上 下
37 / 363

37 昼前に畑の様子を見に行く

しおりを挟む
ハイランドウルフの毛並みはいいな。
このもふもふ感最高じゃないか。
従魔契約ってのは未だに分からんけどもふもふ最高。

まあメセタと仲良く出来たらそれでいい。
外に出てみると雨は上がっていた。
綺麗な太陽が燦々と登っている。

「うんうん……いい天気だ」
「では、畑の様子を見に行きましょう」

畑へと移動する。
昨日と同じだと畑は芽が出ていると仮定できる。
今回は?

やはり畑は畝から芽が出ていた。
しかも今回は樹木も芽が出ている始末である。
これだと明日には樹木も実っているのだろうか?
りんごとかって本来実を付けるまでに数年掛かるけど
桃栗三年柿八年という感じにね。
明日にでも収穫できるなら
この機に、畑だけでなく田んぼも作ってみるのもありか?

「ほう……この土地がいいのか?それとも我が君の能力なのか。不思議ですねぇ」
「俺もこればかりよく分からんのよな」

まあ、明日の朝
朝食食べてから収穫できそうなら収穫するかな。
運が良ければじゃがいも食べれるし。
生では食せないけど皮付きのまま茹でれるのは収穫後の1週間の間。
これは特権のようなもの。
芽の部分だけ包丁で取っておけばじゃがいもの毒成分は含まれていないのだ。
じゃがいもは芽と弦、そして根に毒成分が分泌される習性がある。その部分だけ取りさえすればなんの問題もない。
だが、その毒成分は土にも影響が出るので収穫したらその畑は1度リセットするつもりだ。

家に入り
昼を簡単に摂る。
そして、メセタが
「今日は夕飯に肉を食べたいのですが何かいい方法はありませんか?」
「肉ねえ……(お?ハンバーグとか……丼物もやれそうかな)」
リビングダイニングに移動し
(牛肉のすじ肉!牛肉挽肉と豚挽肉!そして玉ねぎ、……豆腐!葱!)
ぽんっぽんっぽぽんっ
テーブルの上に
スーパーのトレイに入った材料が出てくる。
(さらに!うどんの顆粒出汁!)
前の顆粒昆布だしと合わせてあれを作ろう。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

キャンピングカーで異世界の旅

モルモット
ファンタジー
主人公と天女の二人がキャンピングカーで異世界を旅する物語。 紹介文 夢のキャンピングカーを手に入れた主人公でしたが 目が覚めると異世界に飛ばされていました。戻れるのでしょうか?そんなとき主人公の前に自分を天女だと名乗る使者が現れるのです。 彼女は内気な性格ですが実は神様から命を受けた刺客だったのです。

魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜

西園寺若葉
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。 4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。 そんな彼はある日、追放される。 「よっし。やっと追放だ。」 自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。 - この話はフィクションです。 - カクヨム様でも連載しています。

番だからと攫っておいて、番だと認めないと言われても。

七辻ゆゆ
ファンタジー
特に同情できないので、ルナは手段を選ばず帰国をめざすことにした。

悪役令嬢はもふもふ達に癒される(予定)

四紀
ファンタジー
前世で虐待を受けていた主人公が 悪役令嬢として異世界へ転生して 家族に溺愛されたり、精霊達や もふもふ達に癒されたり... ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 初投稿です!拙いとおもますが温かい目で見てもらえると嬉しいです! 亀更新になると思います... テンプレかな? (いろんなかたの作品を読ませていただいてるので似てるところもあるかもしれないです)

辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい

ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆ 気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。 チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。 第一章 テンプレの異世界転生 第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!? 第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ! 第四章 魔族襲来!?王国を守れ 第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!? 第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~ 第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~ 第八章 クリフ一家と領地改革!? 第九章 魔国へ〜魔族大決戦!? 第十章 自分探しと家族サービス

ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ

雑木林
ファンタジー
 現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。  第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。  この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。  そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。  畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。  斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

全能で楽しく公爵家!!

山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。 未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう! 転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。 スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。 ※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。 ※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。

処理中です...