真冬のカランコエ

ももくり

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第一章

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 ………

「なんでだよ」
「予定が入っちゃったからだよ」

「仕事かよ」
「そんな感じだよ」

 案の定、ドタキャンを告げると芳は分かり易く拗ねた。とにかく自分を優先して欲しいのだろう。そして私もこの男を甘やかし過ぎていた。金曜の夜なのに、どうしてアンタは彼女といないのか。なんて愚問過ぎてもう訊く気すら起きないが。とにかく私と芳と健介の3人は、激安の串カツ屋で飲んでいた。祐奈は家族仲が異常に良く、今日はお姉さん夫婦の家で食事するとかで不在だ。

「ほんとスゴイよねえ、祐奈んとこ。お姉さんの結婚記念日に、ケーキとお祝いの品を持って行くなんて。新婚2年目でしょ?妹とは言え、邪魔にされないのかなあ?」

 強引に話題を変えようと試みたが、その野望は呆気なく握り潰されることに。

「雅、何の仕事か言えよ」
「う、ああ?」

 仕事を言い訳に出来ないのは既に分かっていたのである。だって、芳も私も同じ業務内容なのだから。

「商品開発室の涌井さんがね、なんか土曜に付き合って欲しいって。仕事の内容までは訊かなかったんだよ」

 カラカラとハイボールの氷を左右に揺らしながら健介が言う。

「…なあ、それって仕事じゃなくて、“個人的に付き合え”という意味じゃ?なんかあの人、雅に馴れ馴れしいもんな」
「それは無いよ。だって涌井さんだもん」

 何を焦っているのだ、私は。そして芳も何を怒っているのだ。

「却下だな」
「は?なんで?」

 まるで独裁君主よろしく芳は顔色すら変えずに続ける。

「だって俺の方が先約じゃないか。俺はいつも雅を優先してるだろ?舞美に誘われても断ってるのに。なのに雅は俺を蔑ろに扱うなんて、そんなの許せないじゃないか」
「許せないも何も。そんな優先してくれなんて頼んでないし。それにあの涌井さんが私を恋愛対象にするなんて有り得ないと思う。ほら私って中性的というか、女とは思われてないでしょ?芳だって健介だってそうじゃないの。私を女だとは…」


 話の途中で健介が私の手を素早く握り、1本ずつ指を厭らしく揉んでくる。強弱をつけたその動きに驚きながらもゾクゾクしていると、健介は不貞腐れたようにして言うのだ。

「俺はちゃんと雅を女として見てるけど」

 『は?』と発したのは私じゃ無くて、それよりも先に芳が問い返したのである。

「それ、どういう意味だよ」
「俺、雅となら付き合える」

 その言葉が頭の中をぐるぐる廻る。

 …こ、これは非常にマズイ状況だ。だって、そんな、健介ッ。

 >ねえ、雅。
 >絶対、内緒にしてね。
 >私、健介のことが好きかも…。

 入社早々、祐奈は私にそう打ち明けた。

 だからその恋を応援しますよと彼女を励ましたのに。本人不在の場で、どうしてそんなことを言い出すのか。取り敢えず健介の手を根性で引っぺがし、自分で自分の指を擦りながら私は訊ねる。

「ゆ、祐奈と私だったら、どっちが…。いや、あの、参考程度の質問だと思って。具体的に祐奈がどうとかじゃなく、祐奈は比較対象として出しただけでッ」

 しどろもどろなのは自分でも認めよう。
 しかし、健介は冷静なままで返答する。

「祐奈には悪いけど、雅かな。俺、正直、女と付き合うのは面倒なんだ。でもお前となら大丈夫かなって」

 そ、それって絶対に『好きか嫌いか』の判断基準じゃなくて、『面倒か面倒じゃないか』だよね??反論しようとする私を遮り、何故かヒートアップした芳がこう言った。

「アホか?!おいこら健介、均衡を崩すなよ。仲間内でそんなことを言い出されると、こっちが気を遣うだろ?!」

 そしてそのまま立ち上がり、トイレへ行ってしまう。私は健介と2人きりになり、気まずい静寂が訪れた。サクサク…。もうお腹一杯なのに、この間をどうにか保たせようと頑張ってイカの串揚げを食べる私。ぐにょぐにょ。今年はイカが不漁らしいからねー。きっとこれ、冷凍モノなんだろうなあ。なんか、噛んでも噛んでも飲み込めない。きっと私の顔は、下半分だけ不格好に歪んでいるであろう。

 …などと頭の中でいろいろ考えていると、健介がグラスの水滴をその指に乗せ、私の方に飛沫をとばす。

「安心しろ、俺は雅に惚れてないから」
「んごっ!」

 妙な声が出てしまったのは、驚きの余りにイカを飲み込んだからで。なぜ思わせぶりなことを言ったのかと責めるように健介を睨みつけると、彼はシャアシャアとこう答えるのだ。

「お前らを見てるとイライラするんだよ。だって絶対に雅は芳のことが好きだろ?」
「す、好きじゃないよッ」

「バーカ!何年観察してると思う?3年だぞ、3年。さすがにどんな間抜けでも気づくっての。…あ、ごめん。雅の大好きな芳君は気付いてないか。アイツさ、ある意味尊敬に値するよな。どう考えても両想いじゃん、お前たち」

 健介は、私達が別れた理由を知らない。確かにお互い好きだけど“好き”にもいろいろ種類が有って。芳にとって私は恋愛対象ではないという最も重要な部分を知らされていないのだ。たぶん健介なりに良かれと思い、一役買ってくれたのだろう。

 そんなの余計なお世話なのに。

「まあ見てろって。俺という好敵手が登場したことにより、芳のヤツ、きっと焦り出すからさ。トドメの涌井さんで、仕上げってとこか。あ、芳が戻って来た。今の話、内緒だぞ」

 長いトイレだと思ったら、スマホで何やら話しながら戻って来た。その口調から察するに、どうやら相手は舞美ちゃんらしい。『ほら、見たことか』と肩をすくめる私。しかし健介は全知全能の神であるかのように悟りきった表情で私に微笑み。それから伝票を確認して千円札を数枚テーブルに置いた。

「俺、急用を思い出した。ごめん、今晩はこれで帰らせてくれ」

 私も慌てて立ち上がる。

「ええっ、健介?!いいよ、私も帰るし。ちょうど今、芳も電話が終わったみたい。どうせ舞美ちゃんからの呼び出しでしょ。だったらもうココで解散しちゃおうよ」

 その提案は敢え無く却下され、なぜか芳と2人だけで店に残ることに。かと言って、先程の健介の件や涌井さんの件には一切触れることは無く。当たり障りの無い会話だけで、ウダウダと時間が過ぎていき。ほろ酔いで頭がボーッとしたその時。

 バシャッ!

 頭から豪快にカシスオレンジをかけられ、驚いて顔を上げると…そこには舞美ちゃんが立っていた。



 久々に見る彼女は、相変わらず今どきのお洒落な女のコで。私がすればオカメインコにしか見えない、その濃い目のチークもとっても可愛くて。空になったグラスを持つ指には、美しく彩られた爪が輝いていた。…いいなあ。だってほら、私は営業職だし。直接納品したり、倉庫整理をするから、マニキュアは塗れないのである。輸入品って結構、箱が劣化していて触ると手が真っ黒になってしまうんだな。

「ちょっと、何とか言ったら?!」

 って、今はそんなことを考えている場合ではなかったようだ。その瞳の奥を覗くと、私に向けられた憎悪が痛いほど感じられ。自分の言いたいことよりも、舞美ちゃんが欲しい言葉が何なのかを延々と探し続けていた。店の人が慌てておしぼりを数枚、持って来てくれる。それで頭を拭いていると、いつの間にか芳と舞美ちゃんが激しい口論を始めた。

「お前、いったい自分が何したのか分かってんの?!早く雅に謝れよ!」
「やだっ、私は絶対に悪くないッ。だってそうでしょ?!人の彼氏を平日どころか休日も独占して、平気な顔をしてるんだよ、この人はっ!」

 そして繰り返しこう言うのだ。

 >彼女は私でしょ?!
 >私が彼女なのにッ。

「今日だって、すぐ近くの店に私がいると知っていて、どうして会いに来てくれないの?なんでその女を選ぶのよ?!芳くんおかしいよ、絶対、絶対、変だよっ!!」


 結局、私はひと言も発しないまま舞美ちゃんは走り去って行った。何故かこの場に残ろうとする芳に、私は呆れながら言うのだ。

「追い掛けなさいよ、何してんの?!」
「だって、このまま雅を残していくワケにはいかないだろ?店中の人間がお前を見てるんだぞ」

 その優しさが、逆に私を傷つける。

「ったくもう、見てたら何なのよッ。私はタクシーで帰るから大丈夫。そんなことより、いま追い掛けないと舞美ちゃんとダメになっちゃうよ!」
「んー、それは仕方ない…かなあ」

 段々と苛々してきた…この関係に甘えていた自分に。

 もし私が彼女の立場だったら、胸が張り裂けそうになっていただろう。会いたくても会ってくれない彼氏。その彼氏の時間を独占する女友達。楽しいはずの恋愛期間を、台無しにしているのは私だ。

「もう、本気で怒るよ、芳!舞美ちゃんを追い掛けてあげてってば!」

 多分、私に対する罪悪感から『残る』と言っていただけなのだろう。ようやく芳は腰を上げ、彼女に電話しながら店を出て行った。






 ………

 その翌日。

 さすがにカシスオレンジまみれのまま、吹雪の中を歩いたせいで体調は最悪。数年に1度の寒波だそうで。そんな時に髪をベチョベチョにしてタクシーを捜し歩いた私って、どれだけ運が悪いのか。しかし残念ながら今日は土曜、涌井さんとの約束があるのだ。

 彼の指示通り、駅構内の本屋で待つ。特に『どこそこのコーナー』とは指定されていなかったため、手帳コーナーで時間を潰していると、背後から人の気配を感じた。

「待ったか?」
「わ、涌井さん。いえっ、全然!」

 やっぱりプライベートでも無愛想なのね。ブレないなあ。…などと思いつつ、無意識にその私服姿をジロジロと見つめる。強面なクセしてダッフルコートだなんて、案外お洒落なんだな。私も、もうちょっと頑張った方が良かったのではなかろうか。でも風邪気味だったし、ジーンズにタートルネックのセーターで完全防寒にしておかないと、絶対に寝込むことになっちゃうから。


 …って、勝手にそういうつもりでいるが、本当のところはどうなんだろう?

 仕事絡みで呼び出されたというセンもまだまだ捨て切れない。しかし、何故か私は涌井さんにそれをズバリ問い質すことが出来ないのである。涌井さんは独特の間を持つが、私はその間が苦では無い。だからいつも焦らず急かさず、のんびり会話を続けるのだ。

「取り敢えず、映画、行くか」
「映画…。何を観るんですか」

 無言でチケットが2枚差し出される。前売券なので、どうやら事前に本日の計画を練っていたらしい。それと同時にこれで仕事絡みでは無いことも決定した。だって『テキサス・チェーンソー』って絶対にホラーだよね?どこをどうしても仕事と関連付けることは出来ないし。…って。うう、なんだか寒気がしてきたような。

 だ、大丈夫!気合いで乗り越えるからっ。

「ごめん、ホラーとか嫌いだろ?」
「そんなこと無いですよ」

 本当は死ぬほど苦手だった。

 怖くて血がドバドバ出る映画は、生理的に受け付けないのである。しかし、あまりにも涌井さんの顔が必死だったせいで言えなかったのだ。

 >ギャアア~ッ!!
 >ブッシャー、チュイイン。

 寒い寒い寒い、しかも怖いぃ。

 なんかもうチェーンソーで自分の脳も輪切りにされているような、そんな錯覚さえしてくる。

「う、あ」

 …そして私は、そのまま意識を失った。






 これはもう仕方ない。ミニシアターだったので、暖房がほとんど効いておらず。観客も少なかったので、隙間風が私に集中して打ちつけていた(…気がする)。加えてスクリーンに映し出される画像のグロさに、精神的な温度も急降下したのだ(…そんな温度が有るとすればだが)。

 だって、生きたまま食肉用の鉤爪に
 吊り下げられちゃうんだよ?!

 しかも犯人ってば死体の皮膚を剥がして、
 自分の顔に貼っちゃうのッ。

 なんだかもう、すべてが悪夢のようで。とにかく何もかも忘れてラクになりたい…そんな無意識の願望を、“発熱”という形で叶えたのだろう。私の身体ってば、いじらしいな。



「んはっ」

 目覚めるとソコは、どうやらホテルの一室らしく。いかにも看病していましたよと言わんばかりに、ベッド脇では涌井さんが座っていて。…いや、正確には座りながら寝ていて。お疲れなのか腕組をしたまま激しく頭を前後に揺らしており。最終的には私に掛けられている羽毛布団の中へ顔を埋めた。

「うあ、はッ。高橋さん、起きたのか。水でも飲む?」
「はい、いただきます」

 寝起きの涌井さんはフットワークが重いらしく、のそのそと冷蔵庫まで歩いていく。…多分ここはミニシアターが入っているショッピングモールに隣接したホテルだ。

「えっと、もしかしてここまで私を運んでくださったのですか?」
「ん~。病院につれて行こうとしたら、『絶対に風邪だから、薬飲んで寝ます』とか言って、また寝ちゃったんだよね」

 ミネラルウォーターを手渡しながら、涌井さんは椅子をベッドに近付けた。

「うう、申し訳ありません」
「もしかして体調悪かったのに、無理させちゃったかな?」

 視線を合わせることすら出来なくて、俯きながら私は弁解する。

「いえ、あの…実は昨晩、ちょっとトラブルがございまして。髪を濡らしたまま、街を徘徊することになってしまったせいだと思います」
「ふうん。吹雪だったのに、無茶するね」

 淡々とした話し方だが、この人なりに心配してくれているらしい。

「あの、いま何時ですか?」
「え?ああ、午後5時。どうしよっか?もう自宅に戻る??」

 一瞬、黙ってしまったのは涌井さんが立てた計画を全て無駄にしたという罪悪感からだ。

「ごめんなさい、そうさせて頂きます」
「あ、高橋さん、最後に1つだけいい?」

「はい、何でしょうか」
「えっとね…」

 それは先程の『水でも飲むか?』とほぼ変わらない口調で続けられた。

「俺と付き合ってみない?」

 なぜ、このタイミングでと思ったが、その疑問が顔に表れたのか涌井さんの方から説明してくれた。

「ごめん、こんな時に。“絶対に今日はコレを言うぞ”と意気込んで来たもんでさ。コレを言わなければ帰れないんだ」

 はあん?下手クソかッ?!そう言いたいけど言えない。なぜなら目の前の涌井さん自身が一番、不本意だという表情をしているからだ。

 熱でボーッとした頭の中に邪心が浮かぶ。いっそこの人と付き合ってしまえば、芳と一線が引けるのではないだろうか?そうすれば舞美ちゃんから恨まれることもなく、誰も彼もが幸せになれるのでは?

「大団円ってヤツだよね…」
「えっ?何か言ったか??」



 哀しいことに、
 私はそれが出来ない人間なのだ。

 芳や他の人達みたく『楽しければそれでOK』という恋愛が受け入れられないのだから仕方ない。いや、多分きっとこの人もそうだ。涌井さんも“その場限りの恋愛”なんて考えられるようなタイプでは無い。付き合った相手とは心から深く結びつき、互いの世界を広め合って、最終的に辿り着くのは“結婚”…そんな考えでいるに違いない。

 ダメだ、逃げては。涌井さんは真正面からぶつかってくれたのだ。だから私も真正面から答えなければ。

「ご、ごめんなさい。涌井さんのことは好きですが、そういう恋愛対象には見れないんです。その…私、重いかもしれませんが、付き合う相手とは結婚まで考えたいんですね。どこがどうしてダメかは分かりませんが、涌井さんと結婚は出来ないと言うか。あの…本当に申し訳ありません」

 断ったこちらの方が狼狽し、慌てているというのに。断られた涌井さんの方がむしろ冷静で、満足気に微笑みながら私の頭を撫でた。

「…うん、いいんだ。ほんと言うとさ、今日1日に課したことこれで全部ひと通りこなしたから。高橋さんに告白して、振られる。ここまでが想定内だったんだよ。実は俺、転職するんだ。趣味を通じて知り合った仲間と起業することになっちゃって。それが決まった時、真っ先に浮かんだのが高橋さんだった。はにかむような笑顔とか、一生懸命なところとか。いつの間にか俺、すごく好きになってたみたいで。この未練を断ち切るには、スッパリ振られてやろうと思っただけ。だから、気にしなくていいよ」


 ぐぐぐッと心臓を掴まれた感じだった。この人を好きになれたら、どんなに良かっただろう。しかし、残念なことに。


 今、私の頭に浮かぶのは
 芳のことばかりだった…。

 
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