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129 今日の昼にサンドイッチを作って食べよう

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今日は
卵焼きとサラダをパンに挟んで
サンドイッチを作っていた。
それをメセタ、エリクス、リッカが見ていて
手際よく卵焼きを作る姿を
やはり
『料理神』とか言ってくる。

前から言ってるだろ料理は何回もやって覚えてくものだって
どんなに不器用な人でも少しずつ出来るようになると……。
砂糖と塩を間違えるのはたまにはあると思う。
メセタはまだ人間モードに覚醒してないので
肉球手なのでと地面にのの字を書く。
(あー、肉球手で地面にのの字とか……可愛い)
となんかにへらぇってしてしまって
メセタに
「こらあ!!我が君!!……またにへらぇってして!……気持ち悪いわ!!」

「がーん!?また俺その顔した!?」
「「「うん、してた」」」
と他の人が言う。

うぎゃー!?
でも可愛いんだもん!
メセタ可愛いんだもん!
抱き寄せてちゅっちゅしたいくらいに

なんかメセタが引いてる
他も引いてる。

「わ……我が君……抱き寄せてちゅっちゅってなに!?」
(え?……またやっちまった)
「「「心の声ダダ漏れやんか」」」
と言われてしまう。

「で?我が君は今日は何を作っているのですか?」
気を取りに直したらしいメセタが聞いてくるので
「今日の昼は軽く『サンドイッチ』作ろうと思って」
「「「「サンドイッチ?」」」」

そうだった
まだ一回もサンドイッチ作って無かった。

「食パンとかあるでしょ」
「はい。ありますね」
「それに……こう……肉や魚……卵焼きとかを挟んだ物をサンドイッチというんだ」
「「「「ほう!!」」」」

「まあ、これはその昔あるお偉い貴族がゲームで遊んでいて……片手間で例えば片手でも軽く食事ができる物を執事に相談して料理人がならパンに何か挟んで出しましょうかと発案してそれを持ってこさせた事が発祥とされているね」
(たしか名前もサンドウィッチ伯爵公では無かっただろうか)

「へえ!?そうなんだ……そっちは色々な料理の開発をされているのですね!?」
とリッカが言う。

「そうだな……色んな国の文化がそれを可能にしてるね」
「そっちは国家はどれくらいあるのですか?」
「うーん……俺の知ってる限りでは100ヶ国は国は存在すると思う。
大陸とかでも実に40は普通くらいだと思うよ……大陸によっては何個もある州という物に分かれている国家もあるね」

驚きを隠せないでいる4人
「100!?」
「俺のいた世界では、意外と国って簡単に作れちゃうのかなって思うほどに国は世界に存在してるってことだね」

そして皆でサンドイッチを食べ
皆が喜びと美味しいという顔を見て俺は満足でした。
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