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244 ミルドレシアが夜一緒に寝たいと甘えてくるので一緒に寝ることに
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日曜日の夜
テレビを観て夜のおつまみを食べながら観ていると
ミルドレシアが近寄ってきて
「ままぁ!今日は僕……ままと寝たいよ」
と言ってくる。
いつもはそういうことを言ってはこないのだが今日は甘えたい気分なのであろう。
俺は、ミルドレシアに
「いいよ……ミルドレシアも甘えたいんだよね」
と、ミルドレシアの頭をなでなでしてあげる。
するとミルドレシアは目を細めてにこにこする。
「うん!」
そして俺の顔にすりすりしてくる。
この光景はなんともいい光景なのであろうか。
可愛いミルドレシアが俺に甘えたくて顔をすりすりしてくるなんて
鼻血ものである。
それをぐっと堪えて
ミルドレシアを俺の肩に寄せて
頭と背中をなでなでしてやる。
メセタが少しうずうずしているのがみえる。
(メセタもしてもらいたいのかな?)
と、思い
「メセタ?」
びくりと身体を震わすメセタに
「お前もおいで」
とメセタを呼びミルドレシアの反対側に来させて寄せて頭と背中を撫でる。
「我が君……やはり……わたしの運命の人」
と、キッスを迫るが
「なんでそうなるんだ!お前は」
と、メセタの額にデコピンする。
「あっ……痛い」
と軽く頭を肉球手で押さえている。
耳元で俺は
「お前は……まったく……そういうのは……その……後で……な」
と言っておく。
俺のその言葉に顔を真っ赤にするメセタ。
そして大人しくなる。
テレビを見終わり
本日はメセタ達の部屋で寝ることにした。
俺はリッカ達と別れ
メセタとミルドレシアの部屋に向かう。
メセタの寝ているベッドに腰掛けると
メセタが俺の太腿に
「よいしょ!」
と身体を乗せてくる。
そして
お腹撫でてのポーズをとる。
これだと服従してる犬のそれだな……。
と思った。
ハイランドウルフ……狼だから
そういう感じなのかな。
ミルドレシアは俺の肩付近に寄ってくる。
そしてすりすりとしてくる。
今日はメセタの邪魔をしてこない。
(前はミルドレシア……メセタにある意味で敵意丸出ししていたけど……最近は無いのかな)
「我が君……頭にキスしてほしいの」
「うーん?……して欲しいの?」
「はい……」
「いいけど……その状態ではし辛いから」
というと俺から離れてくれた。
離れた後……俺はメセタの頭に軽くではあるがキスを落とす。
ミルドレシアも目をきらきらさせて
「ままぁ!僕も僕も」
と言ってくるので俺はミルドレシアにもしてあげる。
それから一緒に寝てあげた。
そして夜は更ける。
今日は、メセタとは夜の営みはしなかった。
メセタとはいつもする訳でもないし
メセタ自身もまだ月1の興奮時期でもないからである。
ミルドレシアにはその傾向が無いようにも見受ける。
まだなのかもしれない。
そうして
また
月曜日の朝がやってくるのだ。
テレビを観て夜のおつまみを食べながら観ていると
ミルドレシアが近寄ってきて
「ままぁ!今日は僕……ままと寝たいよ」
と言ってくる。
いつもはそういうことを言ってはこないのだが今日は甘えたい気分なのであろう。
俺は、ミルドレシアに
「いいよ……ミルドレシアも甘えたいんだよね」
と、ミルドレシアの頭をなでなでしてあげる。
するとミルドレシアは目を細めてにこにこする。
「うん!」
そして俺の顔にすりすりしてくる。
この光景はなんともいい光景なのであろうか。
可愛いミルドレシアが俺に甘えたくて顔をすりすりしてくるなんて
鼻血ものである。
それをぐっと堪えて
ミルドレシアを俺の肩に寄せて
頭と背中をなでなでしてやる。
メセタが少しうずうずしているのがみえる。
(メセタもしてもらいたいのかな?)
と、思い
「メセタ?」
びくりと身体を震わすメセタに
「お前もおいで」
とメセタを呼びミルドレシアの反対側に来させて寄せて頭と背中を撫でる。
「我が君……やはり……わたしの運命の人」
と、キッスを迫るが
「なんでそうなるんだ!お前は」
と、メセタの額にデコピンする。
「あっ……痛い」
と軽く頭を肉球手で押さえている。
耳元で俺は
「お前は……まったく……そういうのは……その……後で……な」
と言っておく。
俺のその言葉に顔を真っ赤にするメセタ。
そして大人しくなる。
テレビを見終わり
本日はメセタ達の部屋で寝ることにした。
俺はリッカ達と別れ
メセタとミルドレシアの部屋に向かう。
メセタの寝ているベッドに腰掛けると
メセタが俺の太腿に
「よいしょ!」
と身体を乗せてくる。
そして
お腹撫でてのポーズをとる。
これだと服従してる犬のそれだな……。
と思った。
ハイランドウルフ……狼だから
そういう感じなのかな。
ミルドレシアは俺の肩付近に寄ってくる。
そしてすりすりとしてくる。
今日はメセタの邪魔をしてこない。
(前はミルドレシア……メセタにある意味で敵意丸出ししていたけど……最近は無いのかな)
「我が君……頭にキスしてほしいの」
「うーん?……して欲しいの?」
「はい……」
「いいけど……その状態ではし辛いから」
というと俺から離れてくれた。
離れた後……俺はメセタの頭に軽くではあるがキスを落とす。
ミルドレシアも目をきらきらさせて
「ままぁ!僕も僕も」
と言ってくるので俺はミルドレシアにもしてあげる。
それから一緒に寝てあげた。
そして夜は更ける。
今日は、メセタとは夜の営みはしなかった。
メセタとはいつもする訳でもないし
メセタ自身もまだ月1の興奮時期でもないからである。
ミルドレシアにはその傾向が無いようにも見受ける。
まだなのかもしれない。
そうして
また
月曜日の朝がやってくるのだ。
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