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7.ツンケンされるのも甘えられてるって気がして悪くない
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「かわいー、恥ずかしがってるんだろ」
からかってるつもりなら一二発殴ってやろうと思ったのに、啓斗があまりにも邪気のない顔をしていたから拍子抜けする。
セクハラまがいの発言をしながらこんなに穏やかな眼差しをするなんて、どういう反応をしていいか迷ってしまうではないか。
「かわいくなんか……」
照れているのもあるけれど、啓斗に対しても可愛げのない態度ばかりだ。ただの友達だった時の方がまだ優しく振舞えていたような気すらする。
開き直ることもできず、かといってどうやって甘えたらいいか糸口も見つけられない自分が不甲斐ない。
せっかく好きになってくれたのに愛想をつかされるのも時間の問題なんじゃないだろうか。
「ごめん。私、感じ悪いね」
歩み寄りの第一歩としては心もとない。けれどほんの少しでもかわいいに近づきたくて、修正をかける。
正直、かわいいと思われたいなんて自分の柄じゃなくて照れくさい。それでも啓斗の好みに合わせてみるのもいいかなと思っている自分がいた。
「ツンケンされるのも甘えられてるって気がして悪くない」
「えぇ……本気で?」
趣味悪くない? 思わず漏らしそうになったつぶやきを寸前で飲み込む。冗談ではと疑ってみるも啓斗は悪ノリしているわけではなさそうだ。
「本気本気。こう見えて俺、結構モテるんだよな。ちやほやされ慣れてんの」
「まあ、わからないでもないけど」
「大学名とか勤め先を知って目の色変えてアプローチかけてくる女子をどれだけ見てきたか。しかも腹立つのが、俺なら手が届きそうみたいな下心が透けて見えるんだよな」
「ふふ、モテる男はつらいね」
心底嫌そうに顔を歪める啓斗の顔がおかしくて笑ってしまう。
仮にも彼女に対して言うことなのかというのはさておき、啓斗の言い分は理解できる。
妙に人懐っこい所があって、懐に入り込むのが得意。
無遠慮に見えて実は人をよく見ていて、たとえば飲み会でアルハラセクハラがあった時はさっと間に入って助けてあげるとか、ちゃんと気を遣える性格だ。
それを男女問わず誰にでもするから、人気があるのも頷ける。
「ふふ、モテる男はつらいね」
苦々しげに顔を歪めるのがおかしくて吹き出すと、啓斗は面白くなさそうに唇を曲げた。
「彼女なら嫉妬する所じゃねえの?」
「あ、そっか」
普通なら彼氏にモテ自慢をされたら腹が立つのかもしれない。恋人としての自覚が足りないと言われてしまえばその通りだ。
「でも啓斗がモテるのはわかるよ。優しいし」
「優しい?」
妙に愛嬌があって、懐に入り込むのが得意。回しがうまいから啓斗がいるだけで会話のテンポが良くなる。
無遠慮に見えて実は人をよく見ていて、たとえば道に迷っている風のお年寄りや外国人に自分から声をかけたり、飲み会アルハラやセクハラがあった時はさっと間に入って助けてあげるとか、そういうことを当たり前みたいにするのだ。
老若男女問わず誰にでも親切だから人気があるのも頷ける。
「啓斗は誰にでも親切だから、中には勘違いする女の子がいてもおかしくないんじゃないかな」
「お前はそれでいいの?」
「人に好かれるのはいいことだと思うよ」
「……どうでもいい奴に好かれても全然嬉しくないけどな」
なんて傲慢。モテる人の苦労なんて私にはわからないからそう感じるけれど、啓斗がここまで言うからには過去に何か大きなトラブルがあったのかもしれない。
「これからは彼女がいるって牽制できるから楽になるね」
「それはそうだけど、なんで他人事なんだよ。お前、本当に彼女の自覚ある?」
元気づけたつもりなのに、反対に機嫌を損ねてしまったようだ。
「ある……と思いたい」
話題が話題だけに認めることもできず、苦し紛れの返答をすると、啓斗は肩をすくめた。
「もし俺のこと男だって意識してたら、こうやって平気な顔してベッドにいられないよな」
どこか諦めの感情をにじませ、拗ねたようにこぼす。
啓斗はまるで私が何も考えていないみたいに言うけれど、恋人同士がベッドに上がったら何が起こるかわからないほど鈍感でもうぶでもない。
さっきから動揺させるようなことばっかり言うのに、どこかで一線引かれていると感じてしまう。もちろん私がうまく受け答えできないせいだろうというのは理解している。
「啓斗はわかってない」
「紗矢?」
挑みかかるように見上げると、啓斗は目を瞬かせた。
乾いた唇の上下を合わせて潤いを与えてからもう一度開く。
「私、啓斗が思ってるよりちゃんと考えてるんだからね」
下りた前髪の向こうで、啓斗が目尻をぴくりと震わせた。
「じゃあ教えて」
「そういうことになってもおかしくないって、ちゃんとわかってるよ」
かなり濁したけれど、ここまで言えば伝わるはずだ。心臓がせわしない音を立てている。啖呵を切ったものの、内心はひどく落ち着かない。
部屋に沈黙が落ち、言わなければよかったと後悔し始めた頃、やっと啓斗が口を開いた。
「付き合った初日に一線越えてもいいんだ」
「荒療治というか、その方がかえって恥ずかしくないのかなって」
時間が空けばごちゃごちゃ考えてしまうから、多少勢いに任せるくらいの方がかえってうまくいくんじゃないかと思うのだ。
「でも啓斗の都合もあるだろうし、私も今下着上下揃ってるかわからないし……あっ、さすがに避妊はしてもらわないと困る!」
羞恥と動揺のあまり余計なことをしゃべり過ぎている。同時にしゃべり続けることでなんとか平静を保っているという側面もあった。
「それ、全部クリアしてるって言ったら、今日でもいい?」
やっぱり今日じゃない方がいいかもしれないと思い始めた私より先に、啓斗が告げる。
つまり、持ってきているということだ。つくづく用意周到過ぎる。
「……最初からそういうつもりだったんだ」
「そういうわけじゃないけど何があるかわからないだろ。いざという時になかったら困るし、念のため一個だけ持ってきたんだよ」
若干引きながら頬を引きつらせるも、啓斗はあっけらかんと答える。
「足りないならコンビニまで行って買ってくるけど?」
「ちょっと!」
かっと頬を火照らせながら啓斗の横腹を小突く。痛ェ、と言いながらも啓斗の顔には喜色が浮かんでいる。その嬉しそうに緩んだ表情を見ていたらやっぱりやめたなんて意地を張るのも馬鹿らしくなってしまう。
「しょうもないこと言ってないで、するの? しないの?」
胸をそらしてつんと顎を上げた私を引き寄せ、背中に啓斗が腕を回してくる。なだめるようなキスが頬に落ちて、そのままゆっくり耳元にすべっていく。
「したい。しよ?」
甘い誘いに精一杯の強がりが揺らいで、小さく頷くことしかできなかった。
背中を支えられた状態で、シーツの上に横たえられる。顔の横についた手で体重を支えながら、啓斗がゆっくりと顔を近づけてくる。瞼を伏せると同時に唇に温もりが触れた。
そろそろ慣れてもいいくらいなのに全然そんな気配はなくて、むしろ啓斗のキスがどういうものかわかっている今の方がより身構えてしまう。
舌でなぞられるくすぐったさも、舌先を噛まれる甘い痛みももう知っている。どの刺激がもたらされるのか、不安と期待が入り乱れてうなじが疼くような心地がした。
お互いの唾液がまじり合う濡れた音が鼓膜をくすぐる。
「は、ぁ、ぅんん……っ」
覆いかぶさる胸に縋りつきながら必死にキスに応えるも、舌を吸い出され、熱い口内に迎え入れられると鼻に抜けるような嬌声が漏れてしまう。
徐々に体が脱力していき、指を握ったままでいることすら難しくなっている。指先から啓斗の着ているTシャツの布地が離れるかどうかという時、口づけが止んだ。
「あー、あちぃ」
低い声が耳朶を打ったかと思えば、ばさりと音がして風が起こる。遅れて瞼を上げると上半身を露出させた啓斗がこちらを見下ろしていた。
求められているとありありと伝わってくる余裕のない眼差しに思わず息を呑んだ。
「紗矢は?」
「え……」
「脱がしてほしい? それとも自分で脱ぐ?」
どっちにしても恥ずかしいことには変わりがない。わざわざ言われなかったら流れでどうにかしたのに、こうして二択を突きつけられると考えざるを得ない。
なんて意地悪な質問なんだろうと唇を噛むような思いでどちらがマシか、検討する。
「自分、で……」
脱がせて、なんて可愛く甘えるなんて私のキャラじゃない。それなら潔く自分から脱いだ方がいい。ワンピースの裾に手を伸ばすけれど、無遠慮な目線にさらされているせいでそれ以上動けない。
「早く。脱ぐとこ見せて」
「そんなに急かされたら脱ぎにくいでしょ」
「普通見るだろ」
「いいからカーテン閉めてきて」
苦し紛れに仕事を与えると、啓斗は不満そうにしながらもベッドを下りて窓辺に向かう。とはいえ1Kの間取りではそう時間があるわけじゃない。
啓斗の後ろ姿を気にしながら素早くワンピースを脱ぎ、体の前面を覆う。
カーテンを閉めて戻って来た啓斗が待ちかねたようにベッドに飛び乗ってくる。薄明かりの下、ゆらゆら揺れる視界に肌色が現れたと認識するや、肩を押された。
からかってるつもりなら一二発殴ってやろうと思ったのに、啓斗があまりにも邪気のない顔をしていたから拍子抜けする。
セクハラまがいの発言をしながらこんなに穏やかな眼差しをするなんて、どういう反応をしていいか迷ってしまうではないか。
「かわいくなんか……」
照れているのもあるけれど、啓斗に対しても可愛げのない態度ばかりだ。ただの友達だった時の方がまだ優しく振舞えていたような気すらする。
開き直ることもできず、かといってどうやって甘えたらいいか糸口も見つけられない自分が不甲斐ない。
せっかく好きになってくれたのに愛想をつかされるのも時間の問題なんじゃないだろうか。
「ごめん。私、感じ悪いね」
歩み寄りの第一歩としては心もとない。けれどほんの少しでもかわいいに近づきたくて、修正をかける。
正直、かわいいと思われたいなんて自分の柄じゃなくて照れくさい。それでも啓斗の好みに合わせてみるのもいいかなと思っている自分がいた。
「ツンケンされるのも甘えられてるって気がして悪くない」
「えぇ……本気で?」
趣味悪くない? 思わず漏らしそうになったつぶやきを寸前で飲み込む。冗談ではと疑ってみるも啓斗は悪ノリしているわけではなさそうだ。
「本気本気。こう見えて俺、結構モテるんだよな。ちやほやされ慣れてんの」
「まあ、わからないでもないけど」
「大学名とか勤め先を知って目の色変えてアプローチかけてくる女子をどれだけ見てきたか。しかも腹立つのが、俺なら手が届きそうみたいな下心が透けて見えるんだよな」
「ふふ、モテる男はつらいね」
心底嫌そうに顔を歪める啓斗の顔がおかしくて笑ってしまう。
仮にも彼女に対して言うことなのかというのはさておき、啓斗の言い分は理解できる。
妙に人懐っこい所があって、懐に入り込むのが得意。
無遠慮に見えて実は人をよく見ていて、たとえば飲み会でアルハラセクハラがあった時はさっと間に入って助けてあげるとか、ちゃんと気を遣える性格だ。
それを男女問わず誰にでもするから、人気があるのも頷ける。
「ふふ、モテる男はつらいね」
苦々しげに顔を歪めるのがおかしくて吹き出すと、啓斗は面白くなさそうに唇を曲げた。
「彼女なら嫉妬する所じゃねえの?」
「あ、そっか」
普通なら彼氏にモテ自慢をされたら腹が立つのかもしれない。恋人としての自覚が足りないと言われてしまえばその通りだ。
「でも啓斗がモテるのはわかるよ。優しいし」
「優しい?」
妙に愛嬌があって、懐に入り込むのが得意。回しがうまいから啓斗がいるだけで会話のテンポが良くなる。
無遠慮に見えて実は人をよく見ていて、たとえば道に迷っている風のお年寄りや外国人に自分から声をかけたり、飲み会アルハラやセクハラがあった時はさっと間に入って助けてあげるとか、そういうことを当たり前みたいにするのだ。
老若男女問わず誰にでも親切だから人気があるのも頷ける。
「啓斗は誰にでも親切だから、中には勘違いする女の子がいてもおかしくないんじゃないかな」
「お前はそれでいいの?」
「人に好かれるのはいいことだと思うよ」
「……どうでもいい奴に好かれても全然嬉しくないけどな」
なんて傲慢。モテる人の苦労なんて私にはわからないからそう感じるけれど、啓斗がここまで言うからには過去に何か大きなトラブルがあったのかもしれない。
「これからは彼女がいるって牽制できるから楽になるね」
「それはそうだけど、なんで他人事なんだよ。お前、本当に彼女の自覚ある?」
元気づけたつもりなのに、反対に機嫌を損ねてしまったようだ。
「ある……と思いたい」
話題が話題だけに認めることもできず、苦し紛れの返答をすると、啓斗は肩をすくめた。
「もし俺のこと男だって意識してたら、こうやって平気な顔してベッドにいられないよな」
どこか諦めの感情をにじませ、拗ねたようにこぼす。
啓斗はまるで私が何も考えていないみたいに言うけれど、恋人同士がベッドに上がったら何が起こるかわからないほど鈍感でもうぶでもない。
さっきから動揺させるようなことばっかり言うのに、どこかで一線引かれていると感じてしまう。もちろん私がうまく受け答えできないせいだろうというのは理解している。
「啓斗はわかってない」
「紗矢?」
挑みかかるように見上げると、啓斗は目を瞬かせた。
乾いた唇の上下を合わせて潤いを与えてからもう一度開く。
「私、啓斗が思ってるよりちゃんと考えてるんだからね」
下りた前髪の向こうで、啓斗が目尻をぴくりと震わせた。
「じゃあ教えて」
「そういうことになってもおかしくないって、ちゃんとわかってるよ」
かなり濁したけれど、ここまで言えば伝わるはずだ。心臓がせわしない音を立てている。啖呵を切ったものの、内心はひどく落ち着かない。
部屋に沈黙が落ち、言わなければよかったと後悔し始めた頃、やっと啓斗が口を開いた。
「付き合った初日に一線越えてもいいんだ」
「荒療治というか、その方がかえって恥ずかしくないのかなって」
時間が空けばごちゃごちゃ考えてしまうから、多少勢いに任せるくらいの方がかえってうまくいくんじゃないかと思うのだ。
「でも啓斗の都合もあるだろうし、私も今下着上下揃ってるかわからないし……あっ、さすがに避妊はしてもらわないと困る!」
羞恥と動揺のあまり余計なことをしゃべり過ぎている。同時にしゃべり続けることでなんとか平静を保っているという側面もあった。
「それ、全部クリアしてるって言ったら、今日でもいい?」
やっぱり今日じゃない方がいいかもしれないと思い始めた私より先に、啓斗が告げる。
つまり、持ってきているということだ。つくづく用意周到過ぎる。
「……最初からそういうつもりだったんだ」
「そういうわけじゃないけど何があるかわからないだろ。いざという時になかったら困るし、念のため一個だけ持ってきたんだよ」
若干引きながら頬を引きつらせるも、啓斗はあっけらかんと答える。
「足りないならコンビニまで行って買ってくるけど?」
「ちょっと!」
かっと頬を火照らせながら啓斗の横腹を小突く。痛ェ、と言いながらも啓斗の顔には喜色が浮かんでいる。その嬉しそうに緩んだ表情を見ていたらやっぱりやめたなんて意地を張るのも馬鹿らしくなってしまう。
「しょうもないこと言ってないで、するの? しないの?」
胸をそらしてつんと顎を上げた私を引き寄せ、背中に啓斗が腕を回してくる。なだめるようなキスが頬に落ちて、そのままゆっくり耳元にすべっていく。
「したい。しよ?」
甘い誘いに精一杯の強がりが揺らいで、小さく頷くことしかできなかった。
背中を支えられた状態で、シーツの上に横たえられる。顔の横についた手で体重を支えながら、啓斗がゆっくりと顔を近づけてくる。瞼を伏せると同時に唇に温もりが触れた。
そろそろ慣れてもいいくらいなのに全然そんな気配はなくて、むしろ啓斗のキスがどういうものかわかっている今の方がより身構えてしまう。
舌でなぞられるくすぐったさも、舌先を噛まれる甘い痛みももう知っている。どの刺激がもたらされるのか、不安と期待が入り乱れてうなじが疼くような心地がした。
お互いの唾液がまじり合う濡れた音が鼓膜をくすぐる。
「は、ぁ、ぅんん……っ」
覆いかぶさる胸に縋りつきながら必死にキスに応えるも、舌を吸い出され、熱い口内に迎え入れられると鼻に抜けるような嬌声が漏れてしまう。
徐々に体が脱力していき、指を握ったままでいることすら難しくなっている。指先から啓斗の着ているTシャツの布地が離れるかどうかという時、口づけが止んだ。
「あー、あちぃ」
低い声が耳朶を打ったかと思えば、ばさりと音がして風が起こる。遅れて瞼を上げると上半身を露出させた啓斗がこちらを見下ろしていた。
求められているとありありと伝わってくる余裕のない眼差しに思わず息を呑んだ。
「紗矢は?」
「え……」
「脱がしてほしい? それとも自分で脱ぐ?」
どっちにしても恥ずかしいことには変わりがない。わざわざ言われなかったら流れでどうにかしたのに、こうして二択を突きつけられると考えざるを得ない。
なんて意地悪な質問なんだろうと唇を噛むような思いでどちらがマシか、検討する。
「自分、で……」
脱がせて、なんて可愛く甘えるなんて私のキャラじゃない。それなら潔く自分から脱いだ方がいい。ワンピースの裾に手を伸ばすけれど、無遠慮な目線にさらされているせいでそれ以上動けない。
「早く。脱ぐとこ見せて」
「そんなに急かされたら脱ぎにくいでしょ」
「普通見るだろ」
「いいからカーテン閉めてきて」
苦し紛れに仕事を与えると、啓斗は不満そうにしながらもベッドを下りて窓辺に向かう。とはいえ1Kの間取りではそう時間があるわけじゃない。
啓斗の後ろ姿を気にしながら素早くワンピースを脱ぎ、体の前面を覆う。
カーテンを閉めて戻って来た啓斗が待ちかねたようにベッドに飛び乗ってくる。薄明かりの下、ゆらゆら揺れる視界に肌色が現れたと認識するや、肩を押された。
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