移転した俺は欲しい物が思えば手に入る能力でスローライフするという計画を立てる

180 今日は久しぶりに一番風呂を嫁とメセタと一緒に入るぞ

「ああ、勿論だ」
と俺は言うのであった。
そしてリッカは嬉しそうに微笑むのである。
そして夕食を食べ終わり片付けをした後風呂に入ることにする。
今日は俺はメセタとリッカの3人で風呂に1番で入る。
理由は勿論メセタの身体を久しぶりに洗いたいからである。
メセタにハイランドウルフ専用シャンプーハットを装着して
シャワーを出して身体をまず濡らす
そしてハイランドウルフ用のリンスインシャンプーを手に適量取り手で軽くもんでから
メセタの身体を洗う。

「このリンスインシャンプーの匂いは私は結構好きですね」
と言う。
俺は微笑んで頷く。
そしてメセタは俺に身体を洗われるのが嬉しいのか尻尾を高速に振るっている。
（本当に可愛いやつだな）
と思うのである。
そんな時にリッカも入ってくる。
「あ、麗人さん！お背中をお流ししますね」
というので俺は頷いてお願いした。

リッカが背中を流してくれる。
（なんかいいな……こういうの）
と思うのであった。
そんな時にエリクスが風呂に入ってくる。
「あ、兄貴……俺もいいかな？」
と言うので俺は微笑んで頷く。
エリクスの背中も洗ってあげることにしたのだ。
やはり元々冒険者をやっていただけあって
背中は少し大きく感じる。
まあ、俺が原因で今は俺と暮らしているわけであるが。
腕は最近農作業をやってるからかだいぶ筋肉が付いてきているようだ。

俺も負けてられないなと俺は思うのだった。
そんな時である。
「ああ、やはり麗人さんのお背中は広いですね……」
とリッカがいうので俺は苦笑して頷くのである。
「まあ、男だからね（一応）」
「そうですね（一応は男性であってますもんね）」
と、複雑ではあるが納得して顔を赤くするリッカ。

メセタとリッカは唯一俺の身体の秘密を知っている。
まあ、これは過去に風呂に入った時にバレたんだけどね。
まあ、それはいいか。

途中参加のエリクスは知らない俺の身体の秘密。
いつかは知れらてしまうのかもしれないな。
まあ、その時は……その時だ。

風呂から上がり俺達は
今日の夜のおつまみを俺、リッカ、エリクスの3人で作ってみることにした。