上 下
262 / 363

262 青椒肉絲を作り食べる、そして風呂場で動揺する俺

しおりを挟む
青椒肉絲炒め開始
じゅーじゅーと音が出ます。
豚肉、野菜類、筍を投入します

豚肉は汁が出たらキッチンペーパーで拭き取ります。
肉汁は適度に拭き取らないと悪臭になることがあります。
獣臭も結構これが原因ですることがあるので
極端に獣臭が嫌いな人は
この行程ミスで嫌いになることがあるようです。
肉も魚もこの行程をやらないと匂いが臭くなるので
面倒と思ってもやることをおすすめします。

魚も下処理に塩をふり
水を出させてキッチンペーパーでよく拭き取るという行程で魚臭を抑えられるのです。

肉、野菜類、筍が均等に火が通るようにします。
火が通ったら
皿に盛り付けます。
ご飯とお味噌汁を用意して
配膳です(笑)

今日はいつもよりも多く作った。
だって親戚来てるからね!
ユウキさんとアキトさんにも振る舞うんだもん!

「よし!これをテーブルに配膳したら食べるよ!」
「はーい!」
配膳にはユーミルたちも手伝ってくれました。
良い香りが部屋に充満します。
ユウキさんとアキトさんも
この香りにうっとりしています。

配膳された食事を全員がみて
「美味しそう」
と、言ってくれる。
何て嬉しいんだ。
俺はこれを楽しみに毎日頑張れる。
そう、俺はこの楽しみのために頑張ってるんだ。
実感した瞬間だった。
今日は
良い日だ。
ユウキさんにも
アキトさんにも会えた。
最高の1日だ。

食事を終え
俺は、ユウキさんとアキトさんに
「あの、その」
「どうした?」
すこし間を置き
「一緒にお風呂行きませんか?」
この言葉にメセタもぴんと耳をたて
「ユウキ様とアキト様とお風呂!?わたしも!わたしも!」
「メセタも一緒に入ろう。身体洗ってあげるよ」
「やったーである!」

ユウキさんとアキトさんは俺たちの会話を聞いてくすくす
笑い。
「俺達も風呂に入るかアキト!」
「そうですねユウキさん」
風呂場に行くと
ユウキさんが
「ちょ!?広すぎだろ!?」
大人三人でもゆったり入れるお風呂の広さに
ユウキさんは大はしゃぎ。

「本当に広すぎ…なに…天下…じろじろみて」
「あ、いや…あの…アキトさん…おっぱいが」
「え?…あー…い、一応はバスタオル巻いておくか?」
アキトさんの軽く膨らみのある胸を見てしまい動揺してしまう。
「こいつの場合は基本男だから気にしなくても良いと思うぞ」
それをいうとアキトさんから軽めのチョップを食らうユウキさん。
「あ、いて…なにすんだアキト」
「天下は、気を遣ってんだよ…もう」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

キャンピングカーで異世界の旅

モルモット
ファンタジー
主人公と天女の二人がキャンピングカーで異世界を旅する物語。 紹介文 夢のキャンピングカーを手に入れた主人公でしたが 目が覚めると異世界に飛ばされていました。戻れるのでしょうか?そんなとき主人公の前に自分を天女だと名乗る使者が現れるのです。 彼女は内気な性格ですが実は神様から命を受けた刺客だったのです。

魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜

西園寺若葉
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。 4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。 そんな彼はある日、追放される。 「よっし。やっと追放だ。」 自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。 - この話はフィクションです。 - カクヨム様でも連載しています。

【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?

つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。 平民の我が家でいいのですか? 疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。 義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。 学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。 必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。 勉強嫌いの義妹。 この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。 両親に駄々をこねているようです。 私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。 しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。 なろう、カクヨム、にも公開中。

ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ

雑木林
ファンタジー
 現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。  第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。  この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。  そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。  畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。  斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。

全能で楽しく公爵家!!

山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。 未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう! 転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。 スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。 ※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。 ※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。

魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました

紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。 国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です 更新は1週間に1度くらいのペースになります。 何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。 自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)

音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。 魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。 だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。 見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。 「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。

処理中です...