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陛下!それは浮気ではないでしょうか!

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 今、猛烈に心臓が高鳴っている。

 だ、ダメでしょ、これ……

 やってること、ヤバい…………

 今、私は皇族陛下とキスをしている。それに、私は正妃でも無ければ側妃でも無い。

 すなわち、これは犯罪……

 「君が好きだ。こうやって、君と触れあえる時間があるのは嬉しい。ずっと、いつかこうしたいと思っていた。」

 ちなみに、私は宮で調理師を担当している。だから、全くの赤の他人ではないが、離れた関係である。

 「へ、陛下!これは……浮気ですよ!?大丈夫何ですか!?」

 すると、彼は微笑んだ。

 「君のためなら、いくらでも悪者になれる……」

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