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第3章:Juvenile
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「ぐがががが……」
聖女様がハンマーに付与した魔法によって植物人間の体が崩壊……いや……。
植物人間の体は崩れているけど……植物人間に取り憑いてる謎植物が暴れ出して、まだ人間の部分……肉や皮膚……を自分で破壊している。
植物人間は、見る見る間に、本当の植物と化していく。
「あああ……」
植物人間の哀しげな目も……暴れている謎植物によって体の内側からブチュ~っ。
けれど……人間の皮膚や肉が無くなって謎植物だけの体になった植物人間は……ハンマーの光によって、どんどん枯れ……や……やった……勝利だ。
見て、見て、聖女様‼ 勝ったよ‼ 聖女様の魔法のお蔭で僕の大勝利……って、えっ?
ハンマーの光が……少しづつ……弱くなり……逆に謎植物の枯れてた部分が……緑色になって……。
そんなの有りぃッ⁉
魔力切れぇッ⁉
た……助けて……冗談じゃ……あはははは……。
ハンマーの光は弱くなり……逆に、謎植物の再生速度はUPしていき……。
「勇者様ッ‼ この武器から手を放して下さいッ‼」
その時、聖女様の叫び。
「えっ?」
思わずハンマーの柄を放してしまい……それを聖女様が掴む。
けど……聖女様の細腕では……支えきれ……。
「駄目ですッ‼ これから危険な魔法を使いますッ‼ 離れて下さいッ‼」
「は……はいッ‼」
どういう事?
危険な魔法?
何? 何? 何? 一体、何?
「もっと離れてッ‼」
「ええええ? いや、でも……」
「時間が有りません、理由は後で説明しますッ‼」
「はいいいいッ‼」
とりあえず、理由は判んないけど……聖女様の指示に従い、全力ダッシュっ‼
で……でも……。
「うわああああッ⁉」
急に全身に痛みが……。
あ……「火事場の馬鹿力」を短時間に何度も使った時と……同じか、それ以上の……。
呼吸すら出来ない……目が霞んで……気が遠く……。
ぼやけた目に写るのは……光の柱……ああ……多分、聖女様が……あの謎植物を……倒し……。
聖女様がハンマーに付与した魔法によって植物人間の体が崩壊……いや……。
植物人間の体は崩れているけど……植物人間に取り憑いてる謎植物が暴れ出して、まだ人間の部分……肉や皮膚……を自分で破壊している。
植物人間は、見る見る間に、本当の植物と化していく。
「あああ……」
植物人間の哀しげな目も……暴れている謎植物によって体の内側からブチュ~っ。
けれど……人間の皮膚や肉が無くなって謎植物だけの体になった植物人間は……ハンマーの光によって、どんどん枯れ……や……やった……勝利だ。
見て、見て、聖女様‼ 勝ったよ‼ 聖女様の魔法のお蔭で僕の大勝利……って、えっ?
ハンマーの光が……少しづつ……弱くなり……逆に謎植物の枯れてた部分が……緑色になって……。
そんなの有りぃッ⁉
魔力切れぇッ⁉
た……助けて……冗談じゃ……あはははは……。
ハンマーの光は弱くなり……逆に、謎植物の再生速度はUPしていき……。
「勇者様ッ‼ この武器から手を放して下さいッ‼」
その時、聖女様の叫び。
「えっ?」
思わずハンマーの柄を放してしまい……それを聖女様が掴む。
けど……聖女様の細腕では……支えきれ……。
「駄目ですッ‼ これから危険な魔法を使いますッ‼ 離れて下さいッ‼」
「は……はいッ‼」
どういう事?
危険な魔法?
何? 何? 何? 一体、何?
「もっと離れてッ‼」
「ええええ? いや、でも……」
「時間が有りません、理由は後で説明しますッ‼」
「はいいいいッ‼」
とりあえず、理由は判んないけど……聖女様の指示に従い、全力ダッシュっ‼
で……でも……。
「うわああああッ⁉」
急に全身に痛みが……。
あ……「火事場の馬鹿力」を短時間に何度も使った時と……同じか、それ以上の……。
呼吸すら出来ない……目が霞んで……気が遠く……。
ぼやけた目に写るのは……光の柱……ああ……多分、聖女様が……あの謎植物を……倒し……。
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