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限界は近づき…… ラルーラ視点

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次の日の朝……

ダメじゃ……ルーカスのあの匂いが頭から離れぬ……彼のアレを想像するだけで気をしそうじゃった……ヒクヒクと妾の女の部分が反応している……これは呪いのせいなのか……それとも妾は元からこんな女じゃったのか……

「ラルーラ、気分は大丈夫かい……フラフラだよ……ほら、僕につかまって……」

そう優しく声をかけながら、ルーカスは妾の肩を抱いてくれた……ダメじゃ……これだけのことでドキドキと心の臓が激しく高鳴ってしまう……

「へっ! お熱いことだな、聖女も女ってことだな……しかしよ、どうせ男を求めるなら、そんなソチンじゃなくて、俺のにしたらいいのによう」

ガーヴィがそう悪態をつくが妾は無視した……

その日も日が暮れるまで移動して、町で休むことになった……妾はルーカスと同じ部屋になるように頼んだ……

「なんだよ、俺だけ除け者かよ」
「臨時の守り人にルーカスを任命するのじゃ……お主のようなヤカラから守ってもらう為じゃ……」
「ふんっ……そいつで守れるのかよ……いいわ、試してやるよ、守り切れるかどうかをよ……」
「何を考えてるのじゃ、ガーヴィ……」

「まあ、楽しみにしてろよ」

ガーヴィめ……何を企んでいるのじゃ……

ルーカスと同じ部屋になって、妾は心を踊らせていた……ベルドにもこんな感情を持ったことがない……やはりこれも呪いの影響なのか……

「ルーカス……すまぬ、そばにきてくれるのか」
「どうした、ラルーラ、辛いのかい?」
「そ……そうじゃ……ちょっと苦しくなってな……」

……嘘をついてしまった……まだ発作は起きていない……妾はただ単にルーカスに触れたかった……

ルーカスはなんの疑いも持たず、妾のそばにきてくれた……
「どうすればいい、なんでも言ってくれ」
「か……肩を抱いてくれるか……」

すまぬエルレーン……妾は……

ルーカスは優しく妾の肩を抱いてくれた……信じられぬくらいに気持ちの高まりがある……接吻したい……ルーカスと口を吸い合いたい……

妾は我慢できずにその気持ちをルーカスに伝えた……
「き……キス……してくれぬか……」
「うん……わかった……」

ルーカスは疑いもなく妾の口に自分の口を重ねた……その瞬間、体に衝撃が走る……そしてピクピクと体が小刻みに痙攣する……信じられぬ……接吻で……妾は接吻で気をしたのか……ジンジンとアソコに残る疼きと、体全体にフワフワとした余韻が絶頂した証拠であった……
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