリギリを責める。こちらも炎の大剣を生み出しぶつけ合う。
「ほら、まだまだ想定が甘いよ」
「くうっ!」
接近戦では威力と手数、何より駆け引きが必要になってくる。最初こそ互角だったが手札を確実に失いやがてその場しのぎのカードに手を出す。当然負けてしまうので防戦一方になる。
やがてそのカードも尽きてしまい降参した。
「ほう、槍の着弾点を一時的に沼のように体が沈み込むようにしたしたんだね。良い考えだよ、相手がそれにかかればね」
「やはりこちらの能力を隠せませんか。ならば!」
インティライミは前回と同じく影の槍を乱射しながら攻撃してくる。影の槍は着弾すると足場を一時的に沼のように変える能力を有しそこには何があるのか分からない。徐々に行動範囲が制限されるがこちらも同じ能力で対抗する。影の槍を乱射し同じようにしていく。
足場を沼のように変える影の槍は確かに協力だが効果時間が短くすべての面を制圧できない。僕はわずかに残る地面を探して飛び込むが彼女はそこへ飛び込む余裕がない。徐々に距離を詰めていき接近戦に持ち込む。
「ほら、その場しのぎのカードではどうしようもないよ」
「ふぁっ!」
前回と同じく最初こそ互角だが予想外の手を使いそれを続けることで劣勢へと追い込まれていく。しばらくの戦闘ののち降参してしまった。
「二人とも。発想は良かったし手探りながらも努力の成果は評価できる。あとは、もうちょっと接近戦への対策だね」
「そうですわね。やはりまだまだ拙すぎてどうしようもありませんわ」
「距離が離れていれば圧倒できるんですけど距離を詰められればやはり未熟ですね」
こうなったら二人の意識を変えてもらうしかないか。
「接近戦で圧倒的に不利なら接近させずに敵を殲滅する方法に切り替えよう」
「あっ、そうか。距離を詰められる前に敵を倒せば弱点なんてないのですから」
「無いものを無理に伸ばそうとしても先が無い。だったら伸びるのものをとことん伸ばせば」
僕にはもうこの二人には接近戦での才能が無いことがよく分かる。だから接近させずに敵を倒す手段を増やす方針に切り替えることにしたのだ。そちらの方がこの二人に適性があるしまだまだ伸びる。そういう能力なのだ。出来ない事をあれやこれや努力するだけ時間の無駄だ。
「次からは接近戦には絶対持ち込まない代わりに自分らの得意な距離で競り勝つ方法を一緒に鍛錬しよう」
「「はいっ」」
二人はやる気に満ち溢れた返事をした。
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