24 / 90
16話:黒猫ゆりかとコラボ配信!? 前編
しおりを挟む
[黒猫ゆりか先輩とコラボ!?]#アザーライブ
19037人が視聴中 #ニャン生
『アザ友の皆、こんアザー♪エターナル2期生所属の清水azureです!皆、私の配信に来てくれてありがとう!今日もよろしくね!』
〈こんアザー〉
〈こんアザ~!〉
〈こんアザー♪〉
〈こんアザ!〉
『それでですね…今日はタイトルにもある通り…私の推しの先輩が来ています…』
『アザ友、猫獣人の諸君…エターナル一期生所属の黒猫ゆりかだぞ~!にゃはははっ!』
〈黒猫ゆりかとコラボはやばいw〉
〈同期でまだアガットちゃんとしかコラボしてないのに二人目のコラボ相手は一期生w〉
〈というかよくコラボしたな〉
〈アザーちゃん耐えてくれ…〉
『アザーちゃんの前の配信観たら分かると思うけど、私がコラボしようってコメントで誘ったんだよね。それで連絡してOK貰えたんだよ。先輩&推しの圧力だよ!』
〈この先輩だめだ…〉
〈圧力は草〉
〈推しとコラボするやつの気持ちがお前には分かるのか?〉
『アザーちゃん緊張してる?』
『は、はい…』
『なら、緊張ほぐすためにゲームをやりましょー!今日やるゲームはこの、遊びが50個出来るやつだよ!』
〈お~!〉
〈それ結構面白いもんな〉
〈アザーちゃん頑張って〉
〈黒猫なんかに負けるな!〉
『ちょっとちょっと、黒猫なんかにってひどくない?私悲しくて泣いちゃうよ??』
〈絶対泣かないくせにw〉
〈嘘言わないでください〉
〈アザーちゃんこいつをボコボコにしてやれ〉
〈扱いひどすぎて草〉
『お、推しで先輩だからって…負けませんよ…!』
『お~お~言うねぇ!いいよ、じゃあゲームの総合点で負けた方が罰ゲームをやろうか。罰ゲームは相手の言うことを何でも一回だけやる!』
『な、何でも…変なことはしないですよね…』
『う~ん、それはアザーちゃんの態度次第かなぁ…それにアザーちゃんが総合点で勝てばいい話だよ』
『そうですね…ならやります!』
『そうこなくちゃねぇ!ならまずはこの戦車のやつをやろうか。』
『はい!』
ゲームがスタートした。
このゲームは障害物があるステージ内で戦車で1VS1をして、大砲でより多く相手を倒せたほうが勝ちだ。
黒猫は障害物の後ろに隠れながらアザーを挑発するように、車体を左右に振った。
『アザーちゃん、カモンカモン~!』
〈うざすぎるだろw〉
〈なんて煽りだ…〉
〈こいつ隠れてるくせにw〉
アザーはそのまま直進して黒猫に近付く。
黒猫はアザーが近付いて来たのを見て、車体を障害物から少しだけ出して、アザーが居ない斜めの方に弾を撃った。
その弾は壁にあたり跳ね返ってアザーに向かって一直線に進んできた。
このゲームは撃った弾は跳ね返るのだ。
〈やばい…アザーちゃんあたる!〉
ドゴォォォァァァァァンッッッッッッ……!!!
ゲームで爆発音が響く。
アザーの戦車は無傷だった。
跳ね返った弾を撃ち落としたのだ。
『先輩…あまり舐めないでくださいよ…!私はゲームは苦手ですけど、このゲームは出来る方なんですよ…』
『アザーちゃん…今ので倒せると思ったけど…やるね…』
その後は互いに撃って撃ち落としてを繰り返す。
あまりの接戦に視聴者も全員が静かに戦いを見守っている。
撃ち合いながらも、アザーは黒猫に少しづつ近付く。
そして…
『黒猫さん、私の勝ちです…!』
アザーは迫撃砲の射程圏内に入った瞬間に黒猫の砲に砲身を向けるのではなく、上に向かって弾を撃った。
ゆるゆると孤を描いて弾が黒猫に向かって進む。
『アザーちゃん、甘いね………!!』
黒猫は上から迫ってきた弾を黒猫も上に弾を撃ち、簡単に撃ち落とした。
そして、アザーが驚いているすきを狙って、弾を撃った。その弾は跳ね返ることなく、一直線にアザーに向かって進む。
アザーは弾がこっちに向かっているのに気付いた時には遅かった。
アザーは弾を撃ち落とせず、黒猫の弾が車体にあたり、アザーは倒された。
そこでゲームが終了し、勝者は黒猫になった。
『はっはぁ!!これが私の実力だぁぁぁ!!どうだ思い知ったかぁ!!』
『うぅ…』
〈めちゃくちゃ白熱してたな〉
〈接戦すぎて静かに見守ってたわ…〉
〈黒猫は相変わらずうざくて草〉
〈アザーちゃん今のは惜しかったな〉
〈次の勝負は勝てる!〉
『まぁまぁ、次はアザーちゃんが選んでいいよ』
『なら…オセロで』
〈オセロか〉
〈オセロならゲーム苦手なアザーちゃんでも戦えるね〉
〈アザーちゃんファイト!!〉
〈アザーちゃん頑張れ~!〉
『誰も私のこと応援しないじゃん!!かなしいよぉ~…』
〈へ?〉
〈逆に応援されると思ってるのかw〉
〈俺らをいつもの配信で散々煽っといて、どの口が言うとんじゃ!〉
『もういいもん!私は味方が居なくても戦うから!』
〈もん!じゃねぇよ〉
〈可愛い子ぶるな〉
そしてオセロをスタートした。
アザーは黒で黒猫は白だ。
『黒猫さん…ここに置いちゃいますよ!』
アザーは一気に5個の色を黒にした。
黒猫の白色の数はアザーの黒色の半分以下の数しかない。
序盤はアザーが圧倒的に勝っていた。
だが…
『ほれっ!端取ったよ!』
『なっ…!まぁ端一つくらいなら…』
『こっちも!あっ…こっちも!!』
黒猫は端を3つも取った。
それに序盤は黒猫はアザーの黒色の半分以下だったが、今は同じ位の数になっている。
『アザーちゃん…序盤は色取り過ぎちゃだめなんだよ♪』
そして黒猫が最後に空いている場所に白色の駒を置き、ゲームが終了した。
結果は黒猫の勝ちだった。
『あはははっっ!!私は最強だァァァ!!!』
『うううぅ………』
〈性格悪ぅ〉
〈これが黒猫という女だ…〉
〈なんてやつだ…〉
〈アザーちゃん次もある!!〉
『もう総合点2点差だぞぉ!アザーちゃん大丈夫かぁ?』
『ま、まだまだ勝負はこれからです!負けません!』
19037人が視聴中 #ニャン生
『アザ友の皆、こんアザー♪エターナル2期生所属の清水azureです!皆、私の配信に来てくれてありがとう!今日もよろしくね!』
〈こんアザー〉
〈こんアザ~!〉
〈こんアザー♪〉
〈こんアザ!〉
『それでですね…今日はタイトルにもある通り…私の推しの先輩が来ています…』
『アザ友、猫獣人の諸君…エターナル一期生所属の黒猫ゆりかだぞ~!にゃはははっ!』
〈黒猫ゆりかとコラボはやばいw〉
〈同期でまだアガットちゃんとしかコラボしてないのに二人目のコラボ相手は一期生w〉
〈というかよくコラボしたな〉
〈アザーちゃん耐えてくれ…〉
『アザーちゃんの前の配信観たら分かると思うけど、私がコラボしようってコメントで誘ったんだよね。それで連絡してOK貰えたんだよ。先輩&推しの圧力だよ!』
〈この先輩だめだ…〉
〈圧力は草〉
〈推しとコラボするやつの気持ちがお前には分かるのか?〉
『アザーちゃん緊張してる?』
『は、はい…』
『なら、緊張ほぐすためにゲームをやりましょー!今日やるゲームはこの、遊びが50個出来るやつだよ!』
〈お~!〉
〈それ結構面白いもんな〉
〈アザーちゃん頑張って〉
〈黒猫なんかに負けるな!〉
『ちょっとちょっと、黒猫なんかにってひどくない?私悲しくて泣いちゃうよ??』
〈絶対泣かないくせにw〉
〈嘘言わないでください〉
〈アザーちゃんこいつをボコボコにしてやれ〉
〈扱いひどすぎて草〉
『お、推しで先輩だからって…負けませんよ…!』
『お~お~言うねぇ!いいよ、じゃあゲームの総合点で負けた方が罰ゲームをやろうか。罰ゲームは相手の言うことを何でも一回だけやる!』
『な、何でも…変なことはしないですよね…』
『う~ん、それはアザーちゃんの態度次第かなぁ…それにアザーちゃんが総合点で勝てばいい話だよ』
『そうですね…ならやります!』
『そうこなくちゃねぇ!ならまずはこの戦車のやつをやろうか。』
『はい!』
ゲームがスタートした。
このゲームは障害物があるステージ内で戦車で1VS1をして、大砲でより多く相手を倒せたほうが勝ちだ。
黒猫は障害物の後ろに隠れながらアザーを挑発するように、車体を左右に振った。
『アザーちゃん、カモンカモン~!』
〈うざすぎるだろw〉
〈なんて煽りだ…〉
〈こいつ隠れてるくせにw〉
アザーはそのまま直進して黒猫に近付く。
黒猫はアザーが近付いて来たのを見て、車体を障害物から少しだけ出して、アザーが居ない斜めの方に弾を撃った。
その弾は壁にあたり跳ね返ってアザーに向かって一直線に進んできた。
このゲームは撃った弾は跳ね返るのだ。
〈やばい…アザーちゃんあたる!〉
ドゴォォォァァァァァンッッッッッッ……!!!
ゲームで爆発音が響く。
アザーの戦車は無傷だった。
跳ね返った弾を撃ち落としたのだ。
『先輩…あまり舐めないでくださいよ…!私はゲームは苦手ですけど、このゲームは出来る方なんですよ…』
『アザーちゃん…今ので倒せると思ったけど…やるね…』
その後は互いに撃って撃ち落としてを繰り返す。
あまりの接戦に視聴者も全員が静かに戦いを見守っている。
撃ち合いながらも、アザーは黒猫に少しづつ近付く。
そして…
『黒猫さん、私の勝ちです…!』
アザーは迫撃砲の射程圏内に入った瞬間に黒猫の砲に砲身を向けるのではなく、上に向かって弾を撃った。
ゆるゆると孤を描いて弾が黒猫に向かって進む。
『アザーちゃん、甘いね………!!』
黒猫は上から迫ってきた弾を黒猫も上に弾を撃ち、簡単に撃ち落とした。
そして、アザーが驚いているすきを狙って、弾を撃った。その弾は跳ね返ることなく、一直線にアザーに向かって進む。
アザーは弾がこっちに向かっているのに気付いた時には遅かった。
アザーは弾を撃ち落とせず、黒猫の弾が車体にあたり、アザーは倒された。
そこでゲームが終了し、勝者は黒猫になった。
『はっはぁ!!これが私の実力だぁぁぁ!!どうだ思い知ったかぁ!!』
『うぅ…』
〈めちゃくちゃ白熱してたな〉
〈接戦すぎて静かに見守ってたわ…〉
〈黒猫は相変わらずうざくて草〉
〈アザーちゃん今のは惜しかったな〉
〈次の勝負は勝てる!〉
『まぁまぁ、次はアザーちゃんが選んでいいよ』
『なら…オセロで』
〈オセロか〉
〈オセロならゲーム苦手なアザーちゃんでも戦えるね〉
〈アザーちゃんファイト!!〉
〈アザーちゃん頑張れ~!〉
『誰も私のこと応援しないじゃん!!かなしいよぉ~…』
〈へ?〉
〈逆に応援されると思ってるのかw〉
〈俺らをいつもの配信で散々煽っといて、どの口が言うとんじゃ!〉
『もういいもん!私は味方が居なくても戦うから!』
〈もん!じゃねぇよ〉
〈可愛い子ぶるな〉
そしてオセロをスタートした。
アザーは黒で黒猫は白だ。
『黒猫さん…ここに置いちゃいますよ!』
アザーは一気に5個の色を黒にした。
黒猫の白色の数はアザーの黒色の半分以下の数しかない。
序盤はアザーが圧倒的に勝っていた。
だが…
『ほれっ!端取ったよ!』
『なっ…!まぁ端一つくらいなら…』
『こっちも!あっ…こっちも!!』
黒猫は端を3つも取った。
それに序盤は黒猫はアザーの黒色の半分以下だったが、今は同じ位の数になっている。
『アザーちゃん…序盤は色取り過ぎちゃだめなんだよ♪』
そして黒猫が最後に空いている場所に白色の駒を置き、ゲームが終了した。
結果は黒猫の勝ちだった。
『あはははっっ!!私は最強だァァァ!!!』
『うううぅ………』
〈性格悪ぅ〉
〈これが黒猫という女だ…〉
〈なんてやつだ…〉
〈アザーちゃん次もある!!〉
『もう総合点2点差だぞぉ!アザーちゃん大丈夫かぁ?』
『ま、まだまだ勝負はこれからです!負けません!』
10
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説
変態高校生♂〜俺、親友やめます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
学校中の男子たちから、俺、狙われちゃいます!?
※この小説は『変態村♂〜俺、やられます!〜』の続編です。
いろいろあって、何とか村から脱出できた翔馬。
しかしまだ問題が残っていた。
その問題を解決しようとした結果、学校中の男子たちに身体を狙われてしまう事に。
果たして翔馬は、無事、平穏を取り戻せるのか?
また、恋の行方は如何に。
なんか金髪超絶美形の御曹司を抱くことになったんだが
なずとず
BL
タイトル通りの軽いノリの話です
酔った勢いで知らないハーフと将来を約束してしまった勇気君視点のお話になります
攻
井之上 勇気
まだまだ若手のサラリーマン
元ヤンの過去を隠しているが、酒が入ると本性が出てしまうらしい
でも翌朝には完全に記憶がない
受
牧野・ハロルド・エリス
天才・イケメン・天然ボケなカタコトハーフの御曹司
金髪ロング、勇気より背が高い
勇気にベタ惚れの仔犬ちゃん
ユウキにオヨメサンにしてもらいたい
同作者作品の「一夜の関係」の登場人物も絡んできます
クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル
諏訪錦
青春
アルファポリスから書籍版が発売中です。皆様よろしくお願いいたします!
6月中旬予定で、『クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル』のタイトルで文庫化いたします。よろしくお願いいたします!
間久辺比佐志(まくべひさし)。自他共に認めるオタク。ひょんなことから不良たちに目をつけられた主人公は、オタクが高じて身に付いた絵のスキルを用いて、グラフィティライターとして不良界に関わりを持つようになる。
グラフィティとは、街中にスプレーインクなどで描かれた落書きのことを指し、不良文化の一つとしての認識が強いグラフィティに最初は戸惑いながらも、主人公はその魅力にとりつかれていく。
グラフィティを通じてアンダーグラウンドな世界に身を投じることになる主人公は、やがて夜の街の代名詞とまで言われる存在になっていく。主人公の身に、果たしてこの先なにが待ち構えているのだろうか。
書籍化に伴い設定をいくつか変更しております。
一例 チーム『スペクター』
↓
チーム『マサムネ』
※イラスト頂きました。夕凪様より。
http://15452.mitemin.net/i192768/
モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)
夏目碧央
BL
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?
聖也と千尋の深い事情
フロイライン
BL
中学二年の奥田聖也と一条千尋はクラス替えで同じ組になる。
取り柄もなく凡庸な聖也と、イケメンで勉強もスポーツも出来て女子にモテモテの千尋という、まさに対照的な二人だったが、何故か気が合い、あっという間に仲良しになるが…
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる